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指南
『華厳経』のなかで、悟りを求める善財童子は文殊菩薩に出会い、仏の道とは何かを問います。

すると、文殊菩薩は南を指差し、

この先に良い先生がいるから訪ねるようにすすめます。

南は正・明・中を表す。

これが指南。 


指差す先が見えるかと聞かれれば、

指が見える、と答え、

そうではない、と言われれば、

爪が見える、と答え、

そうではないと再び言われれば、

垢が溜まっている、と答える。

これは落語。




ある先輩と食事をしている時、

その人は箸を持ったまま、その箸先を僕に向けて指し、

ああだこうだと話し始める。

あぁ、これはだめだ、と思った。 



僕は少しだけ身体をずらし、箸先も爪の垢も見ないように、その指先から逃れた。






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[ 2016/09/17 11:36 | Comments(0) | 精進料理 ]

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