忍者ブログ


実践面を中心に、密教の紹介
お釈迦さまがいらっしゃる時、

分からないことは、聞けば教えてくれました。

しかし、入滅後は聞く人がいないので、

弟子たちがお釈迦さまの教えをまとめ、

実践し、さらに研究して経典を作ります。

その教えの解釈によって、いくつかの流派に分かれます。

それが部派仏教(小乗仏教)の時代。

その後、大乗、密教(金剛乗)と仏教の流れが続きます。

今の日本密教(真言宗)が拠りどころとしている、

『大日経』と『金剛頂経』が成立したのは7世紀。

真言宗では、

密教以外の教えを顕教(けんぎょう)と云います。

密と顕は、教えそのものに違いがあるのではなく、

それを受け取る人の違いです。

密教には、その修学スタイルによって、

金剛乗(vajrayāna:ヴァジュラヤーナ)と真言乗(mantrayāna:マントラヤーナ)

があります。

密教は秘密仏教のことで、

秘密はサンスクリット語グフヤ(gufya)の略。

何が秘密かといえば、

初心者や未熟な人には秘密にする、

泳げない人に、海でクロールを教えたら危険です。

だから、

泳げるようになってから教える、それまでは秘密にする。

もうひとつ、

悟りの真実は常に開放されているのだけれど、

それを受け入れる資質が無い、

電波は流れているのだけれど、

受信機の機能が調っていない、周波数を合わせることができない、

だから受け取れない、秘密になっている、

ということです。


密教の特徴は、

・成仏を主目的にする

・大乗思想(特に華厳経)を積極的に取り入れている

・修法体系が充実している

・曼荼羅を説く

などです。

成仏のための修法体系は、

1、礼拝、本尊の供養、念誦などの外面的な作法を、

  身心にしみこむまで実践する。

2、外面的な作法と、

  精神集中、瞑想法などの内面的な行法を連携させる。

3、仏と自分の相応、凡聖不二の瑜伽(心のトレーニング)

となっています。

成仏への具体的な実践体系を構築して、

それがどのようなものであるかを、

曼荼羅であらわしているのが密教です。


修行を支える基本になる思想が、

心性清浄(すべては本来清浄である)と、

如来蔵(全てに如来:真如が蔵されている)

だから、

トレーニング(修行)すれば到達(成仏)することができます。



2020年 年間祈祷のご案内







PR


[ 2019/12/04 06:29 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

コメントを投稿する






<< 顕教と密教  |  ホーム  |  売れ筋探索 >>