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水喩五智
若者はスマホを持ち、
 
足腰が弱いと杖を持ち、
 
おばちゃんはアメを持ち、
 
お医者さんは聴診器を持ち、

おまわりさんは警棒を持っています。

同じように、

仏教徒は数珠を持ち、
 
密教徒は金剛杵(五鈷杵)を持っています。

自他を加持するために。



結縁灌頂に入壇すれば、

だれでも金剛杵を持つことが出来る、

とされていますが、

いまやネットでだれでも買えます。


五鈷杵は五智の幖幟、悟りのシンボル。

五智は仏の五つの智慧で、

『秘蔵記』に水喩五智として書かれています。

「水の性が澄みおだやかで、

 一切の色や姿がその上にあらわれているのを大円鏡智(鏡のような智)にたとえ、

 あらゆるものの影がその水にうつっても、

 高下無く水面が等しい高さであるのを平等性智(へだてが無い智)にたとえ、

 その水の中に、

 一切の色とか姿の区別がはっきりあらわれるのを妙観察智(見きわめの智)にたとえ、

 その水が、いたるところに遍満することを法界体性智(宇宙のありのままの智)にたとえ、

 あらゆる生き物が、水によって育まれ成長する事を成所作智(思いやりと優しさの智)

 に喩える」


五智に気がつかないことは、

宮殿に住みながら貧しいと思っているようなことです。

仏の智慧はあらゆるものの主体であり、元から具わっているものです。

つまり

五智=本来の清浄な心=大日如来=悟り=宇宙法界


心と生活のトレーニングによって、

五感や意識や自我が転換して、

自心中にある五智に気がつきます。





※お知らせ


10月18日(金)10時から

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[ 2019/09/05 10:08 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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