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求聞持日誌 1

【求聞持日誌】
2000年5月25日
午前中坦を調え、瓶花大事。栢はT家のもの。
小豆を煮て、玄米タイマーセット。 Tさんより、そば粉たくさんいただく。
 
5月26日
1時起床。   外道場作法でとまどう。アカ(水を汲む作法)の工夫要。
開白後夜二時二十分~九時二十分  お供えは突仏供 みかん、小豆
初夜十一時四十五分~十七時五分  暑い、眠い、足痛い。 換気の工夫要。
十時中食 そば粉(番茶でとく)、残りの味噌汁、玄米ケーキ1つ。
    
念誦にまだ集中できない。次第の観想だけではむづかしいので、覚鑁さんの訳を書いて、坦に添えたり、金文字で夏言を書いて並べた。
家でこんな行をして行になるのだろうかという魔障も沸く。ありがたいがみんなに申し訳ない。
笑った顔、泣いた顔、たくさん思い出す。


 
5月27日
1時起床。便、小水とても濃い。少飲で陽性反応出る。夕、少し偏頭痛。 陽性(肝)の排毒。酢水を飲む。
 
アカ作法(ヤカンを使う)
二時から正午十二時三十分までニ坐続けて修法。足痛い。
少し眠い時もあるが、呼吸法(吐く息に真言をのせる)の工夫と、御本尊に笑顔を向けるとスムーズになる。恋人に会うように、憧れるように拝む。
 
油にカヤ油を少し混ぜたら黒煙が無くなり、きれいで香りよく燃える。
長女が丁字を噛むので、自分も含香を脇机に置く。 虫歯は、ナスの黒焼きと丁字、そしゃくと玄米で治る。とりあえず玉ねぎを噛んでもよい。
午後、草取り、料理。
中食はそば粉2/3C番茶でとく。タクアン、ひじき煮つけ。このそば粉は上品。

そば粉を行者が使うのは、熱を加えなくても水溶きで消化できるから。とても陽性である。ただし粘りのない陽性、Naが多いので熱がいらない。

でも酸化しやすいので注意。行者で頭痛がしたり、背が張るのは酸化。果汁か野菜スープ、シイタケスープ、大根湯で治る。
 
修行を左右するのは心だが、一番基本は血になって大脳へ行く食べ物だ。
修行の成就は食にかかわる。

きのこは山中での見つけ方(毒の有無)もあるが、極めて陰性なで心身が阤緩するためによくないとされたのだろう。海藻は入手しにくいからか。

そばのNa、木の実(タネ)でカロリーは補える。
作り方、食べ方で命を知る修行が良い。
私の行は生活と一緒になった行。これも良い。
陽性なそば粉を陰性な水で溶くという食べ方をしている。

 
5月28日
坐布を高く、いつもの行法の気分で修したら、うまく行った。求聞持という気負いを無くした。
 
日中、()をのせる台を作る。鳥のエサ台になる()
今日から仏間で寝る。これは気分が良い。目が覚めればお浄土の中
 
静かに楽しく暮らしたいものである。
 
修行は毎日の暮らしのこと。別行はこっそりと迷惑にならないようにするべきだ。
もし今、どこかの道場に行けば妻は大変だし子どもも色々ある。

行をするのだから、拝むのだから、お堂を作るのは当たり前。みんながお金のことで心配    している間、心を静め、いのちの平安の為にまじめに拝んでいるんだから、協力して当然。妻子も僕が拝むのに協力して当たり前、と思っていた。これは大変な間違い。僕の問題だ。ひっそり、こっそり拝んでいればいい。料理も庭仕事も、掃除も遊びも修行なのだから、精進と供養の心さえあればいいだけ。
 
食は供養である。材料のいのちに、天地に、食べる家族やお客に供養する。行法と同じ。どうしたら心の供養になるのかを楽しむ。
 
生活の中に行があり、祈りがある。
普通の暮らし、普通の祈りは食から始まる。
 
普段から生臭を避け、行法に慣れ親しんでいなければ、祈りもいのちも分かりにくい。
自然の法則のくらしなら大事に至らない。まじめに祈っていれば大事には至らない。
別行は伝統と格式で、これをゆるがす事がある。
求聞持を始めたら、悩んでしまった。何という事だ。
 
普段肉魚砂糖で穀物のない、身土不二でない人がちょっとした期間、精進や断食をしても、一つの経験をしたというだけで悟りの道は難しいと思う。そういう心、そういう血、大脳、波長になっていないから。その上、また前の生活に戻ったら、ちょっと旅をしてきただけの事。
普段、金や地位や名誉の事で生きている人が、一寸それを止めても同じこと。ずっと止めなきゃ。
 
修行は楽しい。修行で生きることはありがたい。でも何にもならないのに何でやっているんだ。
 
5月30日 
二十三時半(29日)起床。用便、泍浴、アカ、外道場
零時二十分~四時五十分 一万二千遍
 朝食
八時二十分~十一時五十分  八千遍
 朝勤
草取りなどする、とても調子良い。 木坦が乾きすぎてヒビ入る。
 
もし普段肉食の陽性な行者がそば粉のみで行をすると、いかに水溶きという陰性な食べ方をしても、陽性の排毒がうまくいかなくなり、肩、背、スジなどが痛む。陽性になりすぎ、口もうまく回らないと考えられる。
もし、食事に副食が多すぎ、砂糖・添加物を使っていたら陰性になりすぎ、冷え、ふるえ、指先の麻痺などもおこり、頭の血も薄くなりすぎるので、うまく瞑想できない、と考えられる。(この場合、錯覚や妄想はたくさんおこる)
 
Nさん来。
 
5月31日 零時五十分~五時十分一座。八時五十分~十二時二座目。
滅罪の行法だから、懺悔しながら拝む。懺悔すると相手がいとおしくなり慈悲が生まれる。
口が回りづらくなり(唾液が濃い)背が張る、肝臓の排毒なので終わってからみかんジュースと夏みかんを食す。
毎日夏のような日々。布団も干せる。暑い。午後から涼しくなる。
I住職に電話。
 
朝に食べ、昼は食べても軽く。そばは陽性なので今はあまり食べない。
排便は二度ある。良好。陽性の便。

夕方から雨。
資料を見る。田中先生の論文が一番参考になり、心安い。
 
普段の生活での、酒で陽性を消していることをしなくなったので、小水も濃い。
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[ 2009/12/09 15:28 | 行法日誌・食と心 ]



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