肉食をしていると呼吸が浅く速くなる傾向があります。動物性食品に多いたんぱく質や脂肪は分子の中の酸素が少ないため、消化吸収のためにより多くの酸素を必要とします。
したがって、深いゆっくりとした呼吸で太陽神経叢に意識を集中する瞑想行にとって、肉食は不向きです。
深い呼吸によって内臓、特に肝臓がマッサージされるので、体内の解毒作用が高まり、汚れた血が脳へ流れないために判断力や記憶力もた高まります。肝臓と関係ある怒りからも離れられます。怒りは修行に障る根本的な煩悩の一つです。
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[ 2009/12/09 15:12 | 仏教医学研究 ]