行者が滝行をしたり水を浴びるのは、清めの力があるからだけではなく、健康にも役立つからです。
水を浴びると毛細血管が縮み、血が流れなくなります。
そこで、動脈流から静脈流にバイパスが出来て、そこから血を流すようになります。冷水を浴びることにより、そのバイパスが鍛えられて、血行が良くなり、詰まることが減ります。
最も大切なのは、冷水を浴びると身体がアルカリに傾くことです。酸性体質が一気に変化します。
それにより煩悩が無くなります。もっともっと、という煩悩、怒り、疑い、ねたみという煩悩、食欲と性欲、これらは水を浴びることにより流れ去ります。
呼吸を止めることでも同じ効果があります。
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[ 2010/01/08 09:13 | 仏教医学研究 ]