仏さまに供えるご飯のことで、「ぶっく」と読みます。
真言密教では、
正式には炊いた白米。
略式には洗って乾かしたお米。
そして、
丁寧の時には、炊いたご飯を筒状にした突き仏供か、宝珠型にした握り仏供を供えます。
俵おむすびの変形みたいな形。
さらに、
特別な儀式では、そのご飯を白仏供、小豆汁で染めた赤、くちなしで染めた黄、青葉汁で染めた青、黒胡麻で染めた黒の五色にして、仏の五つの智慧を現します。
ご飯を筒状にするのは神様に供える神饌の高盛飯に似せたのか、
仏が坐る蓮華の茎に見立てたのか。
ご飯を供えても、ご先祖様はそれを食べませんが、霊魂や見えないものは香りを食べるので、ご飯のにおいを召し上がるのでしょう。インドの言葉でガンダルバ(食香)と言います。
ご飯は禅定波羅蜜(ぜんじょうはらみつ)の象徴です。
象徴とは目に消えないものをカタチで現す方法ですが、
禅定とは静かな心。
ご飯を食べて、ほっとして安心する心。
その心が供養になり、
その心に住するように努力するのが修行です。
温かいおいしいご飯を食べる度に、
ああ、幸せだなあ、と思ってその気持ちを忘れないでいれば、
あの人にもこの気持ちを持って欲しいと願えば、
それがひとつの悟りです。
真言密教では、
正式には炊いた白米。
略式には洗って乾かしたお米。
そして、
丁寧の時には、炊いたご飯を筒状にした突き仏供か、宝珠型にした握り仏供を供えます。
俵おむすびの変形みたいな形。
さらに、
特別な儀式では、そのご飯を白仏供、小豆汁で染めた赤、くちなしで染めた黄、青葉汁で染めた青、黒胡麻で染めた黒の五色にして、仏の五つの智慧を現します。
ご飯を筒状にするのは神様に供える神饌の高盛飯に似せたのか、
仏が坐る蓮華の茎に見立てたのか。
ご飯を供えても、ご先祖様はそれを食べませんが、霊魂や見えないものは香りを食べるので、ご飯のにおいを召し上がるのでしょう。インドの言葉でガンダルバ(食香)と言います。
ご飯は禅定波羅蜜(ぜんじょうはらみつ)の象徴です。
象徴とは目に消えないものをカタチで現す方法ですが、
禅定とは静かな心。
ご飯を食べて、ほっとして安心する心。
その心が供養になり、
その心に住するように努力するのが修行です。
温かいおいしいご飯を食べる度に、
ああ、幸せだなあ、と思ってその気持ちを忘れないでいれば、
あの人にもこの気持ちを持って欲しいと願えば、
それがひとつの悟りです。
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