修行道場時代の阿闍梨様・故 中川善教前官御房は
邪信は無信に勝る
とおっしゃっていましたが、選挙のたびに、それに似た思いを感じます。
それにしても、毎回適当な候補者が見つからないのは、どなたさまも同じでしょうか。
ちなみに僕が立法府にいらっしゃる議員さんに何とかしてほしいと考えているのは、
・学校保健法
・学校給食法
・食品衛生法
それはさておき、
日々の安心は穏やかな毎日につながります。
「安心」は仏教語で、元は「あんじん」と読みます。
心がやすらかであること、
疑いなき不動の信心
ということ。
仏教の真理を象徴とした大日如来は僕らを仏にしてくださるんだ
と、無条件に信じる心
まったく疑わない心
これが安心の世界です。
恋人でも恩師でも、誰かを無条件に、一点の疑いも無く、透き通るように信じることができれば、無上の安心が得られます。
安心があれば、煩悩にまみれたままでも、迷わなくなる
というのが密教の立場です。
でも、
信仰で安心を得るにはちょっと時間がかかります。人の心には執着が住みついているので、なかなか安心できない。
日々の安心にはいくつか種類があります。
経済的な安心
健康などの肉体的安心
人とのつながりなどの精神的安心
これらの安心は、あったほうが生きやすい。
肉体的に健康だから、精神的な安心や経済的安心は不要、という人は少ないでしょう。
何かにつけ執着が安心を邪魔しますから。
多くの人は普段、自分の肉体や精神を理解していません。
理解しないものには不安がつきまといます。
お大師さんの『菩提心論』には、
妄心、もし起らば、知りて随うこと勿れ
妄、もし息む時は、心源空寂なり
という言葉があります。
(いろいろな縁に触れて、乱れた心になる時は、
その乱れた心が、いかにして起きたのかを観想し、
その原因の出所を探して、
それは、かりそめの性無きものであると観て、
その乱れた心に追随しないようにする
そして、妄心が無くなる時、心の源はおのずから安らかになる)
ということ。
これは密教の瞑想修行についての心構えですが、普段の生活でも妄心に随うことがある。
妄心とは原因と縁(条件)を「考えない」ことです。
対して安心は、自他を考えることで生まれます。
ある男の子はアトピーの症状が続いているのだけれど、夏になってきゅうりが出始め、それを食べている時期は改善する。
でも、キュウリの季節が過ぎると、また玄米ごま塩キンピラの生活になって、アトピーがひどくなる。
それを繰り返す。
皮膚の赤い症状(陽性)には緑(陰性)のきゅうり
カサカサした皮膚(陽性)には水分の多い(陰性)きゅうり
玄米、ごましお、きんぴらは、夏野菜に比べるとずいぶんと陽性。
キュウリの時期が過ぎても、トマト、ナス、ジャガイモ、キノコなど、同じように陰性なものはたくさんあるのに、どうしても玄米を食べさせてしまう。
アトピーの原因と縁はどこにあるのだろうか。
それを探すことと安心はつながっているはず。
さて、
当地での生活も残り少なくなりました。
何か安心のきっかけになるやもしれませんので、どうぞお越しください。
当庵には、
イトオテルミー温熱刺激療法の施術
精進料理の昼食
手相人相を観る・望診法の勉強会
加持祈祷
坐禅・密教瞑想法 体験実習
のメニューがあります。
8月お盆過ぎのご予定で、日時等ご相談ご連絡ください。
メール:gbqmk185@ybb.ne.jp
H.P: http://shintenan.hanagasumi.net/
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穀菜食の舎会員専用ページ、更新しました。
・『手足口病を陰陽で考える』
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・『熱中症を陰陽で考える』
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☆【魔法のスープのテクニック】
一般的に陽性なものは身体から排泄されづらいので、それが酸性で繊維が少ない場合は、陽性毒として身体にたまります。
病気やけがのすべては陽性の排毒症状です。
ですから、季節の野菜、海藻、キノコ類などの陰性でアルカリのものを多く摂れば、身体のバランスを正常に保て、心身を改善することが出来ます。
また、塩気はミネラルバランスを取るためも必要なので、味噌、醤油などで摂る必要があります。つまり、
肉魚卵などの陽性な塩気が不調の原因になるので排泄を促し、
味噌醤油などのアルカリの塩気は適度に摂る
ということで健康が保てます。
暑い陽性な夏には陰性なものを摂りますが、それが過ぎると陰性過多になり、涼しく(陰性に)なった秋に毛髪が抜けたり、だるくなったりという陰性症状が現れます。
そんな時は陽性な水分がある料理にしましょう。時間と熱と塩気という陽性が入ったスープが良いです。
※※※ 秋のスープ 5人分量 ※※※
ささがきゴボウ 1/2本、
油揚げ 1枚 半分にして細切り
昆布 3㎝
ネギ 1/2本 小切り
人参、キャベツまたは白菜、レンコン、玉ねぎ、きのこ類、里芋、南瓜など。
各25~30g。すべてさいの目切り
①ゴボウと油あげを鍋に入れて弱火で炒めてふたをして蒸し煮。
②ごぼうの香りが甘くなったら昆布とネギを加えて炒める。
③ネギがしんなりしたら水を少し入れて沸かす。
④沸騰したら中火から弱火にして2分。
④玉ねぎを入れてまた2分。
⑤同じように2分づつ煮ていく。きのこ、白菜、レンコン、人参、里芋の順番で。
水が無くなったら少しづつ足す。
⑥火が通ったら人数分の水を加えて20分程度煮て、塩、醤油、味噌など好みで調える。
⑦刻み葱や紫蘇を散らす。
●暑い日、顔が赤い、火照る、そわそわして落ち着かない(陽性時)は
ごぼうと油揚げを使わずに、少しのシイタケ出汁を沸かし、玉ねぎ、大根、キャベツ、レタス、えのき、芋類などを順番に煮てから水を足して人数分にし、塩とこしょうで味を調えます。
※スープとして以外に、これを出汁にしてシチューやカレーなどにも使えます。
※体調が不良の時には、炊いた炒り玄米をひとりあたり小さじ1加えて煮込みます。
炒り玄米の作りかた ⇒ http://
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