お大師さんが『般若心経』について書いた、
『般若心経秘鍵(はんにゃしんぎょうひけん)』という文章があります。
その中に、
偈頌(げじゅ)とか頌(じゅ)と呼ばれる、
仏の徳を讃嘆する歌(漢詩)が12あります。
それだけを拾って読むのがおもしろい。
意味内容はもちろんだけれど、
読むリズムや音が楽しい。
文殊の利剣は諸戯を絶つ
もんじゅの りけんな しょけをたつ
覚母の梵文は調御の師なり
かくもの ぼんもんな ぢょうごのし なり
ヂクマンの真言を種子とす
ぢく まん の しんごんの しゅじとす
諸教を含蔵せる陀羅尼なり
しょきょうを がんぞうせる ダラニなり
文殊菩薩は剣を持って、誤った考えを断ち切る姿
般若仏母は経本を手にして、あらゆる仏の師であることを示しています。
果てのない迷いの世界を、いかにして断ち切るか
それはただ、
深い落ち着きで、心を静めまとめること(つまり瞑想修行)と、
正しい考えかたのトレーニング
正しい考えかたとは、
身の程以上の欲と、怒りと、他人を害することもの離れること。
実生活では、
噂話と事実を区別する
証拠があるものと、単なる自分の意見や感想とを見分けること。
『般若心経秘鍵(はんにゃしんぎょうひけん)』という文章があります。
その中に、
偈頌(げじゅ)とか頌(じゅ)と呼ばれる、
仏の徳を讃嘆する歌(漢詩)が12あります。
それだけを拾って読むのがおもしろい。
意味内容はもちろんだけれど、
読むリズムや音が楽しい。
文殊の利剣は諸戯を絶つ
もんじゅの りけんな しょけをたつ
覚母の梵文は調御の師なり
かくもの ぼんもんな ぢょうごのし なり
ヂクマンの真言を種子とす
ぢく まん の しんごんの しゅじとす
諸教を含蔵せる陀羅尼なり
しょきょうを がんぞうせる ダラニなり
文殊菩薩は剣を持って、誤った考えを断ち切る姿
般若仏母は経本を手にして、あらゆる仏の師であることを示しています。
果てのない迷いの世界を、いかにして断ち切るか
それはただ、
深い落ち着きで、心を静めまとめること(つまり瞑想修行)と、
正しい考えかたのトレーニング
正しい考えかたとは、
身の程以上の欲と、怒りと、他人を害することもの離れること。
実生活では、
噂話と事実を区別する
証拠があるものと、単なる自分の意見や感想とを見分けること。
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