通夜葬儀が始まる前、葬儀屋さんの担当者と打ち合わせをします。
その際、
お導師さん(僕)が入場するとき、ご遺族は座ったままでよろしいでしょうか。
と聞かれる。
それ、どこでも聞かれるのだけれど、
まさか、遺族は起立して私を迎えるように、
なんて言う和尚さんがいるの?
と聞いたら、いるらしい。
北の将軍様みたいに勘違いしている人がいるのですね。
東日本では、お葬儀の後、同じ日に初七日の法事をお勤めすることがポピュラーです。「繰り上げ法要」などという。
本来、
故人が亡くなった日を含めて七日目が初七日で、その後七日おきに七七 四十九日まで追善の法要をする、という習慣になっています。
この間をサンスクリット語でアンタラバーヴァ( antarabhāva)、古い訳で中陰(ちゅういん)、新しい訳では中有(ちゅうう)と言います。
人が死んでから次の生を受けるまでの間。
この中有が転訛したのが宙。
「宙に舞う」とは、中有の間は亡魂が迷っている、という信仰からきた言葉。
都会は人口が多いので亡くなる人も多い。
人が亡くなる時期には波があり、火葬場が込み合い、亡くなってから葬儀までずいぶんと日があくことがあります。
葬儀が初七日を過ぎていることも少なくない。それでも、初七日法要を葬儀と同日に頼まれます。
まあ、いいですけれど、どうなのでしょうね。
そもそも、なぜ初七日だけ特別に拝むのか。二七日、三七日もお祈りしましょうよ。
ご自宅では、
形式にこだわらず、お先にどうぞ、という気持ちで、毎日拝みましょう。
これをしてはいけない、これをしなければいけない
ということはありません。
もちろん、
将軍様みたいなお坊さんもいなくてよろしい。
その際、
お導師さん(僕)が入場するとき、ご遺族は座ったままでよろしいでしょうか。
と聞かれる。
それ、どこでも聞かれるのだけれど、
まさか、遺族は起立して私を迎えるように、
なんて言う和尚さんがいるの?
と聞いたら、いるらしい。
北の将軍様みたいに勘違いしている人がいるのですね。
東日本では、お葬儀の後、同じ日に初七日の法事をお勤めすることがポピュラーです。「繰り上げ法要」などという。
本来、
故人が亡くなった日を含めて七日目が初七日で、その後七日おきに七七 四十九日まで追善の法要をする、という習慣になっています。
この間をサンスクリット語でアンタラバーヴァ( antarabhāva)、古い訳で中陰(ちゅういん)、新しい訳では中有(ちゅうう)と言います。
人が死んでから次の生を受けるまでの間。
この中有が転訛したのが宙。
「宙に舞う」とは、中有の間は亡魂が迷っている、という信仰からきた言葉。
都会は人口が多いので亡くなる人も多い。
人が亡くなる時期には波があり、火葬場が込み合い、亡くなってから葬儀までずいぶんと日があくことがあります。
葬儀が初七日を過ぎていることも少なくない。それでも、初七日法要を葬儀と同日に頼まれます。
まあ、いいですけれど、どうなのでしょうね。
そもそも、なぜ初七日だけ特別に拝むのか。二七日、三七日もお祈りしましょうよ。
ご自宅では、
形式にこだわらず、お先にどうぞ、という気持ちで、毎日拝みましょう。
これをしてはいけない、これをしなければいけない
ということはありません。
もちろん、
将軍様みたいなお坊さんもいなくてよろしい。
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