十善戒のうち、心に関するものはみっつ。
・不慳貪(ふけんどん)
物惜しみしない、貪らない
これは、布施行(施すこと=相手の為になると考えられることをする)が効果的。
これで満足、と思うことでもあります。
・不瞋恚(ふしんに)
怒らない
これは忍辱の行(にんにく:耐え忍ぶこと、微笑むこと)が有効。
怒るのは、自分の思い通りにならないとき、
自分こそが正しいと思っている時です。
それこそが苦しみの源。
・不邪見(ふじゃけん)
よこしまな見かたをしない。
よこしまな見かたとは、
・因果の法則を疑うこと
・常住で永遠で唯一なものがあると、
考えること。
これらは、智慧の修行(存在の本質と生きる意味を知ること)によって、消えます。
いずれにしても、
他に思いやりと優しさを向け、
微笑んで忍び、
勉強することで、
心の戒律は身に染み込みます。
さらに、
それによって自分のこころが平安になります。
身体や言葉の戒と同じように、
場合によっては、貪っても怒っても邪な見かたをしても良い、
などと例外を設けるべきではありませんが、
少しづつ心をまとめて積み上げていけば、
迷い苦しみから離れます。
上記三つの心の戒を昇華させると、
密教の四重禁戒になります。
不応捨正法戒(仏の教えを捨ててはならない)
不捨離菩提戒(菩提心を捨ててはならない)
不応慳悋正法戒(仏の教えを伝えることを惜しんではならない)
不応不利衆生行戒(衆生を利益しないような事があってはならない)
・不慳貪(ふけんどん)
物惜しみしない、貪らない
これは、布施行(施すこと=相手の為になると考えられることをする)が効果的。
これで満足、と思うことでもあります。
・不瞋恚(ふしんに)
怒らない
これは忍辱の行(にんにく:耐え忍ぶこと、微笑むこと)が有効。
怒るのは、自分の思い通りにならないとき、
自分こそが正しいと思っている時です。
それこそが苦しみの源。
・不邪見(ふじゃけん)
よこしまな見かたをしない。
よこしまな見かたとは、
・因果の法則を疑うこと
・常住で永遠で唯一なものがあると、
考えること。
これらは、智慧の修行(存在の本質と生きる意味を知ること)によって、消えます。
いずれにしても、
他に思いやりと優しさを向け、
微笑んで忍び、
勉強することで、
心の戒律は身に染み込みます。
さらに、
それによって自分のこころが平安になります。
身体や言葉の戒と同じように、
場合によっては、貪っても怒っても邪な見かたをしても良い、
などと例外を設けるべきではありませんが、
少しづつ心をまとめて積み上げていけば、
迷い苦しみから離れます。
上記三つの心の戒を昇華させると、
密教の四重禁戒になります。
不応捨正法戒(仏の教えを捨ててはならない)
不捨離菩提戒(菩提心を捨ててはならない)
不応慳悋正法戒(仏の教えを伝えることを惜しんではならない)
不応不利衆生行戒(衆生を利益しないような事があってはならない)
PR