ニュートン別冊 『イオンと元素』
http:// www.new tonpres s.co.jp /separa te/back _chemis try/moo k_11051 6_b.htm l
の中古本をamazonで買いましたが、陰陽や食養を勉強する上で、ずいぶんと役に立ちます。
他にちょっと欲しい古本があったので、神田神保町の古書店街へ。
あのあたりはカレー屋さんが多いのですね。
阿川弘之の『食味風々録』に、
日本人がカレーを受け入れたのは、使われているスパイスが、日本で昔から漢方薬として使われていたので、香りに馴染みがあったから、
というようなことを書いています。
例えば、
ターメリックが鬱金
クローブは丁子
フェンネルは茴香(ういきょう)
シナモンは桂皮
ナツメグは肉荳蔲(ニクズク)
オレンジピールは陳皮
クミンが馬芹
僕らが使う塗香の原料には、
沈香、白檀のほかに、
カレーのスパイス、かつ漢方薬でもある、ウコン、丁子、桂皮、ウイキョウなども使われています。
暑くなると身体の水分が減りますので、血が濃くなり流れが滞る。だから、水分をたくさん摂ります。
陽性な季節、陽性な地域では、辛くて水分の多い(つまり陰性)なカレーがいい。
最近は陽性な人が増えたので、暑くなくても、さらには辛さの強いカレーがポピュラーになりましたが、スパイスのように香り強いものも強い陰性で脂肪を溶かしますから、血行を改善し、その陰性で身体を冷まします。
さらに、
カレーは野菜をたくさん摂るのに都合がいい。
野菜には陰性なカリウムが多いので、陽性な夏によろしい。渇きを潤す。
暑い時は材料を大きめに切ったほうが、陰性な料理になっておいしく感じます。
スパイスは陰性ですから炒めて陽性にすると、陰性な辛味が減って香りが立ち、
水分で煮込む(陰性にする)と、陰性な辛味が強くなります。
ところで、
僕らが使う塗香は本来、
インドなどの暑い地域で、身体に塗って体臭を消すのに使ったのがはじまり。
また、
陰性な殺菌効果があるので、陽性なウイルスやばい菌を消毒する効果もありました。
この、
ばい菌や細菌が寄り付かなくなる、ということが、
邪気や魔物や煩悩も寄せつけない、という宗教的な意味に転化されます。
塗香を身につければ、迷いの苦を除いて清涼にする。
さらには、身体に香りに染み付くように 、
戒律が心身にしみこむ。
僕らの作法では、
塗香は、戒律を持す象徴です。
こういう作法は、ただ漫然と行っても無意味。
何をするにも、仏と自分と衆生が平等であり、仏の身体と同体である、
という境地で行わなければ、ただのおままごとになってしまう。
そういう所からは妄想しか生まれない。
ともあれ、
カレーの匂いが衣服に移るように、戒律が心身にしみこむ。
煩悩の多くは陽性です。香りが立つものは陰性。
だから、香は戒になる。
_______
私たちの身体は如来の身体。
その如来の身体を磨くために塗香をつけます。
如来の身体とは、
戒を守る。悪を止め、善を修する。
座禅瞑想する。波立つ心を静かにする。
その心から身体を観察して、その肉体が「真実の自分」でないことを知り、
実の如く自分の心を知ります。
________________________________
※穀菜食の舎会員ページ
「痛みについて 1」
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「 梅雨と初夏の料理・コツとレシピ:」
http:// shinten an.syoy u.net/E ntry/90 5/
http://
の中古本をamazonで買いましたが、陰陽や食養を勉強する上で、ずいぶんと役に立ちます。
他にちょっと欲しい古本があったので、神田神保町の古書店街へ。
あのあたりはカレー屋さんが多いのですね。
阿川弘之の『食味風々録』に、
日本人がカレーを受け入れたのは、使われているスパイスが、日本で昔から漢方薬として使われていたので、香りに馴染みがあったから、
というようなことを書いています。
例えば、
ターメリックが鬱金
クローブは丁子
フェンネルは茴香(ういきょう)
シナモンは桂皮
ナツメグは肉荳蔲(ニクズク)
オレンジピールは陳皮
クミンが馬芹
僕らが使う塗香の原料には、
沈香、白檀のほかに、
カレーのスパイス、かつ漢方薬でもある、ウコン、丁子、桂皮、ウイキョウなども使われています。
暑くなると身体の水分が減りますので、血が濃くなり流れが滞る。だから、水分をたくさん摂ります。
陽性な季節、陽性な地域では、辛くて水分の多い(つまり陰性)なカレーがいい。
最近は陽性な人が増えたので、暑くなくても、さらには辛さの強いカレーがポピュラーになりましたが、スパイスのように香り強いものも強い陰性で脂肪を溶かしますから、血行を改善し、その陰性で身体を冷まします。
さらに、
カレーは野菜をたくさん摂るのに都合がいい。
野菜には陰性なカリウムが多いので、陽性な夏によろしい。渇きを潤す。
暑い時は材料を大きめに切ったほうが、陰性な料理になっておいしく感じます。
スパイスは陰性ですから炒めて陽性にすると、陰性な辛味が減って香りが立ち、
水分で煮込む(陰性にする)と、陰性な辛味が強くなります。
ところで、
僕らが使う塗香は本来、
インドなどの暑い地域で、身体に塗って体臭を消すのに使ったのがはじまり。
また、
陰性な殺菌効果があるので、陽性なウイルスやばい菌を消毒する効果もありました。
この、
ばい菌や細菌が寄り付かなくなる、ということが、
邪気や魔物や煩悩も寄せつけない、という宗教的な意味に転化されます。
塗香を身につければ、迷いの苦を除いて清涼にする。
さらには、身体に香りに染み付くように 、
戒律が心身にしみこむ。
僕らの作法では、
塗香は、戒律を持す象徴です。
こういう作法は、ただ漫然と行っても無意味。
何をするにも、仏と自分と衆生が平等であり、仏の身体と同体である、
という境地で行わなければ、ただのおままごとになってしまう。
そういう所からは妄想しか生まれない。
ともあれ、
カレーの匂いが衣服に移るように、戒律が心身にしみこむ。
煩悩の多くは陽性です。香りが立つものは陰性。
だから、香は戒になる。
_______
私たちの身体は如来の身体。
その如来の身体を磨くために塗香をつけます。
如来の身体とは、
戒を守る。悪を止め、善を修する。
座禅瞑想する。波立つ心を静かにする。
その心から身体を観察して、その肉体が「真実の自分」でないことを知り、
実の如く自分の心を知ります。
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「痛みについて 1」
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「 梅雨と初夏の料理・コツとレシピ:」
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