ここ数日の質問から
1、栗のゆでかた
我が家では洗ってから鍋に入れ、たっぷりの水と、ひとつまみの小麦粉を入れ、火にかけて沸騰したら20~30分ゆでて、ざるに上げます。蓋はしない。
甘くしたいときは、1日程度栗を日に干してからゆでます。干しすぎると固くなるので注意。
2、豆乳について
豆乳は強い酸性で極陰性な食品です。母乳のかわりにはなりません。
砂糖、コーヒー、お酒と陰陽の性質が似ていますから、嗜好品程度なら問題ありませんが、毎日摂ったり、病気の人が摂るといろいろ問題が生じます。
それはさておき、
ある講演会でカラーセラピストという人が、色とチャクラの関係を説明していました。
チャクラもポピュラーになりましたね。
チャクラは元々ヨーガの理論にあるもので、その後インドやチベットの後期密教でも思想として採用しています。
最も古い文献では、古代インドの『ヨーガ・チューダマニ・ウパニシャッド』に記述があります。
ヨーガも密教も目的は、
転迷開悟、
輪廻からの解脱、
人格の完成、
ですから、チャクラもそのために活用しています。
悟りに向かう方法としては、ヨーガも密教も瞑想修行を主にしていますが、その準備として調気を大切にしています。
この気(プラーナという)は、呼吸のことであり、息のことでもあり、チベット密教では風としています。
僕らは、
身体の中に風が吹く、
と教わりました。
その風が吹く所が、ナーディという身体の中にあるストローのような気脈。そこに途中駅のごとく、いくつかのチャクラがあります。
で、普通の生活をしていると、煩悩や迷いのために、または食事などで血が汚れているために気脈が詰まって風が吹き抜けない。だからチャクラもじっとしているだけ。
そこで、完全な放棄(具体的には金と異性)、戒律を厳格に守る正しい生活、適切な指導者の元での瞑想修行によって、この風通しを良くすれば、チャクラが活性化します。
チャクラが開いて風が通るとどうなるか、
それは解脱、生死からの解放、三昧、悟りです。
その瞬間、ブッダになる。
三昧状態ですから、楽しいとか気持ちが良いとかの感情はありません。
それらは物事を対立的に見る煩悩にすぎませんから。
何もない、ただ、広々と風通しが良いだけ。
この考え方は、『大安般守意経』『倶舎論』『瑜伽師地論』などの仏教経典でも説かれています。
生理学的に見れば、チャクラは交感神経系の作用と考えられています。
交感神経は陰性なものに刺激されて、精神活動が活性化されます。ですから、チャクラを開発するためのヨーガ行者は陽性な肉食をしません。肉食していたらチャクラは全く機能しない。
また、瞑想修行のためには最低限の行動が必要です。
それは、
施すこと
身を正しく保つこと
耐え忍ぶこと
一心に努力すること
瞑想すること
空を認識すること
これらが完全にできるようになってはじめて、チャクラを開く準備が始まります。
チャクラの動きについては、
パラマハンサ・ヨガナンダが、『あるヨギの自叙伝』(森北出版)の中で、
ラーマクリシュナが、『ラーマクリシュナの福音』(ヴェーダーンタ協会)のなかで、
詳しく体験を話しています。
また、
チャクラが開くような修行体系については『虹と水晶』(ナムカイ・ノルブ 法蔵館)に詳しい。
チャクラを開くためには上記のような努力が必要です。
赤い色の服を着れば、赤に関係があるチャクラが開く
なんて簡単な世界ではありません。
ところで、
色の話を拝聴して感じたのは、
色の三原色は、絵の具のように混ぜることで紫や黄緑など、いろいろな色を作ることができます。色を重ねて着せる。
西洋料理やカラーセラピーはそのタイプの思想があるみたい。
日本の料理や仏教思想はちょっと違う。
光の色で見ると、
三原色を重ねると透明になります。
引いて抽いて透明にし、大切なものを引き出す。
そんな感じかな。
1、栗のゆでかた
我が家では洗ってから鍋に入れ、たっぷりの水と、ひとつまみの小麦粉を入れ、火にかけて沸騰したら20~30分ゆでて、ざるに上げます。蓋はしない。
甘くしたいときは、1日程度栗を日に干してからゆでます。干しすぎると固くなるので注意。
2、豆乳について
豆乳は強い酸性で極陰性な食品です。母乳のかわりにはなりません。
砂糖、コーヒー、お酒と陰陽の性質が似ていますから、嗜好品程度なら問題ありませんが、毎日摂ったり、病気の人が摂るといろいろ問題が生じます。
それはさておき、
ある講演会でカラーセラピストという人が、色とチャクラの関係を説明していました。
チャクラもポピュラーになりましたね。
チャクラは元々ヨーガの理論にあるもので、その後インドやチベットの後期密教でも思想として採用しています。
最も古い文献では、古代インドの『ヨーガ・チューダマニ・ウパニシャッド』に記述があります。
ヨーガも密教も目的は、
転迷開悟、
輪廻からの解脱、
人格の完成、
ですから、チャクラもそのために活用しています。
悟りに向かう方法としては、ヨーガも密教も瞑想修行を主にしていますが、その準備として調気を大切にしています。
この気(プラーナという)は、呼吸のことであり、息のことでもあり、チベット密教では風としています。
僕らは、
身体の中に風が吹く、
と教わりました。
その風が吹く所が、ナーディという身体の中にあるストローのような気脈。そこに途中駅のごとく、いくつかのチャクラがあります。
で、普通の生活をしていると、煩悩や迷いのために、または食事などで血が汚れているために気脈が詰まって風が吹き抜けない。だからチャクラもじっとしているだけ。
そこで、完全な放棄(具体的には金と異性)、戒律を厳格に守る正しい生活、適切な指導者の元での瞑想修行によって、この風通しを良くすれば、チャクラが活性化します。
チャクラが開いて風が通るとどうなるか、
それは解脱、生死からの解放、三昧、悟りです。
その瞬間、ブッダになる。
三昧状態ですから、楽しいとか気持ちが良いとかの感情はありません。
それらは物事を対立的に見る煩悩にすぎませんから。
何もない、ただ、広々と風通しが良いだけ。
この考え方は、『大安般守意経』『倶舎論』『瑜伽師地論』などの仏教経典でも説かれています。
生理学的に見れば、チャクラは交感神経系の作用と考えられています。
交感神経は陰性なものに刺激されて、精神活動が活性化されます。ですから、チャクラを開発するためのヨーガ行者は陽性な肉食をしません。肉食していたらチャクラは全く機能しない。
また、瞑想修行のためには最低限の行動が必要です。
それは、
施すこと
身を正しく保つこと
耐え忍ぶこと
一心に努力すること
瞑想すること
空を認識すること
これらが完全にできるようになってはじめて、チャクラを開く準備が始まります。
チャクラの動きについては、
パラマハンサ・ヨガナンダが、『あるヨギの自叙伝』(森北出版)の中で、
ラーマクリシュナが、『ラーマクリシュナの福音』(ヴェーダーンタ協会)のなかで、
詳しく体験を話しています。
また、
チャクラが開くような修行体系については『虹と水晶』(ナムカイ・ノルブ 法蔵館)に詳しい。
チャクラを開くためには上記のような努力が必要です。
赤い色の服を着れば、赤に関係があるチャクラが開く
なんて簡単な世界ではありません。
ところで、
色の話を拝聴して感じたのは、
色の三原色は、絵の具のように混ぜることで紫や黄緑など、いろいろな色を作ることができます。色を重ねて着せる。
西洋料理やカラーセラピーはそのタイプの思想があるみたい。
日本の料理や仏教思想はちょっと違う。
光の色で見ると、
三原色を重ねると透明になります。
引いて抽いて透明にし、大切なものを引き出す。
そんな感じかな。
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