仏教で「心」を表す言葉はふたつあります。
①hṛdaya「フリダヤ」
核心、精髄、心髄という意味で、『般若心経』の「心」はこれ。
より具体的には心臓のこと。
心臓は、仏が住まう八葉の蓮華とし、
それを観じて仏心を開顕する
というのが仏教の瞑想法。
この心蓮が菩提心=悟りそのものになる。
②citta「チッタ」
知覚、思想、対象を知覚する働き
一般的な日本語の「心」
「モノ」の対で、
対象を認識するところのすべての感覚・知覚あるいは統覚の働きをもつもの
ということ。
般若心経にある色受想行識(しきじゅそうぎょうしき)の、色以外の五つ。
色受想行識は五蘊(ごうん)といって、『私』を構成する五つの塊。
それは、
色:お酒
受:あ、お酒がある、と思う。
想:飲みたいなあ 、思う。
行:飲んじゃう と実行する意志。
識:酔っ払う 、と認識する心の結果。
というような、いわゆる心。色のみがこの肉体、モノ。
①hṛdaya「フリダヤ」
核心、精髄、心髄という意味で、『般若心経』の「心」はこれ。
より具体的には心臓のこと。
心臓は、仏が住まう八葉の蓮華とし、
それを観じて仏心を開顕する
というのが仏教の瞑想法。
この心蓮が菩提心=悟りそのものになる。
②citta「チッタ」
知覚、思想、対象を知覚する働き
一般的な日本語の「心」
「モノ」の対で、
対象を認識するところのすべての感覚・知覚あるいは統覚の働きをもつもの
ということ。
般若心経にある色受想行識(しきじゅそうぎょうしき)の、色以外の五つ。
色受想行識は五蘊(ごうん)といって、『私』を構成する五つの塊。
それは、
色:お酒
受:あ、お酒がある、と思う。
想:飲みたいなあ 、思う。
行:飲んじゃう と実行する意志。
識:酔っ払う 、と認識する心の結果。
というような、いわゆる心。色のみがこの肉体、モノ。
PR