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[ 2024/11/27 12:21 | ]
断食と食べすぎは同じことである。
ご飯にはお米と同量の水分があり、

味噌汁・野菜スープと漬物には、水分と陰性なカリウムが多い。

漬物は、

キュウリの塩もみや、トマトに塩とレモンを振ったもので良いのだけれど、

それらは夏の味である酸味。もちろんかんきつ類も。

カリウムも水分も酸味も陰性なので、

余分な塩気を溶かして血液を適度に薄める。

つまり、身体を冷まして血行を良くするので、たくさん食べましょう。

魚の陽性はきゅうりで、卵鶏肉のそれはトマトでよく溶ける。


カンピョウ、高野豆腐、糸昆布、大根、人参の煮物。


乾物と野菜を炊けば、野菜の陰性なカリウムを含んだ水分がたくさん摂れ、

塩気と火の陽性があるのでお腹が冷えない。

夏のお惣菜です。



それはさておき、

摂食、性行動、身を守る攻撃、平衡感覚、呼吸、安定な姿勢を保って歩く、

などは本能的な行動で、心は関係していないように思われます。


また、

見たもの、聞いたこと、肌で感じたものは、

目や耳や皮膚の感覚器が受け止め、大脳へ信号を送る。

そこでも、

「私の心」は何もしていないように見える。


血中のブドウ糖濃度が低下して、その情報が脳へ送られ、摂食中枢がキャッチして、

食べ物を食べるという本能的な行動も同じ。

しかも、

石ころやウンコは食べずに、食べ物であるべきものだけを食べる。


でも、

空腹なのに断食する

満腹なのに食べる

食べるべきではないものを、わざわざ食べる

などは心が行うレベルで、

心が運動神経に電気的信号を送っている。

そして、

心はそれらの行動を記憶する。


心が関わらない本能的な行動に善悪は無いけれど、

心の行動には善悪や 自他の区別がある。


認知、思考、感情、意志、創造なども心の働きで、

それによって脳と身体が反応するのだけれど、

本能的行動と心が関わるものとは、何が違うのだろうか。


前者は自然の制約があり、後者はそれがないから自由。

だから、

心は自由の根本、ということで、

自由があるために自我が起こり、自他を区別する。

迷いと煩悩の始まりである。


もうひとつ大きな問題は、

人間は自己・自我を実体があり不変なものであると自覚していること。

肉体も脳も心も、宇宙も自然も、常に変化する無常なものなのに、

不変で無限な自我を考える。

無常なものが不変なものを考えるとは、おかしなことで、

自我も心も脳が作ったもの。

諸法は無我である。



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[ 2017/07/03 16:30 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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