「早弁」(はやべん)は、
お昼休みまで待たず、1時限目2時限目の休み時間、もしくは自習時間中にお弁当を食べることである。
「早便」(はやびん)は、
郵便や鉄道で、その日の早い時間に出発したり到着したりするもの。
うんこを素早く済ませるのは早便ではなく早糞(はやぐそ)。
これは、
早寝、早飯、早算用と並んで、昭和のおじさんが得意とするものであり、当時は美徳でさえあった。
弁当は辨当、便当などとも書かれ(日本国語大辞典)、便當と書かれた駅弁もある。
高島俊男によれば、
「便当(ビエンタン)」(便利な)という支那語を、日本流に「べんとう」と読み、字は弁当となった。
飯桶の「面桶(ミエントン)」の漢音から「べんとう」になった。
と説があり、いずれにしても弁は当て字で意味はない。 (『お言葉ですが 2』)
そもそも弁は、
弁:かんむり 帽子のこと
辨:区別する 辨別(弁別)
辧:処理する 辦務官(弁務官)
瓣:花びら 花瓣(花弁)
辯:ことば 辯説(弁説) 辯雄(雄弁)辯護士(弁護士)
を戦後の国語改革でみな「弁」に統一してしまったものである。
弁当は「辨當」(辨(そな)へてその用に当てるの意か)と日国にあるが、これは後からつけたものであろう。和語ではないから、こんな語源は信用できない。
「便」は、
都合がよいこと、
のほかに「大便」つまり、うんこの意味がある。
なぜ、うんこが「便」なのかはよくわからないが、ウンコの正式名称は上記にもあるように「糞」である。
これは「古事記」にもある言葉で、
イザナミの糞から生まれたのが、波邇夜須毘古神(ハニヤスヒコノカミ)と波邇夜須毘売神(ハニヤスヒメノカミ)。
ちなみに、僧侶のことを「糞坊主」と云うのは皆さまご案内の通りである。
うんこは幼児語で、「うん」はいきばる声、「こ」は接尾語
以上のことから、
駅弁は駅便でも良いのだけれど、
駅でうんこをする、ということにしても問題ない。
鉄道マニアには、駅の便所を愛するグループがあり、彼らはそれを駅便と呼ぶが、
駅でウンコをするのも駅便で良いだろう。
駅糞では味気ないから。
東海林さだおは、
「男は誰しも偉業に憧れる。
何か大きなことを成し遂げたい。
という性とか業から逃れられない」
と覚り、
歴史上の偉人たちのような業績をなすために、
「富士そば」の全メニュー制覇という偉業を目指したが、(『偉いぞ!立ち食いそば』)
僕も、せめて新幹線全駅のトイレでうんこをする、駅便制覇という偉業に立ち向かってみたい。
お弁当の本、あります。どうぞ、お求めください。
『穀菜食の舎 須永家のお弁当レシピ』(博進堂刊)
お申込は下記リンク先から、
https:/ /www.ha kushind o.jp/st ore/pro ducts/l ist.php ?catego ry_id=3 7
お昼休みまで待たず、1時限目2時限目の休み時間、もしくは自習時間中にお弁当を食べることである。
「早便」(はやびん)は、
郵便や鉄道で、その日の早い時間に出発したり到着したりするもの。
うんこを素早く済ませるのは早便ではなく早糞(はやぐそ)。
これは、
早寝、早飯、早算用と並んで、昭和のおじさんが得意とするものであり、当時は美徳でさえあった。
弁当は辨当、便当などとも書かれ(日本国語大辞典)、便當と書かれた駅弁もある。
高島俊男によれば、
「便当(ビエンタン)」(便利な)という支那語を、日本流に「べんとう」と読み、字は弁当となった。
飯桶の「面桶(ミエントン)」の漢音から「べんとう」になった。
と説があり、いずれにしても弁は当て字で意味はない。 (『お言葉ですが 2』)
そもそも弁は、
弁:かんむり 帽子のこと
辨:区別する 辨別(弁別)
辧:処理する 辦務官(弁務官)
瓣:花びら 花瓣(花弁)
辯:ことば 辯説(弁説) 辯雄(雄弁)辯護士(弁護士)
を戦後の国語改革でみな「弁」に統一してしまったものである。
弁当は「辨當」(辨(そな)へてその用に当てるの意か)と日国にあるが、これは後からつけたものであろう。和語ではないから、こんな語源は信用できない。
「便」は、
都合がよいこと、
のほかに「大便」つまり、うんこの意味がある。
なぜ、うんこが「便」なのかはよくわからないが、ウンコの正式名称は上記にもあるように「糞」である。
これは「古事記」にもある言葉で、
イザナミの糞から生まれたのが、波邇夜須毘古神(ハニヤスヒコノカミ)と波邇夜須毘売神(ハニヤスヒメノカミ)。
ちなみに、僧侶のことを「糞坊主」と云うのは皆さまご案内の通りである。
うんこは幼児語で、「うん」はいきばる声、「こ」は接尾語
以上のことから、
駅弁は駅便でも良いのだけれど、
駅でうんこをする、ということにしても問題ない。
鉄道マニアには、駅の便所を愛するグループがあり、彼らはそれを駅便と呼ぶが、
駅でウンコをするのも駅便で良いだろう。
駅糞では味気ないから。
東海林さだおは、
「男は誰しも偉業に憧れる。
何か大きなことを成し遂げたい。
という性とか業から逃れられない」
と覚り、
歴史上の偉人たちのような業績をなすために、
「富士そば」の全メニュー制覇という偉業を目指したが、(『偉いぞ!立ち食いそば』)
僕も、せめて新幹線全駅のトイレでうんこをする、駅便制覇という偉業に立ち向かってみたい。
お弁当の本、あります。どうぞ、お求めください。
『穀菜食の舎 須永家のお弁当レシピ』(博進堂刊)
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