夏は麦の季節
陽性毒の多い人は陰性な麦がいい。
麦は繊維が多く、粘着性が無いので胃のぜん動が正常になり、お通じによろしい。
押し麦は玉ねぎと炊くと、いろいろな料理に応用できます。
玉ねぎと押し麦を炊いて、炒めたナスとマーボー仕立て。
それはさておき、
歳をとると、どうでもいいなあ、と感じることが多くなり、それがそこそこの悟りだと思いますが、夏に暑いのもどうでも良いようになります。
暑いだけのことだから。
僕が「在る」ように、夏や暑さも「在る」だけだから。
人生の苦しみとは「思い通りにならないこと」ですが、
暑さが思い通りにならないと感じれば苦しみになり、
夏は暑いのである、という道理をわきまえていれば苦しみではなくなります。
まあ、苦しみと言うほどの事でもありませんが。
それに、
若い時よりも、いろいろなことに身体が追い付いていかないから、まあ、諦めます。
色々な先が見えてくるから諦めます。そうすると、楽になる。
お釈迦さまの悟りのひとつが諦観。
無執著、無分別になること。
あれやこれやと執着し、自他を分別し、
それを諦めないから苦しみがある。
それが無ければ平安解脱
その諦めかたにいろいろあります。
「諦観(たいかん)」は「つまびらかにみる」
ということですが、「明らかにする」ことです。
「諦」は、サンスクリット語・satya(サトヤ)の訳語で、意味は真理、道理。
ものごとの道理をわきまえることによって、思い通りにならない理由が明らかになり、納得して断念する、という思考方法です。
お釈迦さまの最初期の説法に四諦があります。
この迷いの生存は苦である、という現状認識。
その苦は飽くなき欲望から生ずる、という原因究明。
その欲望を滅すれば、苦のない悟りであること。
そのためには正しい八つの方法に依るべきである、ということ。
苦しみの原因は自分の中にあるのですが、それを解決する方法として、
1、正見
上記の四諦を知ること。
2、正思惟
貪らない、怒らない、不満を言わない
3、正語
わるい嘘を言わない、二枚舌を使わない、悪口を言わない、きれいごとを言わない
4、正行
意味なく殺生しない、盗まない、邪淫しない
5、正命
規律正しく生活すること
6、正精進
淡々と励むこと
7、正念
冷静に観察して、事実とウワサを区別すること
8、正定
瞑想修行すること
どれかひとつでも、続けようとすれば大丈夫です。
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