朝晩涼しくなりました。9月は長月、お月見、重陽、菊月。良い季節です。
さて、先週の講座での質問から。
1、塩分はどれくらいが適量なの?
味覚で判断するのが一番いいのだけれど、肉魚卵の多い人はその中に含まれる塩分(陽性)が過剰になりがちです。たくさんの野菜と香辛料でバランスを取りましょう。
塩分が過剰なら身体も心も固くなります。固いと壊れやすく傷みやすい。ケガや痛みが多いのは過剰かもしれません。
腎臓が萎縮するのでおしっこがたくさん出ない。
陽性の症状(腰痛、肩こり、頭痛など)があるときは、意識的に塩分を減らします。
右足の小指が固くて小さい人は、身体に古塩がたまっています。陰性な食事、発汗、入浴などで排泄した方が楽になります。
陽性過多になると柔軟性に欠けるので臨機応変に考えることが苦手になります。
これはこうあるべきだ、となりがちなので、そのような時は少し塩気を減らすとうまくいきます。
2、すぐ下痢をするのに、お医者さんでは何ともないと言われるのだけれど?
お腹は不安に弱いので、リラックスして安心できるような環境、ひとづきあいをしましょう。
3、和尚さんに名前をつけてもらってから、絵がとても上手になって目をつぶっても描けるくらいになったのはなぜ?
仏画を描くとお聞きしたので、13画の名前をおつけしました。これは芸術性に優れた運勢を持つ数です。
それと、普段の精進が効果を上げているのでしょう。
4、炭の粉はどう使うの?
お砂糖、ニコチン、アルコール、化学的なものなどの陰性が多い時に使います。
ごま油と練り合わせると、トビヒの塗り薬になります。
5、般若心経の般若と般若の面とは関係あるの?
般若は「仏の智慧」という意味。自らの分別を離れ、自他対立や差別を超えること。
それを無分別智とも言いますが、簡単に言うと、みんな同じなんだからオレがオレがと思わないで、物事をふたつに分けないで考えてみましょう、ということ。
生と死、地獄と極楽に分けない。それらは見る角度が違うだけで同じものなんだ、と。
お母さんのことをママと呼んだりカアチャンと言ったりするけれど、どちらでもいい。
ちなみに「分別」は元々仏教語で、正しくない推量的な認識、間違った判断のこと。
般若の面は、それを作った人の名が般若坊だった、とか、般若経を唱えて鬼を退治したから、などいろいろな説があります。
6、空と無は何が違うのですか。
「空」は、すべてのものは固定的ではない、縁と条件によってのみ存在している、ということ。
「無」は執着を取り払うこと。
普段僕らは好き、嫌い、私、あなた、いのちなどに執着しているので、空を悟ることができない。
だから、それらすべてを無にして、執着から生まれる煩悩をなくすようにしましょうよ、ということ。
簡単に言うと、
とらわれない
こだわらない
比べない
あきらめる
どうでもいいよ
という感じかな。
7、戒名って何? 必要なの?
人は生まれると親から名前を貰います。
同じように、仏教徒として生まれ変わった時に仏から仏教徒としての戒律と戒名をもらいます。
だから、仏教徒でなければ戒名はいらない。
僕ら僧侶の僧名も戒名です。
僕の「晃仁」のように、戒名は二文字がポピュラーですが、位牌などにはその上に道号、假名、出家した寺の名前である院号などがつく場合があります。
いずれにしても肩書きみたいなものです。
必要かどうかは何とも言えません。無くても悟れるでしょうし、それが執着の原因になることもあるかもしれません。
今の日本仏教では、戒名料が寺院の重要な収入源になっている場合もあります。寺の維持にはお金がかかりますから。
いらない、と思う人はいらない、と言って構わない。戒名の有無と成仏は関係ありません。
8、ぽっくり死ぬにはどうしたらいいの?
調味料に砂糖を使わないこと。
添加物の多いものをなるべく減らすこと。
質の良くない、身体を酸性に傾けるドロドロした血が脳に行くことが原因です。で、砂糖などの陰性が多ければ、その陰性で血管が破れます。
肉卵の陽性と砂糖添加物の陰性でアルツハイマーのような陽性な認知症。
魚の陽性と白米砂糖添加物の陰性で寝たきりの陰性な痴呆になります。
また、手足をよく動かすことはとても大切です。人間は動物だから、動かないと退化します。
食べ物と生活が不自然な生なら、不自然な死になります。
死という陰性に向かうのに、陽性な肉食が多いとバランスが崩れます。旬のお野菜を、良質な調味料で楽しくたくさん食べるようにしましょう。
症状の陰陽さえわかれば、食事で心身を改善することができますが、そのためには料理が出来なくてはなりません。
だから、食事で工夫したいと思うなら、料理を勉強しましょう。
日常の保健にはある程度の料理が出来ればよく、陰陽の症状は1~2日の工夫で変えられます。
1、塩分はどれくらいが適量なの?
味覚で判断するのが一番いいのだけれど、肉魚卵の多い人はその中に含まれる塩分(陽性)が過剰になりがちです。たくさんの野菜と香辛料でバランスを取りましょう。
塩分が過剰なら身体も心も固くなります。固いと壊れやすく傷みやすい。ケガや痛みが多いのは過剰かもしれません。
腎臓が萎縮するのでおしっこがたくさん出ない。
陽性の症状(腰痛、肩こり、頭痛など)があるときは、意識的に塩分を減らします。
右足の小指が固くて小さい人は、身体に古塩がたまっています。陰性な食事、発汗、入浴などで排泄した方が楽になります。
陽性過多になると柔軟性に欠けるので臨機応変に考えることが苦手になります。
これはこうあるべきだ、となりがちなので、そのような時は少し塩気を減らすとうまくいきます。
2、すぐ下痢をするのに、お医者さんでは何ともないと言われるのだけれど?
お腹は不安に弱いので、リラックスして安心できるような環境、ひとづきあいをしましょう。
3、和尚さんに名前をつけてもらってから、絵がとても上手になって目をつぶっても描けるくらいになったのはなぜ?
仏画を描くとお聞きしたので、13画の名前をおつけしました。これは芸術性に優れた運勢を持つ数です。
それと、普段の精進が効果を上げているのでしょう。
4、炭の粉はどう使うの?
お砂糖、ニコチン、アルコール、化学的なものなどの陰性が多い時に使います。
ごま油と練り合わせると、トビヒの塗り薬になります。
5、般若心経の般若と般若の面とは関係あるの?
般若は「仏の智慧」という意味。自らの分別を離れ、自他対立や差別を超えること。
それを無分別智とも言いますが、簡単に言うと、みんな同じなんだからオレがオレがと思わないで、物事をふたつに分けないで考えてみましょう、ということ。
生と死、地獄と極楽に分けない。それらは見る角度が違うだけで同じものなんだ、と。
お母さんのことをママと呼んだりカアチャンと言ったりするけれど、どちらでもいい。
ちなみに「分別」は元々仏教語で、正しくない推量的な認識、間違った判断のこと。
般若の面は、それを作った人の名が般若坊だった、とか、般若経を唱えて鬼を退治したから、などいろいろな説があります。
6、空と無は何が違うのですか。
「空」は、すべてのものは固定的ではない、縁と条件によってのみ存在している、ということ。
「無」は執着を取り払うこと。
普段僕らは好き、嫌い、私、あなた、いのちなどに執着しているので、空を悟ることができない。
だから、それらすべてを無にして、執着から生まれる煩悩をなくすようにしましょうよ、ということ。
簡単に言うと、
とらわれない
こだわらない
比べない
あきらめる
どうでもいいよ
という感じかな。
7、戒名って何? 必要なの?
人は生まれると親から名前を貰います。
同じように、仏教徒として生まれ変わった時に仏から仏教徒としての戒律と戒名をもらいます。
だから、仏教徒でなければ戒名はいらない。
僕ら僧侶の僧名も戒名です。
僕の「晃仁」のように、戒名は二文字がポピュラーですが、位牌などにはその上に道号、假名、出家した寺の名前である院号などがつく場合があります。
いずれにしても肩書きみたいなものです。
必要かどうかは何とも言えません。無くても悟れるでしょうし、それが執着の原因になることもあるかもしれません。
今の日本仏教では、戒名料が寺院の重要な収入源になっている場合もあります。寺の維持にはお金がかかりますから。
いらない、と思う人はいらない、と言って構わない。戒名の有無と成仏は関係ありません。
8、ぽっくり死ぬにはどうしたらいいの?
調味料に砂糖を使わないこと。
添加物の多いものをなるべく減らすこと。
質の良くない、身体を酸性に傾けるドロドロした血が脳に行くことが原因です。で、砂糖などの陰性が多ければ、その陰性で血管が破れます。
肉卵の陽性と砂糖添加物の陰性でアルツハイマーのような陽性な認知症。
魚の陽性と白米砂糖添加物の陰性で寝たきりの陰性な痴呆になります。
また、手足をよく動かすことはとても大切です。人間は動物だから、動かないと退化します。
食べ物と生活が不自然な生なら、不自然な死になります。
死という陰性に向かうのに、陽性な肉食が多いとバランスが崩れます。旬のお野菜を、良質な調味料で楽しくたくさん食べるようにしましょう。
症状の陰陽さえわかれば、食事で心身を改善することができますが、そのためには料理が出来なくてはなりません。
だから、食事で工夫したいと思うなら、料理を勉強しましょう。
日常の保健にはある程度の料理が出来ればよく、陰陽の症状は1~2日の工夫で変えられます。
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[ 2012/09/03 05:57 | 米ぞうの家 ]