父が
お前はいくつになったんだ?
と毎日5回くらい僕に聞く。
52だよ。
そうかあ、花盛りだな。
ん?
それはそうと、ナオさんはいつ来るんだ?
来週だよ。
早く一緒になれよ。 あの娘はとてもいい子だぞ。
お前も、歳なんだから、そろそろ決めろ!
オポチュニティは毛が三本だからな。
この、最後のひとことがよく分からない。
「オポチュニティ(opportunity)は毛が三本」
初めて聞いた。調べたけれどわからない。
この機会を逃すな、もたもたするな。
というような意味らしいのだけれど。
僕の料理はお茶漬けに毛が生えた程度のものだけれど、そういう使いかたではないみたい。
ご存じのかたがいらっしゃいましたら教えてください。
それはさておき、
お大師さんの『十住心論』巻第一には
「身病多しといえども其の要は六つ、四大鬼業是れなり。心病多しといえども其の本は唯一つ。いわゆる無明これなり」
「四大の乖けるには薬を服して除き、鬼業の祟りには呪悔をもって能く消す」
とあります。
病気の原因は
四大(地・水・火・風から構成されている肉体)の不調
鬼
業
の六つ。
四大(肉体の不調)には薬や食事で
鬼は呪法で、
業の報い(行いの悪さ)は懺悔で
治します。
そして、
誤った行いが原因の病気には、自然な生きかたと心の改めによらなければ治らない
ということです。
この中で「鬼(き)」について、
『蘇婆呼童子経』や『摩訶止観』などでは、
天魅 アシュラ ケンダラ カロダ キンナラ ヤクシャ などの、いわゆる霊魂と考えられている魔物が、身体に入るから病気になる
としています。
これらの魔は、 煩悩魔や五蘊魔という「執着する心」のこと。
なぜそれらの魔物が病苦を与えるのか、というと、
人の過ちを伺い求めるため
いつも怒っているため
煩悩が盛んなため
くだらないうわさ話にうつつを抜かしているため
など。
その治療法は、『蘇婆子童子経』、『准胝陀羅尼経』などに、多くの真言や印契で行う修法が伝えられています。
しかし、お大師さんの言う「鬼」は
「怖れの意識」
です。
これが病気の原因である、と。
それに気がつかないと、理解不可能な何かに原因を求めようとする。
人の厄難を救うこと。怖れなき状態にしてあげること。こわい思いをさせないようにすること。
恐怖心を取り除いてあげることは、無畏施という最良の布施になります。
__________________________________
※直接お会いして望診、個人相談ご希望のかたは、下記の日時に可能です。
6月22日(日)午前9時~11時 姫路
7月10日(木)午前9時~11時 新横浜
お気持ちのあるかたは、ご連絡ください。
___________________________________
※棚経(お盆の供養)ご案内
当庵では例年、ご連絡いただいた御家庭へお盆の供養に伺っておりますが、本年は下記の日程でお参りいたします。ご希望のかたは下記の日程のうち、ご都合のよろしい時間をご相談ください。
当庵での供養をご希望のかたは、精霊名(先祖代々、ご戒名など)をご連絡ください。
拝んだ後、証文(供養のしるし)をお送りします。
ご質問等ありましたら、どうぞお問い合わせください。
・7月盆 14日(月), 15日(火)
・8月盆 1日(金)~ 5日(火)
それぞれ午前9時~午後4時までの間
〒329-0412
栃木県下野市柴762-14 眞天庵 須永晃仁
TEL・FAX: 0285-35-4901
Mail:gbqmk185@ybb.ne.jp
お前はいくつになったんだ?
と毎日5回くらい僕に聞く。
52だよ。
そうかあ、花盛りだな。
ん?
それはそうと、ナオさんはいつ来るんだ?
来週だよ。
早く一緒になれよ。 あの娘はとてもいい子だぞ。
お前も、歳なんだから、そろそろ決めろ!
オポチュニティは毛が三本だからな。
この、最後のひとことがよく分からない。
「オポチュニティ(opportunity)は毛が三本」
初めて聞いた。調べたけれどわからない。
この機会を逃すな、もたもたするな。
というような意味らしいのだけれど。
僕の料理はお茶漬けに毛が生えた程度のものだけれど、そういう使いかたではないみたい。
ご存じのかたがいらっしゃいましたら教えてください。
それはさておき、
お大師さんの『十住心論』巻第一には
「身病多しといえども其の要は六つ、四大鬼業是れなり。心病多しといえども其の本は唯一つ。いわゆる無明これなり」
「四大の乖けるには薬を服して除き、鬼業の祟りには呪悔をもって能く消す」
とあります。
病気の原因は
四大(地・水・火・風から構成されている肉体)の不調
鬼
業
の六つ。
四大(肉体の不調)には薬や食事で
鬼は呪法で、
業の報い(行いの悪さ)は懺悔で
治します。
そして、
誤った行いが原因の病気には、自然な生きかたと心の改めによらなければ治らない
ということです。
この中で「鬼(き)」について、
『蘇婆呼童子経』や『摩訶止観』などでは、
天魅 アシュラ ケンダラ カロダ キンナラ ヤクシャ などの、いわゆる霊魂と考えられている魔物が、身体に入るから病気になる
としています。
これらの魔は、 煩悩魔や五蘊魔という「執着する心」のこと。
なぜそれらの魔物が病苦を与えるのか、というと、
人の過ちを伺い求めるため
いつも怒っているため
煩悩が盛んなため
くだらないうわさ話にうつつを抜かしているため
など。
その治療法は、『蘇婆子童子経』、『准胝陀羅尼経』などに、多くの真言や印契で行う修法が伝えられています。
しかし、お大師さんの言う「鬼」は
「怖れの意識」
です。
これが病気の原因である、と。
それに気がつかないと、理解不可能な何かに原因を求めようとする。
人の厄難を救うこと。怖れなき状態にしてあげること。こわい思いをさせないようにすること。
恐怖心を取り除いてあげることは、無畏施という最良の布施になります。
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※直接お会いして望診、個人相談ご希望のかたは、下記の日時に可能です。
6月22日(日)午前9時~11時 姫路
7月10日(木)午前9時~11時 新横浜
お気持ちのあるかたは、ご連絡ください。
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※棚経(お盆の供養)ご案内
当庵では例年、ご連絡いただいた御家庭へお盆の供養に伺っておりますが、本年は下記の日程でお参りいたします。ご希望のかたは下記の日程のうち、ご都合のよろしい時間をご相談ください。
当庵での供養をご希望のかたは、精霊名(先祖代々、ご戒名など)をご連絡ください。
拝んだ後、証文(供養のしるし)をお送りします。
ご質問等ありましたら、どうぞお問い合わせください。
・7月盆 14日(月), 15日(火)
・8月盆 1日(金)~ 5日(火)
それぞれ午前9時~午後4時までの間
〒329-0412
栃木県下野市柴762-14 眞天庵 須永晃仁
TEL・FAX: 0285-35-4901
Mail:gbqmk185@ybb.ne.jp
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