食事や生活環境によって心身の様子が変わり、
それが手相人相などに現れる。
それを観るのが望診法ですが、
どのような相になるかの原因は、普段の生活にあります。
すべての事象に原因があるので、
それを探すことはできるけれど、
自分ひとりで探すと、言い訳を探し当ててしまうことが多い。
それよりも、
今、何をするべきか、
相を変えたいのなら、どうしたら良いのか、
を考えるのも望診法です。
日本の各お祖師さまの像をみると、
礼拝対象ですから、威厳を備えた表現になっていますが、
いくつかの共通点があります。
目は澄んで眼球が真ん中。
これは肝臓の機能が優れ、怒りが無く、忍耐力がある。
目と眉の間(田宅)が広い。
これは、人望などの財産がある相。
鼻は大きくどっしりとして、
肺と心臓が丈夫、つまり呼吸が調っているから、常に安心感がある。
法令線もきれいに描かれ、
これは足腰が強い、つまり自分の仕事を全うしている、ということ。
口は小さく、唇はふくよか。
これは胃腸が丈夫なので不安が無い。
現代人は、
横に拡がる陰性なたんぱく質が多いので、口が大きい。
顎は豊満で、寛大さを現します。
耳はいわゆる福耳で、
これは腎臓が丈夫ということ。
腎臓が丈夫なら怖れ無く勇気がある。
頬骨が張っているのは陽性。
これは、
耳と口の相と一緒に観ます。
頭の形は前頭部が神経系、智慧の有無
頭頂部は循環器系、情緒
後頭部は消化器系で意志力が現れます。
当たり前のことですが、
お祖師さまのお頭はとてもきれい。
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