いくつかの仏教宗派で、懺悔文(さんげもん)を唱えます。
我昔所造諸悪業
(がしゃくしょぞう しょあくごう)
皆由無始貪瞋痴
(かいゆむし とんじんち)
従身語意之所生
(じゅうしんごい ししょしょう)
一切我今皆懺悔
(いっさいがこん かいさんげ)
僕らが昔から行ってきている様々な悪い行いは、
すべて始まりもない昔からの、貪りと怒りと愚かさが、
身体と言葉と心によってなされたものである。
それら全てを今、すべて懺悔します。
基本的に宗教は懺悔から始まる。
『金剛頂経義訣』やお大師さんの『教王経開題』に、南天の鉄塔という話があります。
昔々、南インドの鉄塔に秘密甚深の経典が修められており、
龍猛(りゅうみょう)菩薩がそれを見るために出かけます。
このかたは学問も修行の果も超一流、他に追随を許さないくらいのすごい達人。
なのに、その塔の扉が開かない。どうしても中に入ることができない。
そこで懺悔をした。そうしたら、扉が開いて密教の秘密経典を得ることができた。
この塔は自分自身の象徴。
自分には万法が含まれているのに、懺悔が足りないからそれを見ることができない。
この鉄塔も自分も、大日如来=宇宙の分身です。
懺悔は心に思うだけ、上記の文を唱えるだけでもよいけれど、
もっとも良いのは、身体全体を使って懺悔礼拝すること。五体投地です。
ご本尊さまに向かって起立し合掌。
そのまま右ひざ、左ひざの順に折り、床につける。正座になる。
身体を前に倒して、右ひじ、左ひじ、額の順に床につけ、
手のひらを上へ向け、少し上げる。
上体を起こし、合掌して左足、右足の順に立ち上がる。
これでワンセット。スクワットみたいですね。
懺悔文を一回唱えながら、一度礼拝する。
これを二十一辺乃至百八遍
身体で懺悔を表します。
それから坐って拝む。
懺悔すれば願いも叶う。
この時期、これをすれば身体がポカポカ温まるというお蔭もある。
我昔所造諸悪業
(がしゃくしょぞう しょあくごう)
皆由無始貪瞋痴
(かいゆむし とんじんち)
従身語意之所生
(じゅうしんごい ししょしょう)
一切我今皆懺悔
(いっさいがこん かいさんげ)
僕らが昔から行ってきている様々な悪い行いは、
すべて始まりもない昔からの、貪りと怒りと愚かさが、
身体と言葉と心によってなされたものである。
それら全てを今、すべて懺悔します。
基本的に宗教は懺悔から始まる。
『金剛頂経義訣』やお大師さんの『教王経開題』に、南天の鉄塔という話があります。
昔々、南インドの鉄塔に秘密甚深の経典が修められており、
龍猛(りゅうみょう)菩薩がそれを見るために出かけます。
このかたは学問も修行の果も超一流、他に追随を許さないくらいのすごい達人。
なのに、その塔の扉が開かない。どうしても中に入ることができない。
そこで懺悔をした。そうしたら、扉が開いて密教の秘密経典を得ることができた。
この塔は自分自身の象徴。
自分には万法が含まれているのに、懺悔が足りないからそれを見ることができない。
この鉄塔も自分も、大日如来=宇宙の分身です。
懺悔は心に思うだけ、上記の文を唱えるだけでもよいけれど、
もっとも良いのは、身体全体を使って懺悔礼拝すること。五体投地です。
ご本尊さまに向かって起立し合掌。
そのまま右ひざ、左ひざの順に折り、床につける。正座になる。
身体を前に倒して、右ひじ、左ひじ、額の順に床につけ、
手のひらを上へ向け、少し上げる。
上体を起こし、合掌して左足、右足の順に立ち上がる。
これでワンセット。スクワットみたいですね。
懺悔文を一回唱えながら、一度礼拝する。
これを二十一辺乃至百八遍
身体で懺悔を表します。
それから坐って拝む。
懺悔すれば願いも叶う。
この時期、これをすれば身体がポカポカ温まるというお蔭もある。
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