10月24日月曜日
JR仙石線野蒜駅前で永良・夕慧両尼と待ち合わせ
津波で流された線路は高台を通るルートに変更され、
駅前には野蒜地域交流センターと観光物産交流センターも完成。
来月にはここで「ひがしまつしま福幸まつり」が開催されます・
■日時:平成28年11月20日 10時~15時
■場所:JR仙石線野蒜駅前周辺
http:// www.cit y.higas himatsu shima.m iyagi.j p/topic s_news/ new/art icle/%E 3%81%B2 %E3%81% 8C%E3%8 1%97%E3 %81%BE% E3%81%A 4%E3%81 %97%E3% 81%BE%E 7%A6%8F %E5%B9% B8%E3%8 1%BE%E3 %81%A4% E3%82%8 A%E9%96 %8B%E5% 82%AC
駅周辺は防災集団移転促進事業で宅地が整備されているけれど、
自費で家を建て、ずっとそこに住めるのかどうかは不明。
車で宮戸島のキジマさん宅へ。
この集落は津波で流され、残っているのはキジマ さん夫婦だけ。
http://asacoco.jp/rensai/fukkou/miyatojima/
敷地内に作られた慰霊公園に、
とがし夕慧尼が彫ったお地蔵さんを奉納して開眼供養。

津波で海水に浸った土地は、養分が増えて葉物や花はよく育つけれど、根菜はだめ。
津波で防風林が無くなり、風の道が変わった。しかも、復興作業で土砂の運搬もあり、埃がひどい。
土地を整備して田畑も作り直し、
米を作ろう、豆を植えようといろいろ試しているけれど、
何しろ人がいないから続かない。
伺うたびに、やっていることが変わっている。
今回は新たに稲の育苗ハウスができていたけれど、
それを管理する人手は無いし、
苗も買ったほうが安いから誰も利用しない。
津波で全部流された後、
植生が変わったからか、毎年新しい害虫が出てくるとのこと。
その他、
被災地では、泥棒の問題も多い。
宮戸は海産物と観光が産業で、
今が旬のカキやホタテが採れて、
これからは海苔の収穫。
でも、この地域で大きな施設だった「かんぽの宿」が津波で壊れ、団体客が泊まる施設がなくなったので観光には影響がある。
帰り道、
運転している息子が、車窓を見て、
きれいだなあ、
と言う。
秋晴れの澄み切った青空の下、
何も無い広い広い土地がひろがっているだけ。
何も無いからきれいなのだろうか。

悲しいほど何も無い。
これからも何も無いのだろうか、と思うとなんとも言えない。
でも、
海はきれいで、海産物は豊富で、
自然災害の教訓も学べるところです。
海の勉強や遊びにはもってこい。
民宿も観光船もあります。
どうぞ、お越しください。
帰路は福島第一原発の近く、帰宅困難地域を通過する常磐道を走る。
5年も放ってある田畑は原野と化し、人はいない。
秋の青い空の下、広い広い原野が広がるだけ。
これもきれいな風景なのだろうか。
いざと言うときのために
米と醤油とガソリンと充電器と水三日分
を用意しましょう。
隣近所と仲良くしましょう。
JR仙石線野蒜駅前で永良・夕慧両尼と待ち合わせ
津波で流された線路は高台を通るルートに変更され、
駅前には野蒜地域交流センターと観光物産交流センターも完成。
来月にはここで「ひがしまつしま福幸まつり」が開催されます・
■日時:平成28年11月20日 10時~15時
■場所:JR仙石線野蒜駅前周辺
http://

駅周辺は防災集団移転促進事業で宅地が整備されているけれど、
自費で家を建て、ずっとそこに住めるのかどうかは不明。
車で宮戸島のキジマさん宅へ。
この集落は津波で流され、残っているのはキジマ さん夫婦だけ。
http://asacoco.jp/rensai/fukkou/miyatojima/
敷地内に作られた慰霊公園に、
とがし夕慧尼が彫ったお地蔵さんを奉納して開眼供養。
津波で海水に浸った土地は、養分が増えて葉物や花はよく育つけれど、根菜はだめ。
津波で防風林が無くなり、風の道が変わった。しかも、復興作業で土砂の運搬もあり、埃がひどい。
土地を整備して田畑も作り直し、
米を作ろう、豆を植えようといろいろ試しているけれど、
何しろ人がいないから続かない。
伺うたびに、やっていることが変わっている。
今回は新たに稲の育苗ハウスができていたけれど、
それを管理する人手は無いし、
苗も買ったほうが安いから誰も利用しない。
津波で全部流された後、
植生が変わったからか、毎年新しい害虫が出てくるとのこと。
その他、
被災地では、泥棒の問題も多い。
宮戸は海産物と観光が産業で、
今が旬のカキやホタテが採れて、
これからは海苔の収穫。
でも、この地域で大きな施設だった「かんぽの宿」が津波で壊れ、団体客が泊まる施設がなくなったので観光には影響がある。
帰り道、
運転している息子が、車窓を見て、
きれいだなあ、
と言う。
秋晴れの澄み切った青空の下、
何も無い広い広い土地がひろがっているだけ。
何も無いからきれいなのだろうか。
悲しいほど何も無い。
これからも何も無いのだろうか、と思うとなんとも言えない。
でも、
海はきれいで、海産物は豊富で、
自然災害の教訓も学べるところです。
海の勉強や遊びにはもってこい。
民宿も観光船もあります。
どうぞ、お越しください。
帰路は福島第一原発の近く、帰宅困難地域を通過する常磐道を走る。
5年も放ってある田畑は原野と化し、人はいない。
秋の青い空の下、広い広い原野が広がるだけ。
これもきれいな風景なのだろうか。
いざと言うときのために
米と醤油とガソリンと充電器と水三日分
を用意しましょう。
隣近所と仲良くしましょう。
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