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[ 2024/11/23 00:44 | ]
七回忌
次男と船橋を出発し、

郡山で長男と合流して運転を交代。

二本松から相馬福島道路の建設が進む115号線を走る。

これは復興支援道路とされているけれど、どうなのかな。

相馬へ抜け、松川浦の慰霊碑で読経。海がきれい。
 
この辺りの津波被災地はソーラーパネルが拡がっている。人が住めなくなった土地活用のひとつ。

 
6号線から45号線を走って東松島へ。

復興のシンボル的存在である「えんまん亭」で夕食をとってから、宮戸島「ちどり館」に投宿。


すべて流されたこの地には、海苔と牡蠣の養殖が戻り、民宿も6件、再出発している。

今は、わかめ、めかぶが旬で、シラウオが走。

牡蠣もまだ採れ、海苔は四番摘みくらい。


海苔はお茶と同じで、新物(一番摘み)は柔らかく薄く高級品。

二番摘み(年明けに収穫)がもっともうまいと言う人が多く、

三番四番と固く厚くなけれど、ほうれん草の磯あえなどには向いている。

そんなことを教えてもらう。


高台に移転した野蒜駅に永良尼を迎えに行き、

毎回伺う宮戸のキジマさん宅へ。
http://asacoco.jp/rensai/fukkou/miyatojima/

キジマさんが整備しているお地蔵さん前で読経。



津波の跡地はどこも広大な土地が拡がり、

何に使うのか決まっていないのに造成が続いている。

補助金がもらえるから何かを始めても、

後継者がいないから続かない。年寄りばかりで管理に手が回らない。

交通手段や食事処が無い。

移住を呼びかけても、学校が無いから地元には住みにくい。

漁業をしたい人が来てくれても、地元に住んでくれないと漁業権が得られない。

津波で小魚の産卵場所になる海藻の森は少しづつ回復しているけれど、

もう少し時間がかかりそう。

そして、

残された人で地域を守るのは大変で、

草刈りだけで毎日が過ぎていく。

などと話を伺う。

広いから、ちょっと工夫して合宿などで人が来るようになれば良いなあ。



お暇して、永良尼と長音寺跡、野蒜小学校体育館跡地、東名慰霊碑で回向。







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[ 2017/03/15 09:09 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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