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[ 2024/11/28 22:47 | ]
不動吉祥日
親指の話つづき、 

親指は肺大腸系の経絡=内胚葉由来=意志力とつながりがあるので、この指を強くすれば意志も強くなる 

と僕は考えていますが、渡辺正博士の著作(『顔体手相による自己診断』)には 

親指を内にして手を握るとだまされません。 
親指を内にして握る時は生まれた時の精神にもどり誠心誠意を表します。 
親指を動かしながらあやまっているのは本心ではありません。手を動かしながら話をするのはうそつきです。 

などとあっておもしろい。 

この本は、患者さんの膨大なデータをもとにしているので参考になりますが、その改善方法が全部西式なので、ちょっとね、というところです。 


それはさておき、 

真言密教で大切にしている『菩提心論』によれば、 

さとりの世界に入ろうと願うならば、 

まず、さとりを求める心を起こし、その道を歩き始める。 

その道においては、 

・どれもこれも自分、もしくは自分の大切な人と同じものだと思う慈悲の心 

・より優れた境界を求める心 

・大海に潜ったように静かで大らかな心 

が必須と説かれます。 


僕ら通常、目的地へ赴くときには動機を持ちますが、それが純粋なほど、またそれが強烈なほど到達しやすい。 

拝む時は 

悟りを求める心の中に、あらゆるものは空であるという智慧を合わせる 

と、純粋に強烈に思うことが大切。 


空は 

あらゆる存在は因果関係で成立しているから、原因となる存在がなければ結果としての存在もない。 

だから、心を迷わす執着の対象ももともと無い。 

したがって、執着することはない 

ということ。 


そんなことを考えながら、本日はお不動さんの日。ごあいさつ申し上げます。 


今月18日徳島県鳴門市不動院にて護摩供を修法し、本日当庵にて内護摩・不動明王加持作法を修して、みなさまの所願を拝みました。 



5月から栃木県下野市に住み、日常の作法をしながら、新しい護摩堂の準備を進めております。多くのご支援をいただければ幸いでございます。 

護摩は火を焚いて拝むと同時に、真言をたくさん唱えることを大切にしています。 

聖なる言葉や正しく美しい言葉をいつも唱えていれば、少しづつ心身に染みこんで自分のものになります。 

口先だけではなく、心からその言葉のような人になる、仏になるように。 

皆様も真言やきれいな言葉を毎日お唱えして、平安をお祈りください。 

                                         合掌。 

                                         須永 晃仁 拝。 



※ご祈祷ご祈願ご供養お祓いなどの申し込みは 

〒329-0412 
栃木県下野市柴762-14 
電話・FAX  :0285-35-4901 
携帯電話   :090-6257-1472 
メール     :gbqmk185@ybb.ne.jp 



※精進料理、食養相談の問い合わせは 

電話・FAX  :0285-35-4901 
携帯電話   :090-6257-1472 

ホームページ:http://shintenan.hanagasumi.net/ 
メール     :sunagakounin@gmail.com 


どうぞご連絡ください。
 


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[ 2014/05/28 13:06 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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