東日本大震災についてのレポート 附録1 福島県郡山市安積町・田村町
・ラジオはとても役に立ちました。特に、地元放送局の情報は貴重。
また、情報はもちろん、人の声が聞こえるのが気持ちの助けになりました。
・避難場所では、雑巾.タオル.バルタオル が大量に使われました。
出入り口の汚れを拭く、室内の掃除、水漏れ(これにはおむつが大活躍)、防寒、クッション等。
・物資がない中 手元にある物を工夫して一日を乗り切ることで、少しばかりの達成感と乗り切れた安心感 を味わいました。
・日常のモノが使えなくなり、心細さのなか、「自分たちでなんとかできる」ということが、元気に繋がったように思います。
・水を運ぶには取っ手のある箱やコンテナに40リットルのゴミ袋を入れると運びやすい。
・寒かったので湯たんぽが活躍しました。
・ペットシートはトイレ代わりになります。
・普段から灯油は買い置きしておくと助かります。
・懐中電灯は片手がふさがるので不便なことが多く、頭につけるヘッドランプが有用です。
・停電時、足元の明るさは怪我防止などに重要なので、電池式のセンサーライトを廊下などに置いておくと良いです。
・安否確認は、なるべく遠地の知人縁者に連絡するよう決めておけば、電話もメールもつながりやすい。近くほど回線が混雑したり不通になります。
・避難時持出用品は、家の中よりも、外の車庫などに常備したほうが持ちだしやすいです。
・日頃から、車のガソリンは「走ったら満タン」にするようにしましょう。
・充電電池、充電器は必須です。自家用車があれば、シガーソケットから100ボルトの充電ができるインバータがあるので、備え付けておくと便利です。
・トイレの水は風呂の残り湯、貯めた雨水で数日間足ります。
・井戸の活用
・災害時は「明るさ」「暖かさ」が何より安心します。
・近所からの「大丈夫ですか」「お元気ですか」という声掛けが安心、希望になります。
・援助が来る前は、お粥のレトルトパックが役にたちます。火が無くても食べられ、水分もあるので緊急時に有用です。
・長期になる場合、米と醤油があれば安心です。
・災害時、避難時にもっとも大切なのは、事実とうわさ話の違いを冷静に判断することです。
・自助、共助、公助
90パーセントは近所の人から助けられた。
2014.3.11 須永 晃仁 記