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[ 2024/11/25 12:20 | ]
脳と神経の食養的考察

脳の構造が陽性なら心は陰性になり、脳が陰性なら陽性な心になります。 

脳が身体の一番上にあって右脳と左脳に分かれているのは、「とても陰性」な神経だからです。 

神経のうち、自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は陰性な食べ物、砂糖、アルコール、化学的添加物などで刺激され、心拍数や血圧を上げます。 

副交感神経は陽性な塩気、味噌、しょうゆ、漬物、ごま塩、煮しめた野菜料理などで刺激されます。 

副交感神経が優位になればリラックスします。心拍数や血圧を下げ、食事や睡眠の時に亢進して、胃腸の働きが促進されるので、栄養が各細胞に運びやすくなります。 

ストレスが多く緊張状態だと、交感神経が優位になっています。 

いつも楽しそうに笑っていると副交感神経が亢進して免疫が上がり健康になります。 


脳と心をつなぐのが言葉ですが、この間の乖離が激しい人は言葉遣いが荒く汚くなり、心の制御がうまくいかなくなります。 

脳と言葉の間には、脳細胞を作っている食べ物、睡眠、運動などが影響しています。 

脳などの神経細胞が情報を伝達される時、陰性なら興奮が伝達され、陽性なら抑制が伝わります。 

前者はグルタミン酸やアスパラギン酸、後者はグリシンやGABA 

グルタミン酸を含むものはワカメ、昆布など。その他、インスタント食品やファストフードにもたくさん含まれていますが、良いものではないでしょう。 

アスパラギン酸を含むのはもやし、アスパラ、豆類など。 

グリシンを含むものは大豆タンパク、小麦タンパク、ゆば、海苔、高野豆腐など。 

GABAは発芽玄米、旬の野菜、果物、発酵食品にあります。 

右脳は左半身の運動機能をコントロールして、空間認識や音楽を聞く時などに働きます。 

陽性な位置にあるから陰性な働きです。 

左脳は右半身の運動機能をコントロールし、言語や計算などで働きます。 

陰性な位置だから陽性な働きをし、陰性だから右脳より大きい。 


妊娠三週目に神経系に脳が出来始め、五週目頃に心臓が動き始めて二~四カ月頃には脳の原型ができあがりますが、乳幼児の時に抱いてもらえなかったり、遊んでもらえなかったりすると、正常な脳の発育をしなくなります。 

 大人になってからは積極的に脳を使う(言葉を話したり書く)ことにより脳が発達します。考えると脳は発達し、悩むと退化します。 


【自律神経の陰陽】 

副交感神経は塩気(Na・陽性)で刺激されます。 
身体をリラックスさせる。 

交感神経は砂糖(K・陰性)で刺激されます。 
身体を緊張、活動的にさせる。 

早朝から夕方にかけては通常は交感神経優位になります。(陽性な時間に陰性な神経が働く) 

・交感神経優位・・・・・梅醤番茶、陽性な食事 
・ストレス過多・・・・・炒り玄米をおかずに使う、中庸な食事 
・心身症・・・・・・・・お粥、麺類 
・神経疲労・・・・・・・腹部生姜シップ 

自律神経を調えるには腸の働きを調える 
       ⇓ 
穀物菜食(穀物を多くする)、旬のもの、酵素の多いもの、天然醸造の調味料 

早寝早起き、適度な運動、十分な睡眠、呼吸を調える 

唾液を十分に出す・梅干しのタネを長時間しゃぶる 
・不眠にはごま塩番茶 
・キャベツ枕、頭部生姜シップ 
・歩く、五感を調える。 


○全ての精神的疾患は陰陽のバランスを調えることが大切。 
穀物菜食にして、野菜は旬のものを使うことと無添加が原則。 

ウツなどの陰性症状の時には、陽性な味噌料理を。 
躁などの陽性症状の時には、陰性なシイタケスープやかんきつ類など。 

通常の時はごはん(炒り玄米、雑穀入りの分つき米)、ごま塩、味噌汁(昆布だし、季節の野菜とわかめ)だけにすると速く改善する。 

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[ 2015/06/01 09:02 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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