長女長男が住む町はもう葉桜になり、次男が住む地域は満開でお花見真っ盛り。
そこを経由して妻と250キロを車で走り、帰宅したら当地は小雪が舞っております。
日本は素敵。
外泊した翌朝のお勤めでは、何か以前と違った雰囲気が堂内にあります。
空気の色やにおいが違う。
何が違うのかと言えば、僕の心が違う。
足を組んで坐り、息を吐き吸うと、堂内に呼吸の道ができます。
命息と言いますが、仏と僕、僕と衆生、衆生と仏の間にその命の息が行き来する。
三者は平等、同じ息を吸っていると思えば誠に安心。
それはさておき、
運転手は君だ、 車掌は僕だ
のように、
ネギのような君とキノコのような僕
という関係は素晴らしい。
ネギはそのまま食べてもおいしいですが、薬味としても秀悦。
ネギに限らず香りの強いものは、より陰性で、その辛味が脂肪を溶かします。
殺菌力があるので喉やお腹の薬にもなる。
魚介類の陽性をよく溶かすので、シジミの味噌汁などにもたくさん入れれば効果的。
納豆に入れてよく混ぜれば、たんぱく質の消化に役立ち、味を引き出す。
病み上がりの雑炊に入れれば、その陰性で陽性なウィルスを退治し、発熱などの陽性症状を改善します。
娘が作ったラーメンの汁の残りで炊いたシイタケと鉄砲ネギ。ご飯にも燗酒にも合う。
スープの油味を消します。
食事が不自然な人にもよろしい。
ネギは長いから形も陰性
陽性な鳥肉の毒消しにもなります。
キノコの中では、白くて細長く柔らかいエノキはずいぶん陰性。
香りの強いマツタケも陰性。
だから、陽性なものによく合い、そのバランスをとります。
油揚げとマイタケを重ね、醤油を回して煮びたし。ご飯によく合う。
排毒しづらい人によろしい。
キノコはアルカリが強いので、酸化した油をよく溶かします。
だから、油揚げや肉と一緒に煮炊きしれば、滋養に良く味も良い。
油揚げ、えのき、ヒラタケ、エリンギを重ねて醤油を少々回して蒸し煮。
水分が出たら水を加えて塩で調え、ネギを盛ります。
陽性毒をよく溶かし、身体をアルカリにするスープで、外食後や子ども・若者・イライラする人によろしい。
陽性過多の大人には、これでキノコうどんがいい。
青菜はカルシウムや鉄分も多く、陰性でアルカリ。
新ワカメは水で洗って切り、アブラナは塩ゆで。箸休めに秀悦。
醤油と酢で和えます。
脂肪タンパクを溶かし、肝臓腎臓によろしい。
子どもは運動や遊びでたくさん排毒しますから、それほど心配ありませんが、
青菜やキノコや香りの強い野菜を適度に食べればいろいろ大事に至ることはない。
外食したり意にそぐわないものを食べた後でも、こういうもので帳消しにできます。