ガード下が好きである。
なぜかといえば、
列車の走行音が聞こえるから。あの音で心弾み胸躍る。
鉄道はその構造上、
カーブが緩やかで優しく、
道床の幅も車が走る道路の半分以下で、環境に優しい。
しかし、
レールも車両も重たいから、
その造りは頑丈で堂々としている。
気は優しくて力持ちなのである。
国会図書館の帰り、
地下鉄有楽町線有楽町で下車。
日比谷側に出て南へ歩く。
僕が若いころ、
日比谷は映画を観に行く街で、
飲みに行くのは数寄屋橋側のガード下だった。
有楽コンコースを左に見て、晴海通りを渡る。
もつ焼き「登運とん」があるガード下に入る。
さあ、
昼間から飲める極楽街の始まりである。
隣はてんぷら「天米」
その隣を右折して、ガード下通路へ。
配管がむき出しで、壁は工事中。
狭い通路の両側に飲食店が並び、
あの、昼間の酒場のにおいがする。
引きずり込まれそうな「有楽町産直飲食街 ぶんか横丁」
http:// www.san choku-i nshokug ai.com/ yurakuc ho/
を過ぎ、帝国ホテルがある通りに出る。
その道を渡ると「インターナショナルアーケード」「新橋駅近道」の看板。
この先は店が少なく、事務所と元事務所が並び、壁は崩れたように汚く、
破れた大きなポスターが、気味悪さを演出している。
さっきまでの、
汚い、臭い、うるさい通路から、
薄暗い、湿っぽい通りに変わる。
ここは、
西銀座JRセンターという名称らしく、ガード下だから当然、JRの敷地である。
車は進入禁止、二階へは立ち入り禁止、通路にトイレなし、写真撮影も禁止。
昭和の文化遺産としてもらいたい場所である。
しかし、
人通りはずいぶんある。近道をするサラリーマンや学生だろうか。
半地下の駐車場を抜けると新橋側の出口。
ここから先のガード下は通れず、
東か西へ折れて、線路の両側の道を歩いて新橋駅へ向かう。
明るく賑やかな都会の風景が現れる。
なぜかといえば、
列車の走行音が聞こえるから。あの音で心弾み胸躍る。
鉄道はその構造上、
カーブが緩やかで優しく、
道床の幅も車が走る道路の半分以下で、環境に優しい。
しかし、
レールも車両も重たいから、
その造りは頑丈で堂々としている。
気は優しくて力持ちなのである。
国会図書館の帰り、
地下鉄有楽町線有楽町で下車。
日比谷側に出て南へ歩く。
僕が若いころ、
日比谷は映画を観に行く街で、
飲みに行くのは数寄屋橋側のガード下だった。
有楽コンコースを左に見て、晴海通りを渡る。
もつ焼き「登運とん」があるガード下に入る。
さあ、
昼間から飲める極楽街の始まりである。
隣はてんぷら「天米」
その隣を右折して、ガード下通路へ。
配管がむき出しで、壁は工事中。
狭い通路の両側に飲食店が並び、
あの、昼間の酒場のにおいがする。
引きずり込まれそうな「有楽町産直飲食街 ぶんか横丁」
http://
を過ぎ、帝国ホテルがある通りに出る。
その道を渡ると「インターナショナルアーケード」「新橋駅近道」の看板。
この先は店が少なく、事務所と元事務所が並び、壁は崩れたように汚く、
破れた大きなポスターが、気味悪さを演出している。
さっきまでの、
汚い、臭い、うるさい通路から、
薄暗い、湿っぽい通りに変わる。
ここは、
西銀座JRセンターという名称らしく、ガード下だから当然、JRの敷地である。
車は進入禁止、二階へは立ち入り禁止、通路にトイレなし、写真撮影も禁止。
昭和の文化遺産としてもらいたい場所である。
しかし、
人通りはずいぶんある。近道をするサラリーマンや学生だろうか。
半地下の駐車場を抜けると新橋側の出口。
ここから先のガード下は通れず、
東か西へ折れて、線路の両側の道を歩いて新橋駅へ向かう。
明るく賑やかな都会の風景が現れる。
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