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[ 2024/11/28 14:53 | ]
信と願
野菜を小さく切れば陽性になりますが、スープの具も小さいほうが身体を温め味も濃くなります。でも、ちょっと濁る。


で、時折きれいな精進出汁を作ります。

水1升に

玉ねぎ丸のまま1個
白葱15センチそのまま1本
昆布15センチ
エリンギ切らずに3~4本

を入れて火にかけ、沸騰したら弱火で15分

塩で調え、醤油を少しにして仕上げます。

 



それはさておき、 

何でこんなに頭の良いヤツがこの学校なんかにいるんだ、もっとレベルの高い所に行けばいいのに。

とか、

どうやってこんなバカがここに入ってきたんだ。カンニングでもしたのだろうか。

なんて思うことがあるかもしれない。

まあ、世の中には色々な事情があるのだろうけれど。


祈願祈祷のお礼参りをする人と、

そういうことは一切しない、という人もいる。

信も願も感謝も人によっていろいろと事情があるのだろうな。


人間にはいろいろと傾向がありますが、

外を見ている人よりも、自らの内側を見る人には、歩みは遅くとも、僕らが仏と呼ぶような真理真実に出会う可能性が高い。

それに出会ったその瞬間、人は変わります。

で、その真理というようなものが、実は自分の内外に満ち満ちていたということがわかる。

太陽の光や地球の引力がどこにでもある、と同じように。


病気や不幸、不運が重なり、思い通りにいかない人生で、押しつぶされそうな毎日を送っていたとしても、解決する方法は必ずあります。それは自分の内側にある。

人間は困難を克服する力を誰もが平等に持っています。

時々、それに気がつかないことがあるだけ。

信が確固たるものであれば、どうして自分がこんな目に合わなければならないのか、と思う時に仏の光が見えるものです。


僕にも多くの願いがあり、

あれもこれも叶えば素晴らしいのになあ、と思うけれど、

考え得る最悪のことが自分に起きようとも、

あなたが、君が

ただ生きてさえいてくれたらそれでいい。

とあの日以来感じています。

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[ 2014/02/25 14:45 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
肝臓と食事
本文を読むにはこちらからパスワードを入力してください。

[ 2014/02/26 11:02 | Comments(0) | 穀菜食の舎 ]
遍路考:頭と身体
市販の「ダシの素」のように簡単に使える無添加精進出汁の素

野菜がたくさん摂れるおいしいふりかけ、もちろん無添加

そういうものがあると便利ですよね。

はい、作る方向で話が進んでいます。乞う、ご期待。


それはさておき、

僕は歩くのが好きで、若いころから時間を見つけてはひとりで町や山を歩いていました。

中でも巡礼や遍路は、苦しくても歩けばその先に必ず仏さまがいる、という安心感のある旅だった。

お金を一切持たずに歩いたり、雪と濃霧の出羽三山で途方に暮れたり、春秋美しい山々の秩父札所を何度も廻ったり・・・。

そんなに遠くへ行かなくても、コンビニへにお酒を買いに歩くだけでも楽しい。

ひとり歩くのは楽しい。何かマニアックな気持ちになります。



四国八十八か所霊場が開創1200年ということになっております。
http://www.88shikokuhenro.jp/1200.html

これから春になると花へんろ。お四国を廻るお遍路さんが増えてきます。


遍路という言葉は本来「辺路(へじ)」、都から離れた田舎の道、海辺の道といった程度の意味でした。

今では、四国の道を歩いて修行するのが遍路ですが、

平安時代頃には修験者の修行の道でした。 

香川で生まれたお大師さんは、徳島の太龍寺や高知室戸岬で修行をして光明を得ましたが、

その後、修行僧らがお大師さんの足跡を辿って遍歴の旅を始めたのが、四国遍路の原型とされます。

江戸時代初期には修行僧だけではなく、庶民も遍路を始めています。

17世紀真念さんの『四国遍路道指南』

真言僧・寂本さんの『四国偏礼霊場記』 (現代語訳が教育社新書から出ています)

などのガイドブックも出ているくらい、ポピュラーになったようです。


元々は修行カリキュラムのひとつが遍路ですが、先祖供養や病気平癒などの祈願、また現代では信仰ではなく、いわゆる自分探しなどの巡礼者が増えています。 

四国八十八か所1200キロは、一日30キロペースで歩けば40日。でも、これはちとキツイ。

全部を歩くにはお金と時間が必要で、現代では贅沢な修行とも言えますが、僕もいつかまた歩きたい。

単調なことをいつ終わるともなく繰り返すことは、心の純化にとても効果があり、清い温かい心の持続を呼びます。

だから、百日でも二百日でもかけて、法楽とか優遊とかの境地をうかがい味わいたい。


遍路や巡礼は、

祈りだけの一日を心行くまで過ごせる  

ひたすら歩く、足が痛くてもお腹がすいても歩く

毎日クタクタになることで、

ひとり、孤独な時を過ごせる

そこには心を乱す人の気配や無駄なお喋りが無い。


ただ歩く、ひとりで歩く、このような単純な繰り返しが精神を発達させ、明日死ぬかもしれない自分と徹底的に向き合うことができます。そうすることで心は純化する。

絶対なる孤独に徹することでお大師さんと同行二人 になる。

信は願によって増大し、行ずることによって、その真に到達する 

雨の日も風の日も同じように歩くことで、鍛錬は積み重なる

これが生きる自信になる。


頭で知ることと身体で知ることはずいぶんと違います。 

 一歩一歩進む

何度も何度も唱える

ただ座り続ける

身体を床にたたきつけるように五体投地を何度も続ける 。


本や勉強で理解することもできるけれど、思想が飛ぶ可能性が高い。

それでは納得できないようなことが、身体を使う修行修練によって身につくと、僕は考えています。


__________________________________

※穀菜食の舎ページ更新しました 。

「 肝臓と食事」:  http://shintenan.syoyu.net/Entry/353/







[ 2014/02/26 11:44 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
大気汚染と伝染病を陰陽で考える。
試作品ですが



トマト、ニンニク、コショウ、塩の ふりかけ。 

パスタやチャーハンなど、いろいろ使えておいしく便利。


他にもいろいろ考案中でございます。



それはさておき、

PM2.5などの対策は

マスクをする。

うがい、洗眼洗鼻をする。

などの防護。

甘いものなど粘膜が弱くなるものを控える

などの対応。

排毒しやすい体調にする 。

などの食養が考えられます。



PM2.5は呼吸器に影響を与えるのですから、肺や喉を健康にしておくのは良い対処法です。

肺は五臓中もっとも陰性なので、陰性な野菜を陽性に料理すると滋養になります。 食養ではヤマイモ、レンコン、キクラゲ、大根、かんきつ類などを陽性に料理。

平時の肺は陰性状態ですから陽性な料理にし、発作などの陽性症状の時には陰性にする。

コーレンなどを使うのは簡単で良い。


喉も陰性な部位ですが、食養では昔から昆布を使います。

昆布はナトリウムもカリウムも多いので、使いかたによって陰陽両方の力を大きく引き出せます。

例えば粉末にすると強い陽性になり、

水で煮れば強い陰性の特徴を引き出せます。

この陰性が出汁として良い仕事をします。



伝染病もばい菌やウイルスなど外からの影響が原因になりますが、 

症状の陰陽で対応する

という方法と

原因の陰陽を見る

とういう方法があります。


例えば梅干しには塩気という陽性とクエン酸という陰性の両方があります。 

通常、陽性な形のばい菌が原因の時は大根湯やシイタケスープにして、陰性なら梅醤番茶にしますが、よくわからない時は大根おろし入り梅醤番茶か梅醤シイタケスープなどが考えられます。


味噌も塩気の陽性と大豆の陰性がありますから、陰陽両方の手当てに使えます。

例えば味噌を焦がせば陽性が強くなり 、

ネギや大根を入れて作れば陰性になります。



※追記

タバコの燃焼によって発生する煙もPM2.5ですね。

参考「受動喫煙の防止を進めるための効果的な行政施策のあり方に関する研究 」http://www.tobacco-control.jp/

ということは、タバコは身体を陽性に傾ける傾向がありますが、タバコの排毒方法と同じ食養も効果があると考えられます。





[ 2014/02/27 09:35 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
精進キムチの作りかた
本文を読むにはこちらからパスワードを入力してください。

[ 2014/02/28 14:29 | Comments(0) | 穀菜食の舎 ]
心の制御法・柔軟で強い心を作る。
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[ 2014/02/28 16:07 | Comments(0) | 穀菜食の舎 ]
思い返すこと。
揚げ物をした残り油で塩大学芋



芋の甘味を出すために、弱火で油蒸ししてから醤油を回し、蒸し煮します。


もやしは豚牛の脂肪をよく溶かし、肝臓病対応のレシピによく使われます。


黄色が足りない時には、カレー粉で色づけします。



ところで、

病気が治る人と治らない人にはあるひとつの違いがある、

とずいぶん昔に大森英桜先生から教わりまして、最近になって、
ああ、なるほどなあ、と感じることがあります。


差し障りがありそうなので具体的には書きませんが、食べ物の如何より食べかたのほうが重要で、思いより身体の動きのほうが ポイントになりそうです。


人はちょっとしたことでしあわせになり、ちょっとしたことで不幸になりますが、その原因の多くが感謝と懺悔の多少によります。

数日前、調べることがあって『父母恩重経』を開きました。 この経については恩師田中千秋大僧正から多くを教わりました。

『父母恩重経』はインド伝来ではなく、中国で作られたものなので多少儒教の匂いがしますが、真ん中あたりに、十恩が銘記されています。


例えば第四乳哺養育の恩、経文のまま引きます。


それより母の懐を寝処となし

母のひざを遊び場となす。

母の乳を食物となし

母の情を生命をなす。

飢えたる時、食をもとむるに母にあらざれば食らわず

かわきたる時、

飲み物をもとむるに母にあらざれば飲まず

寒きとき

服を加うるに母にあらざれば着ず

暑きとき、

衣をとるに母にあらざれば脱がず

母寒さに苦しむ時も着たるを脱ぎて子にかぶらす

母にあらざれば養われ

母にあらざれば育てられず



そして、第十究竟憐愍の恩は、

おのれ生ある間は

子の身に代らんことを念い

おのれ死に去りて後には

子の身を護らんことを願う



これら親の恩に対して子は何をすべきかというと、

1、外でめずらしいものが手に入ったら父母にすすめる

2、父母病の時はひとまかせにせず、自ら看病せよ。平癒を至心に祈ること。

3、一日に一度くらい すすんであいさつするようにつとめること

4、父母に信仰を勧めること。

とあります。


僕もまだまだ足りないなあ、もうちょっと何かできるなあ、と感じています。


4、の信仰をすすめることについて。

拝めば過去現在未来の三世と十方一切がことごとく心中に現ずる

と『菩提心論』にあり、

拝めば心が明るくなり、広く大きくなる。そうすれば自分勝手が減り、他人を裁くことが減る。

よって、安楽で平安な毎日を送ることができるから。

と田中先生は著作集の中に書いています。


心に光が差さない状態が病気であり不幸であると思われますが、感謝や懺悔や拝むことで、そこに光が射し、闇は消える、と僕は考えています。


___________________________________

※穀菜食の舎ページ

「 精進キムチの作りかた」:  http://shintenan.syoyu.net/Entry/356/

「 心の制御法・柔軟で強い心を作る」:  http://shintenan.syoyu.net/Entry/357/







[ 2014/03/01 14:25 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
As you might know・・・
毎朝100回以上スクワットジャンプみたいなことを続けているので膝が痛い。

これは左足なので中性脂肪の排毒

ご存知かもしれませんが、こういう時には、

辛い大根おろしとごま油と醤油


〇〇は××に効く

なんて言うのはたいてい眉唾で、理論的バックグラウンドの無いうわさ話がほとんどです。


では納豆。


よく練るのはご存知の通り。糸が白くなるまで。

ネギを入れます。これは大豆のタンパクと相性がいい。

ネギの他に香りのある野菜なら何でも合います。野草もいい。漬け物のみじん切りもいい。

で、またよく練ります。

問題はこのあと。

天然醸造の醤油をちょっと入れて練り、ちょっと入れて練り、またちょっと入れて練ります。3回くらいに醤油を分けて入れる。




もちろん、添付のタレなどを使っては台無し。

こういう類のものを常食していることが、多くの問題の原因になっています。

で、しばらくおいてから、熱いご飯にかけて食べる。

これにひとつ、一緒に食べると良いものがあります。
それはジャガイモ。

蒸すかゆでるか、どちらでも良いですが、塩気のあるおでんなどがいちばんいい。

ご存知かもしれませんが、

これは〇〇の××によろしい。

なぜかと言えば、納豆やネギや天然醸造の醤油は消化を助け、胃液を十分出すとともにジャガイモの陰性が、最近の人に多い陽性毒を排泄させますから。



もうひとつ

フライパンでニンニクを炒め、炊いた炒り玄米と豆腐を入れて蒸し焼きします。

醤油か味噌を加えて焦げ目をつける。



炊いた炒り玄米+豆腐+辛味(ニンニクなど)+醤油または味噌+焦げ目

この組み合わせは

豆腐と辛味が陽性毒を

炒り玄米と醤油・味噌の焦げ目が陰性毒を

排泄しますので、ご存知かもしれませんが、〇〇を××するのよろしい。


まあまあ、能書きはどうでも良いのですが、食事は楽しく食べましょう。




[ 2014/03/02 11:45 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
乳がん概論Ⅰ
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[ 2014/03/04 13:32 | Comments(0) | 穀菜食の舎 ]
本、ほん、本
こんなにもあるのか、

と本の仕分けをしながら呆れています。

まず目についたのが国鉄監修『時刻表』1967年10月号

ページをめくれば、時がたつのを忘れてしまう。


次に手に取ったのが土門拳の『古寺巡礼』

ああ、このまま時が止まってほしい。


『弘法大師著作全集』、『曼荼羅図典』、『ラーマクリシュナの福音』・・・

背表紙を見るだけで安心する。書影が美しい。

おっと、いとうせいこう・みうらじゅんの『見仏記』シリーズを手に取ってはいけない。このまま夜になっても5冊読破してしまいそうだから、急いで段ボール箱にしまう。 


仕事や勉強の資料として必要なものはすぐに分けられますが、好きな作家やコレクションとして買ったものは処分するにはしのびない。

二度と読まないだろうものや、一度も読んでいないものもあるけれど、本を捨てるのはちょっとためらう。

本は校閲校正が当たり前ですから、インターネットの情報とは比べ物にならないくらい信用があります。だから、必要な本は必要。


本はひとりで読みます。

人間はひとりである、ということを忘れると、いろいろと心のバランスが崩れるものですが、読書はひとり。だから、精神の修養になる。

例えば、

僕らの世界では、加行というお坊さんになるためのカリキュラムがあり、それを修行道場で集団で行いますが、それはカリキュラム全体の半分以下です。

慣れるまでの90日くらいはみんなで一緒に道場でやるけれども、あとはひとりで、仏さまやお大師さんとふたりっきりで、残りの約170日を静かに拝みます。この孤独が扉を開くカギになる。

なぜなら、修行は自分の内側に向かってひとりで行うものであり、集団の中ではしばしば真理が歪曲されるからです。人の都合によって。


本も、小さいころは読んでもらい、大きくなったらひとりで読む。


さて、

処分する本がたくさんありますので、もらっていただけるととても嬉しい。

お越しいただければ喜んで差し上げます。


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穀菜食の舎ページ

『 乳がん概論Ⅰ』:  http://shintenan.syoyu.net/Entry/360/

『 乳がん概論Ⅱ』:  http://shintenan.syoyu.net/Entry/362/




[ 2014/03/04 14:02 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
乳がん概論 Ⅱ
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[ 2014/03/04 14:28 | Comments(0) | 穀菜食の舎 ]
中道中庸

お釈迦さまが、厳しい苦行と、その反対の快楽主義の両辺を離れる中道を説いたからといって、苦行に意味が無いとは思えません。


よっしゃ、いっちょうやってやろうじゃないか。


という気持ちは大切で効果があるはずです。


行ったことが功徳になり、その行為が業になり、縁となって結果が現れますが、苦行の分だけ重みのある結果になり、またそれが原因となって新たな結果を導きます。

身体の苦行でなくても、精神的な苦しさもとても意味があるものです。

その苦しみを耐え忍び克服すれば、結果はもとより、生に対して功徳を積むでしょう。



陽性でもなく陰性でもない中庸が良いと知っても、陰陽どちらかに傾くのが悪いとは思えません。


瞑想したり芸術作品を創る時は陰性でいたほうがうまくいくでしょうし、死にそうな局面から脱出するには陽性なほうが良いでしょう。


ケンカをして勝ちたいなら陽性な人が有利でしょうし、ケンカをしないためには陰性でいたほうがいい。


脳にはご飯とみそ汁と漬け物


喉には昆布


肺にはレンコン


胃には唾液とキャベツとエノキと納豆とジャガイモ


腸には葛


膵臓にはカボチャとネギ


腎臓には小豆や大根やリンゴ


肝臓にはキノコやかんきつ類やヨモギ


婦人科系には、痔には、前立腺には時間をかけた海藻類


など滋養になる食べ物ありますが、それらが効果を発するのは、陰性な体調時には陽性に料理する、などの工夫ができた時です。


例えば、

レンコンは根菜の中でも陰性です。

穴が開いている

水分の多い陰性な土地で育つ


地中で横に伸びる


などが陰性である所以。

だから陰性な肺の滋養になる。

肺が陰性で拡がった場合には炒めたり揚げたり煮しめたりで陽性にすればよく、

急速に縮まる陽性時には生のすりおろしなどにします。


料理も消化吸収滋養も病気も健康も化学反応ですから、わけのわからない不思議なことが起こるわけではありません。なぜそうなるかは理論的に説明できることばかりです。

でもしかし、考えるよりはいっちょうやってみようか、という気構えで料理したほうが、うまく事が運ぶものです。


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穀菜食の舎ページ

『 乳がん概論Ⅰ』:  http://shintenan.syoyu.net/Entry/360/

『 乳がん概論Ⅱ 附・婦人科系疾患』:  http://shintenan.syoyu.net/Entry/362/



 


[ 2014/03/06 12:39 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
B級食通
僕が僕の家族を大切に思っているように、僕以外の人も自分の家族を大切に思っている。

僕以外の僕も僕と同じなのである。

ということは、

家族だけでなく人間すべて誰かにとって大切なのだから、傷つけたり殺したりしてはいけないのです。

誰かを殺めるのは、家族を殺めることと同じ
 
と言ってもいい。


それはさておき、


ビビンバというのは彼の国のみならずポピュラーなものでしょうが、混ぜご飯ですね。

混ぜご飯は正式な膳ではないけれど、祝いの膳にはよく出される不思議な料理です。

それひとつで、後はおすましでもあれば食事になるので至極便利。

野菜などの具をご飯と一緒に食べるのは胃腸によろしい。野菜がご飯の消化酵素になりますから。


他にも、

季節の具を彩りよく載せた芳飯(ほうはん)

元は漢方などの薬となるものを混ぜた加薬ごはん

ご飯の上に豆腐やうどんを載せたうづみ飯

魯山人の書物に出てくる納豆の茶漬け、海苔の佃煮茶漬け、てんぷらの茶漬け

もうまい。

若いころは肉屋で買ったコロッケをご飯にのせ、お茶をかけて食べるのがごちそうだった。
 




モヤシと小松菜は塩ゆで

ザーサイは塩抜きしてからネギとごま油で和える

人参はごま煮

キムチはリンゴと乾物の梨で漬けた精進もの

これを温かいご飯に載せて精進のビビンバ。


韓国の焼肉とキムチは良い組み合せで、キムチの酸味が肉のたんぱく質を 、
辛味が脂肪を溶かし、生の具が消化酵素になる。

肉じゃがや煮込みと同じで、動物性食品を食べる方法として秀悦。

もやし、大きな葉野菜、葱、キノコのスープを添えれば完璧。



ピザも考えて作ればなかなかよろしい。 

チーズは干した魚と比べてもかなり陽性ですが、これをマッシュルームの陰性、

トマトの酸味タバスコの辛味と合わせればとてもいい。

タバスコの塩気はかなり陽性なので、自然と陰性も強く作られ、その陰性な辛味が脂肪を溶かす。

バジルを使えば、その陰性がさらに効果的。

チーズなどの陽性が強いものは心身トラブルの原因になりやすいですが、斯様にして量を気にすればよろしい。

スープはオニオンとワカメと青味とコショウ、飲み物はかんきつ系。



※参考

食品 Na K Ca Pの順で


マッシュルーム



   0.6



35



   0.3



 10



タバスコ



126



26



  3



   4.8



トマト



  5



  346



11.5



 43



エダムチーズ



195



16



165



117



煮干し



  17



12



  22



  15



削り節



  14



24



   1.4



  20



 



[ 2014/03/07 11:11 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
一子の愛と信
美肌になり、お通じが良くなる餃子の作りかた。

まずキムチを漬けます。

材料は、塩漬けした白菜、粉唐辛子、梅酢、干梨、リンゴにんにく生姜のすりおろし、青ネギ。



そのキムチと、ニラ、深めに炒ってから炊いた玄米、吉野葛、ハトムギ粉を混ぜてタネにします。




皮に包み、フライパンで蒸し焼きしてから、ごま油を回して焼きつけます。





それはさておき、平安時代のお話。


当時の嵯峨天皇がお大師さんに七言の詩を贈ります。百屯の綿と一緒に。

天皇だからといって優雅にのんびり暮らしているわけではなく、薬子の乱とか、政変・争いがあったり、当時は旱魃が多くて庶民も苦しんでいた。

で、天皇が高野山にいるお大師さんに

そちらは寒いでしょうね、こちら都は暖かく花が咲いていますよ。

あなたが寂静の世界で修行されるのはよいことですが、都へ出て、私の近くで世間を助けてはくれませんかね

というような内容。


天皇もつらいのでしょうね、苦しいのでしょうね。


そして、お大師さんが返事を書きます。

諸仏威護して一子の愛あり
(しょぶついごして、いっしの愛あり)

何んぞ須らく人間の難を惆悵すべきや
(なんぞすべからく人間の難をちょうちょうすべきや)

ちょこっと難しい言葉ですけれども、

多くの仏さまが大慈大悲の愛情をもって、あなたを包み込んで護ってくださることは、ちょうど親が一人の子を全身全霊で愛しているのと同じですよ、

だから、人間がたくらむ悪さや、しむけてくる難儀など、どうして嘆くことがありましょう。そんなものは、嘆き悲しむに値しないですよ。

心を転換しましょうよ、と。


仏さまとか、宇宙とか、真理とか、そういうものに温かく守られているのだから、何の心配もないですよ。

きっと僕らも、親とか友だちとか自然とか、いろいろなところが気にかけてくれているから心配しないで良いのでしょうね。


いいですよね、こういう言葉をかけてもらえるのは。

そのような、一子の愛、というものが世の中にはある、と。

難儀な時にも、心根を強く持っていれば大丈夫だ、と。


仏教では驚覚とか加持とか戒めとか、いろいろな形で仏の側から手を差し伸べてくれていると考えています。

真理の側から僕たちへ。

子が親を信じて名を呼び、親が一子の愛を持つ。

そういうようなことがある、と。


世の中には僕のような天邪鬼とは正反対の、本当に信用できる人がいます。

この人なら大丈夫だ、と安心できる人。

そのように、相手が優れているから信用できる、という場合と、

こちらが勝手に全面的に信用している、という場合があります。

盲目的にではなく、こちらに自信があるから信じられる、という場合。


たくさん勉強すれば合格を信じられる。

猛練習したから勝利を信じられる。

これだけ拝んでいるのだから大丈夫。

仕事でも子育てでもなんでも同じでしょうね。

多くの場合、

そうして向こうから一子の愛のような、僕らを包んでくれるしあわせとか平安が訪れるのだろうな。



[ 2014/03/08 15:31 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
お酒とコーヒー
3年前、次男の学校では卒業式の予行練習中に地震があり、原発事故も重なって、卒業式がイレギュラーな形になりました。

それはそれで温かく感動的な式でしたが、ちょっとね、普通の卒業式に、という思いはあります。

その時小学校6年生だった子らは今年中学校を卒業。

今週、卒業式があります。普通の卒業式が。


僕はサラリーマンを辞めてから25年以上、公の場には僧形で出席してきましたが、今年はブラックスーツを着るつもり。

息子の学校と、地域の小学校の卒業式で。



それはさておき、

菜の花の季節ですね。

春の青菜は陰性なので、冬の間にたまったイライラなどの原因である陽性毒を排泄させます。


その菜の花などを、

ゆでておひたしで食べる

油で炒めて食べる

どちらがお好きかで体調が分ります。


普段ゆでて食べている人は、炒めて食べてみると、少し心身が陽性になり、いつも油炒めの人がゆでて食べれば陰性になれます。

ちょっとしたことで人は変わる。



野菜より飲み物のほうが、水分量から見て陰性です。

日本酒とコーヒーのどちらが陰性か、などという比較はあまり意味がありませんが

カリウムの量だけなら比較できます。


単純にカリウムの量で比べればコーヒーのほうがかなり陰性。

日本酒よりビールのほうが陰性で、コーヒーはもっと陰性。

ちなみに カリウムの量は、

日本酒   5㎎
コーヒー 65㎎
ビール  34㎎
(100g中)

http://fooddb.mext.go.jp/index.pl


今の僕にとってどちらが陰性に働くかは、体調によって変わりますが、陰性なものは拡がる性質があるので、比較的速く排泄されます。

ですから、

日本酒とコーヒーを飲んで、どちらが速く身体に変化をもたらすか、どちらが早く排泄されるかを見れば、自分にとってどれだけ陰性な力が加わったのかがわかります。


僕は毎朝、ひと仕事終えた時に、妻が淹れてくれたコーヒーを飲み、

晩酌で燗酒をやります。


朝のコーヒーは交感神経を刺激して日中の力になり、

晩の日本酒は肴とともに副交感神経を刺激して、疲れを取って翌朝の力になります。


よって、

お酒とコーヒーは心身によろしいのであります。






[ 2014/03/10 11:04 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
おそばと弁当の話

望診法の勉強にご婦人おふたりがいらして、


お話をしている最中に、新潟津南のそば名人 高波さんからおそばが届く。
http://blog.dentousyoku.org/archives/201201-1.html

高波さんのおそばとお豆は日本でいちばんおいしく、お客さんにも召し上がっていただく。


 


高波さんは以前から、被災地におそばを打ちに行くから、と言ってくれていたのに、僕が段取りをうまくできずにいたので、ちょっと申し訳ない。



今朝はいつもより10分寝坊。


ウンコをして顔を洗い、護摩堂へ。


わが家には犬がいて、コイツのウンコを毎朝片づけるけれど、いつも良いウンコをしている。


今朝は暖かい。


3月12日に暖かいのが嬉しい。


昨日は揺れなかったのが嬉しい。


世の中、何もかもがうまくいくわけではないけれど、振り返ってみれば何もかもうまくいっているような気がするのが嬉しい。


礼拝念誦終わって、台所に戻り炊飯器のスィッチを入れ、ヤカンにお湯を沸かす。

いつものルーティーン。


さて、

一昨日から生姜醤油に漬けておいた厚揚げに、水溶きの地粉、リブレ、パン粉をつけて菜種油で揚げる。


ジャガイモとサツマイモも揚げる。

油が余ったので、乾燥のれんこん、ごぼう、カボチャも素揚げする。

レタスを洗う。


鍋に油揚げと小松菜を入れて煮びたし。

ご飯が炊きあがり、仏飯器と弁当箱にご飯をよそう。

弁当には梅干しの紫蘇を載せ、黒ゴマをひねる。


おかずを詰める。






朝ごはんは昨日のカレー、

玉ねぎとキャベツの味噌汁。

大根糠漬け


お弁当のおかずの残り。


こうして足かけ17年、毎朝妻と交代で作ってきた3人の子の弁当も今日でおしまい。


最後にしては普通のおかずだった。


 


またいつか、誰かのために、お弁当を作りたい。




※宣伝

わが家のお弁当・料理の本もあります。どうぞお求めください。

『穀菜食の舎 須永家のお弁当レシピ』
http://www.hakushindo.jp/store/products/detail.php?product_id=192

『おいしい料理』
http://www.hakushindo.jp/store/products/detail.php?product_id=222


[ 2014/03/12 15:46 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
備えあれば
3年前のあの時、

長男は高校の部室にいて、揺れたから部屋の外へ出ようとしたけれど、ドアの前に棚が倒れ掛かって出られなかった。

次男はその時、卒業式の予行練習で机を廊下に出していたので、机の下に隠れることができなかった。

帰省途中の娘は、なんとか僕の両親宅まではたどりついた。

僕は横浜にいて、家まで帰る手段がなかった。

妻は家でとにかく大変だったらしい。

それぞれ何が起こるかわからないもので、ある程度の備えは必要です。

僕はあの日、揺れる街の中、まずコンビニで携帯電話の充電器を買いました。これが良かった。

近くにいる人のために水も買った。

で、とにかく歩いて自分の眼で状況を確認しました。テレビも混乱していたから、信用できるのは自分の体力と目と耳。



普段の生活で

生命保険に入る

貯金をする

すべり止めの受験をする

などの備えをしている人は少なくないでしょう。いざという時のために準備をする。
それは安心して暮らすためのテクニックのひとつ。


普段の食事を正しくする、

ある程度健康でいる、 

名前の画数を良くする、

拝む、

なんていうのも保険や貯蓄と同じで、いざという時に役に立ち、安心して暮らせます。


モノを備えることは大切ですが、心に備えることはもっと大切です。

人生には生老病死やお金に関するトラブル、仕事や人間関係の失敗、さまざまな災害事故があります。 必ずある。

いざという時の、あらゆる場面を想定して論理的に冷静に考える習慣はとても大切。


そして、いざとなったら

希望を持つこと

楽観的な思考をすること

これが困難に打ち勝つ手段となります。

普段から論理的に冷静に考え、ものごとに対して感情的にならないトレーニングをすること。

事実を調べる練習

うわさ話は笑って済ませるという習慣

これらはとても役に立ちます。


当地は以前から地震が多いので、箪笥などは寝床に倒れない場所に置いていますが

3年前の地震で必要だと感じたものは

車のガソリン
灯油
携帯電話 (安否確認はより遠方の知人縁者に連絡する)
充電器 、乾電池
ヘッドランプ(懐中電灯は片手がふさがる)
センサーライト
米 醤油 塩
水(最小限でいい)
乾燥わかめ 粉炭 梅干し

乾物はとてもいい。そのままでも食べられるし、陽性なので冷えないし、いろいろ応用が効きます。

余裕があれば

木材など燃やすもの
カセットコンロ
発電機 



原発事故に対しては

先ずは情報、特にうわさ話ではなく「事実」

メール電話は通じにくいけれど、インターネットは通じることが多いのでスマートフォンは便利でしょう。

避難のためのガソリンと現金

公共交通機関は止まっていますが、タクシーやレンタカーはフル稼働してくれます。

それを利用するためのお金が必要。


 こんな記事もあります。

「どうすれば安全安心:地震のプロ「その時」のための対策 「予知不能」前提に準備を」(毎日新聞)
http://mainichi.jp/shimen/news/20130829dde012100014000c.html 



炒り玄米、梅干し、番茶、水分(コンビニにある何でも良い) などもあれば便利ですが、

普段から家で料理をしているなら台所にあるものが役に立つので、それほど心配はいらない。



ともあれ、

無事で平穏な毎日でありますよう、毎朝祈念しております。



[ 2014/03/14 09:05 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
傾向と対策
津波の被災地に桜並木を作ろうと、あるグループがたくさんの桜を寄付する、という話がありますが、現地は人口が激減し、お年寄りばかりになっています。

だから、

善意はありがたいけれど、植えた後の管理を現地の人ではとてもできない。


大勢の犠牲者がでた場所には、慰霊の人たちがお参りに来て花や供物を供えてくれます。

でも、その後それを片づけるのは現地被災者で、結構な手間になっている。


当地福島でも、ひと言ではお話しできない問題が、まだまだたくさんあります。


まあ、それはそれとして、

お時間がありましたら、どうぞ東北へ遊びにいらしてください。 こちらも春が近づいています。



それはさておき、

昨今は陽性過多による症状が増えていますが、その原因として考えられるのは

・陽性な食事が多くなった。

・温暖化、電磁波が増えた、などの陽性な環境になっている。

・陽性な物質文明が進んでいる

・世の中の多くの事象が速くなっている。 動きが速くなるのは陽性。

などがあります。


陰性な空間より陽性な時間を大切にする風潮は人間の特徴かもしれませんが、身体の面では、

陽性は締まりすぎ、硬化、血行不良を引き起こすので

頭痛、腰痛、肩こり、うつ、イライラ、冷静さの不足、疑い、怒り、貪り、無知、慢心、便秘、冷え性、ガン、アトピー、認知症などと関係します。


陽性なので陰性なものを身体が要求しますが、多くの場合、劣悪な陰性を取り入れていることが多い。

陽性なものは求心性なので排毒しづらく、

陰性なものは拡散性があるので排毒されやすい。

よって、劣悪な陰性が排毒されて、陰性症状がよく現れます。

根本的には身体の中に陽性毒があるためなので、陽性を抜けば改善します。

そのためのひとつの方法が脱塩。


その方法は、

運動(肝臓系と腎臓系に分かれる)

入浴

発汗 

阿息観などの呼気瞑想

呼気歩行

ゆっくり考え行動する

止観行

食べ物で優れているのは

野菜しゃぶしゃぶを 炒り玄米と豆腐のドレッシングで食べる。


動物性食品はそのままではほぼ陽性毒となるので、料理には香辛料を使い、陰陽比で5倍の野菜と合わせます。そうすれば不要な陽性は消える。



これは陰陽のバランスが良い、残り野菜と炒り玄米の黄檗揚げ


[ 2014/03/16 14:16 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
みんなで祈る。
ごはん
キノコと菜の花の味噌汁
ブロッコリーと油揚げの煮びたし
きんぴらごぼう
とろろ、もしくは納豆

春のメニューはそういうものがいい。

でも、

たまには揚げ物を、と

とろろを海苔で巻いて揚げ、

温かいご飯に載せて、純正な醤油をさっと回し、

濃い煎茶をかけて、磯部揚げ茶漬け




こういうものもうまい。



それはさておき、


孫の合格を願ってお茶断ちをしていた、というおばあさんがいる。

アンタの修行が終わるまでオレも50日間酒を飲まない、という大酒飲みもいた。

そういう人たちのお蔭で合格し、無事に結願するものです。

8月6日や15日に多くの人が拝むように、毎日みんなで祈り、その気持ちがその後も続くように努めれば、戦争もなくなるでしょう。

3月11日に祈るように、みんながいつも祈り続いていれば、多くの人が安らかで幸せを感じるでしょう。


お大師さんの『高野雑筆集』に、

旱魃が続いたので、役人がお大師さんに雨乞いの祈祷を頼んだ時の、お大師さんの返事があります。


「今、須く修法の間、来月二日より八日に至るまで、国郡の官司、相共に斎戒し、清潔にして、諸仏の護念を仰ぎ、兼て国内の殺生を禁じ・・・」

(私が拝んでいる間、みなさんも共に戒律を守り、精進して暮らし、一緒に拝んでください)

そして、

「一手拍を成さず。片脚歩むことあたわず。必ず彼此の至誠によって、即ち感応をいたす。しからずんばいたずらに財物を費やすも、修法、何の益かあらん」

(片手では拍手ができないように、片足では交互に歩行できないように、
こちらの努力精進が伴うからこそ、神仏は手を差し伸べてくれます。
みんなが本気にならないと、お金も無駄になってしまいますよ)



心の力は、

親子や先輩後輩のように直列ならパワーアップし、夫婦や親友のように並列なら長持ちします。


祈願や願いごとは、修行と内省が伴った時に必ず叶いますが、みんなで祈れば、その及ぶ範囲が広がります。


春は新しい旅立ちがあるけれど、みんなで祈れば、良い旅になるだろうな。



[ 2014/03/17 11:04 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
人生を左右するもの・附録
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[ 2014/03/24 13:58 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
人生を左右するもの
土中に保存した冬の野菜はそろそろ食べきる時期。

大根と人参を塩もみし、

リンゴ酢に浸してから絞り

白ゴマをひねって金粉を振りました。







卒業式、春の彼岸と過ぎ、これからは入学式や入社式。

当地では梅が咲き、もっと南では桜が咲く。

窓を開け、布団を干して、春風の中を散歩する。

春はもの悲しいけれど嬉しいことが多い。

切ないけれど希望があふれる季節。



今週28日は月例の不動明王護摩供を修法します。

郡山で最後のお護摩になりますが、どうぞお参りください。

御祈願のあるかたはお申込みください。

春は願えば叶います。 


そして球春。

楽しい季節になります。


野球に限らずスポーツ観戦が楽しいのは、 目の前で繰り広げられるのが事実だからです。

例えば、

選手が走る

攻撃する、守る

点が入る

エラーをする

勝つ

負ける

皆事実。



もし、

選手が走ったらしい

攻撃しているらしい

点が入ったらしい

エラーをしたらしい

勝ったらしい

負けたらしい


だったら全然おもしろくない。

その上、

あの監督はどうのこうの

この選手はああだこうだ

なんて誰かの勝手な想像を聞くのは、昨日見た夢の話をされるのよりも不快になります。



この食べ物は肝臓に良いらしい

と聞いたら、

なぜ良いのか、どのような仕組みで効果が出るのか

を調べたり考えたりするのは楽しい。

ただ良いらしい、だけではつまらないし役に立たない。

なぜ良いのかわからなければ何の意味も無いでしょう。



同じように

家相や画数も、それが良い理由、良くない理由を知ることは、後々便利であるだけでなく、間違いや迷いが無くなるから、おもしろい。



ところで、

名前の画数が吉数か凶数か。

方角が良いか悪いか。

家相の良し悪し

何をどのように食べているか。

信仰の有無(心を調えているかどうか、慈悲や精進の気持ちがあるかどうか)


これらは互いに関係があるのでしょうか。


もし、食事が慎ましく行儀よく自然で

名前の画数がよく

家相も完璧で

信仰深い人がいたなら

その人は十二分にしあわせで、家庭も円満で健康。

そして、周囲に安心と希望を与えているのでしょうか。


もし、

食事は良いけれど、

名前も家相も悪く、

信仰なぞ全く無い人はどうなのだろうか。


名前や家相は良くても、

食事が乱れている人はどうなのだろうか。


全て凶数不運の相で、食事もめちゃくちゃな人はどうなのだろうか。 



地鎮祭をしない家でも、その後ご祈祷すれば改善するように、名前を変えれば食が変わり、食が変われば他を変えようともするでしょう。

脳への刺激が変われば、判断が変わるから。


何より、

最も人生に影響するのは、

努力精進しているかどうか、

自分で考えて実践しているかどうかです。


さて、

「食べる」というのは現実の実践的な行為ですが、例えばお肉を食べると。

肉の中でも鶏肉はより陽性ですが、それを多く食べると、陰性な添加物や漢方などを好むかもしれない。

そして、陽性な人生の歴史を作る。


肉食や玄米とごま塩などの陽性なものが多いと、それを消化吸収するために陰性な酸素をより多く必要とします。

すると、呼吸が浅くなり、特に陰性な呼気が弱くなるのでリラックスしにくく、緊張した陽性なストレスがたまる可能性が高い。

すると、陽性な事実より、陰性でスピリチュアルな世界に興味を持つかもしれない。

かように、何を食べるかでも人生は変わる可能性があります。





___________________________________


 
※穀菜食の舎ページ

運勢・実生活との関係「人生を左右するもの・附録」
  http://shintenan.syoyu.net/Entry/371/





[ 2014/03/25 16:25 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
変化する運命
朝食で残った味噌汁に、葱や青味を加えて煮込み、朝の残りごはんも入れてお昼の雑炊。

これは、正倉院で発見された文書には「みそおじや」、古代ローマ帝国の壁画には「miso soup risotto」と記されている古式ゆかしい料理であり、その馥郁たる香りは、数千年の間、人類を魅了してきました。



こういうものは鍋一杯食べても大丈夫

と息子に言ったら、本当にひと鍋平らげてしまった。


それはさておき、

当地では原発事故後、幼稚園 保育園 各学校、市役所 公民館 市民センター 体育館、駅前や公園など、いたるところに放射線量を計測するモニタリングポストが設置されていますが、本日我が家から一番近い行政センターの放射線量は0.09~0.2μ㏜/h

事故前が0.03~0.1くらい。

あの年の夏が平均で0.31
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/186000/shinsai/documents/h26-2graph.pdf

数字は変化を分かりやすく表すので便利です。


久しぶりにちょっと観てよ。

と息子が掌を僕に差し出す。

長男も次男もあるひとつの修行を終えたばかりなので、手相がだいぶ良くなっています。

手相も変化を目の当たりにできるので便利。


僕は望診法で健康状態を観ますが、手の場合、

消化器系の様子を生命線で。

神経系を頭脳線で、

循環器系を感情線で。

その前に、

手の出しかた、力の入り具合、そして色つやを観ます。

そして、親指の下のふくらみで大腸の具合を

小指の下のふくらみで小腸免疫系を

掌真ん中で心臓の調子を観ます。

若い人を見る場合は結婚線の先を観ますが、自分のは観ない。


その他のいろいろな線や相は面倒くさいので観ませんが、一般的に心身が陰性気味なら横線が、陽性気味なら縦線が多くなる傾向があります。

縦の線でポピュラーなのが運命線。

中指に向かうのは事業の運

薬指に向かうのが健康運

小指に向かうのが金運

これらはちょっとしたことで現われたり消えたりします。変化が激しい。

そもそも、自然も宇宙も僕らも刻々と変化しているのだから、一時の状態で一喜一憂しなくても、それらを楽しめばいい。

楽しみは希望や信仰から生まれますが、たとえ打ちひしがれるようなことがあっても、心はいつも動いているから大丈夫。

お腹のすいた野生動物が、何が何でも獲物を探すように、

心は温かい希望の光を探し出します。生きるために。

そのために常に変化している、諸行無常でございます。






[ 2014/03/27 14:11 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
108回目のプロポーズ
カレーのとろみをつける方法はいろいろあります。

玉ねぎやトマトを煮込む、

炒り玄米や地粉やリブレフラワーを溶かす

などなど。

こんな方法もあります。


昨日のそうめんが残っていたので、それを菜種油で軽く炒めてから、お揚げとシイタケ出汁を加え、カレー粉と薄口しょうゆで煮込んでカレーソースの出来上がり。



ジャガイモや玉ねぎと合わせて野菜カレー




僕は料理の本を3冊書いています。
http://www.hakushindo.jp/store/products/list.php?category_id=37

この本を3冊とも読んで、さらにお友達3人へその本を勧めて買ってもらってください。

そうすると、料理が上手になり、健康と幸福が得られるでしょう。


KFの科学などはこういうやり方らしい。

で、改善の兆しが見えないのだけれど、と相談がきます。



宇宙法則研究会から『宇宙の秩序と陰陽』が届きました。

大森一慧さんが、故大森英櫻先生の遺稿からその骨子をまとめたもの。

とても素敵な冊子ですが、一般には流通しているのかしら。


世の中何でも、小さい陽性と小さい陰性がくっついたり離れたりして変化していますが、大きな陽性と大きな陰性は、互いの力が強いのでくっつくとなかなか離れない。


そういうことに気がつくと、いろいろうまくいく、ということが書かれています。




10年前に、密教に伝わる八千枚護摩供という作法をするために小さな護摩堂を作りました。

三週間で63回の護摩を焚き、真言を30万遍唱えて拝みます。

その八千枚の後、月例で護摩を修法してきましたが、当地福島県郡山で修するのも昨日が最後。

奇しくも108回目の護摩。9年×12か月。こういう偶然は何だか嬉しい。



あなたに遇いたい、いつも僕のそばにいてほしい、ずっとあなたのお給仕をしていたい、寝ても覚めてもあなたのことばかり考えています。

拝むとはそういうことでもあります。



googleドライブでファイルを共用にしましたので、関心のあるかたは料理教室などの参考にしてください。 (word文書です。適宜編集してお使いください)


※アレルギーと花粉症のメニュー例、症状の望診法など①
https://drive.google.com/file/d/0B3kBmho9B7ckY0JEbXdKYXZOR3M/edit?usp=sharing


※メニュー例②
https://drive.google.com/file/d/0B3kBmho9B7ckdHJwQThoOHJYRnM/edit?usp=sharing


仏事仏教の相談は
電話:024-955-5370

その他お料理関係は
電話:090-6257-1472

へお願いします。


[ 2014/03/29 07:15 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
レシピはいかが。
鳴門・お不動さんの世話人さんから春採りのワカメと くきわかめが届く。

僕はこれが大好き、これを食べると僕も春になる。 



こういう旬のうまいものは、あまり手を加えないほうがいい。

塩抜きして、カリカリに焼いたお揚げと混ぜて酢を振りかける。スダチがあればもっといい。


それはさておき、

以前、仕事用のUSBメモリが壊れて、データが見られなくなって困った。

いのちに代えてもというほど大切なものでもないのですが、安全のために最近はgoogleドライブやDropboxにデータを保存しています。
 
写真やネガも、

大切なものは大伸ばししてからスキャンするか、フイルムスキャンにかけて保存。


最近、それらの使いかたがようやく理解できるようになり、おもしろくなっています。

数年前、

A6版ラミネート加工のカラー写真で、料理レシピカードを作っていました。





でも、大量生産が難しい、というか結構面倒なので、googleやdropboxを利用してウェブ版でお分けできるようにしました。


主に炒り玄米と季節の野菜を使った精進料理メニューで、体質改善や日々の健康増進、楽しい食卓のお役に立てるものと考えております。 


サンプル はこちら
https://docs.google.com/document/d/1Ifw9GWYE-QIk4FTQLNZZxgJf9MIIxql0z-hEAgPI7y4/edit?usp=sharing



内容は

No.1(2434円)
マーボ豆腐
ハンバーグ
ごぼう揚げ煮
鉄火味噌
高野時雨
チャーハン
パスタミートソース
春巻
玄米カレー
餃子
ジャージャー麺
クリームシチュー
魔法のスープ
サモサ
玄米ドレッシング
レモン大根ドレッシング
コロッケ
ネギ味噌玄米切り和え
https://docs.google.com/document/d/18WRuGEbKuZgipgYikA7bCjQhIn9dhASY5HvphKweOPs/edit?usp=sharing



No.2(1255円)
若竹煮
そぼろ大根
炒り玄米佃煮
かき揚げ
ぽんせん味噌汁
ラーメン
ライスグラタン
ペペロンチーノ
野菜カレー
彩うどん
https://docs.google.com/document/d/1Rah1WtI57Nz040y4ZRxXGLrLEv3RrgesiAvod9VIc3E/edit?usp=sharing 
 

ご希望のかたは

・お名前
・ご住所
・電話番号
・メールアドレス

を sunagakounin@gmail.com までご連絡ください。

ファイルにアクセスできる招待状を送ります。

代金はこちらから振込先をお知らせします。

どうぞ、ご利用ください。




[ 2014/03/30 10:50 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]



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