来年1月14日に横浜市「umiのいえ」で望診法講座があります.
なるべくわかりやすくお話ししますが、時間が限られているので、
理解の参考になるよう、望診法のポイントを何回かに分けて書きますので、
予習としてご覧ください。
まず、
五臓(肺臓、肝臓、脾臓、腎臓、心臓)、
五色(白、青、黄、黒、赤)
五感(悲/安心、怒り/忍耐、不安/同情、恐怖/勇気、興奮/落ち着き)
五味(辛味、酸味、甘味、鹹味、苦味)
←陰性 陽性→
の陰陽と、それぞれのつながり、
元素の陰陽を覚えましょう。これで多くの判断ができます。
特に
色と元素の陰陽がわかれば、迷うことが少なくなります。
※参考文献
『望診法テキスト 宇宙を診る』 1500円
『望診法講義録 人相編 附 密教ヨーガ』 2160円
『望診法講義録 手相編 附 六大陰陽五行色体表解説』
2160円(穀菜食の舎会員は1080円)
すべて 眞天庵 刊
ご希望の方はご連絡ください。
望診法では、先ずはじめに全体を観ます。
身体全体の姿勢、大きさ、声話しかた、匂いなど。
それから気になる部分を見ます。
顔も同じで、
まず顔全体の色艶、大きさなどを観ます。
次に気になる部分を観ますが、
例えば耳は腎臓の様子をみます。
腎臓は排毒を促す器官ですが、もっとも影響するのはたんぱく質の量です。
たんぱく質は酸味やキノコ類で溶けます。
腎臓は塩気に敏感で、
健康なら勇気があり、不調なら怖れに弱いので、他を批難攻撃するようになります。
左右の腎臓は左右の耳に対応しています。
陽性な食生活では陽性な右の腎臓が小さくなり、
陰性な生活では、陰性な左の腎臓が大きくなります。耳も同じです。
陽性が強ければ、腎臓は硬くなり
排毒が滞り、欝などの陽性症状につながります。
耳は陰性なら広がり、陽性なら締まります。
耳の上部、中間部、下部は、
それぞれ、
たんぱく質、でんぷん、ミネラルの摂取状態が現れます。
陽性なら耳の位置は高くなります。
このように、
内臓の陰陽、感情の陰陽などを観察し、
大地に根付くかどうか
怒りと忍耐力
排毒の力
寿命
などを判断し、
その改善方法を教えます。
※参考文献
『望診法テキスト 宇宙を診る』 1500円
『望診法講義録 人相編 附 密教ヨーガ』 2160円
『望診法講義録 手相編 附 六大陰陽五行色体表解説』2160円(穀菜食の舎会員は1080円) すべて 眞天庵 刊
ご希望の方はご連絡ください。送料がかかります。
食事や生活環境によって心身の様子が変わり、
それが手相人相などに現れる。
それを観るのが望診法ですが、
どのような相になるかの原因は、普段の生活にあります。
すべての事象に原因があるので、
それを探すことはできるけれど、
自分ひとりで探すと、言い訳を探し当ててしまうことが多い。
それよりも、
今、何をするべきか、
相を変えたいのなら、どうしたら良いのか、
を考えるのも望診法です。
日本の各お祖師さまの像をみると、
礼拝対象ですから、威厳を備えた表現になっていますが、
いくつかの共通点があります。
目は澄んで眼球が真ん中。
これは肝臓の機能が優れ、怒りが無く、忍耐力がある。
目と眉の間(田宅)が広い。
これは、人望などの財産がある相。
鼻は大きくどっしりとして、
肺と心臓が丈夫、つまり呼吸が調っているから、常に安心感がある。
法令線もきれいに描かれ、
これは足腰が強い、つまり自分の仕事を全うしている、ということ。
口は小さく、唇はふくよか。
これは胃腸が丈夫なので不安が無い。
現代人は、
横に拡がる陰性なたんぱく質が多いので、口が大きい。
顎は豊満で、寛大さを現します。
耳はいわゆる福耳で、
これは腎臓が丈夫ということ。
腎臓が丈夫なら怖れ無く勇気がある。
頬骨が張っているのは陽性。
これは、
耳と口の相と一緒に観ます。
頭の形は前頭部が神経系、智慧の有無
頭頂部は循環器系、情緒
後頭部は消化器系で意志力が現れます。
当たり前のことですが、
お祖師さまのお頭はとてもきれい。
そして、
その書物を標準として、他の本を参考のために読む。
とあります。
例えば『大日経』と『金剛頂経』を標準として、
般若経や法華経を読んで参考にする。
望診法も、
陰陽五行説を基準としながら、他の資料も参考にします。
自分以外の人から、
自分はどう思われているのだろうか、
というようなことは、気にしてもあまり意味はない。
どう思われているかを考えても、
その答えは無く、錯覚・妄想が湧くだけで、事実は分からない。
だから、
考える必要は無い。
しかし、
それはある程度、五指に現れます。
自分は中指、
連れ合いは無名指、
友人は頭指、
子どもは小指、親は大指。
それぞれの指の色つや、傾きで、
自分が家族や達をどう感じているか、
家族、友人が自分のことをどう思っているのか、
を観ることができます。
これは、
陰陽五行説のほかに、
発生学を参考にしています。
もちろん、
好ましくない状態を変えることもできます。
正坐でもイスでも、まずは姿勢よく坐ります。
その際、
1kg程度の座布団か枕を頭上に載せると良いでしょう。
丹田に意識を集中しやすくなります。
両掌は上に向けます。臍前でも膝上でもよろしい。
これで筋肉の無駄な緊張が取れます。
そのまま口を閉じて、鼻でゆっくり呼吸します。
呼吸がうまく出来れば自律神経が安定し、
陰陽バランスが調います。
腹式呼吸により、肝臓や腎臓がマッサージされるので、
血行が良くなり解毒排毒効果が高まります。
そうすると、
怒りや恐れが消え、
忍耐と勇気が生まれます。
背骨の様子、つまり姿勢の良し悪しは鼻梁に現れます。
そして、
肺、心臓、生殖器の様子は小鼻に現れます。
ですから、
鼻を観れば、身体全体のバランスと、
感情の起伏が分かります。
それは、
肺が安心と悲しみ、心臓が落ち着きと興奮に関係するからです。
呼気は陰性な力により、
吸気は陽性な力で行なわれます。
陽性過多(陰性が足りない)の体調では、息をゆっくり吐くことができないので、
坐禅するのも難しいでしょう。
その時は、
陰性な食生活に変えれば改善します。
また、
もっとも陰性な臓器である肺と、
陽性な生殖器が同じ場所で望診できるのが、陰陽の面白いところです。
※望診法講座のおしらせ
2018年1月14日(日)横浜市「Umiのいえ」
https:/
※年間祈祷ご案内
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※精進おせちのレシピ ご案内
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※食養相談・健康相談の「穀菜食の舎」ご案内
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グルテン粉で酢豚
リンゴジュースとケッチャプが隠し味。
それはさておき
前回の記事を読んだ縁者から、
右の鼻が詰まっていることがよくある。
鼻うがいをしたり 片方ずつの呼吸をすると鼻の通りを意識する。
両方の鼻が通ると呼吸が楽になる。
とコメントがありました。
鼻が詰まるのは
基本的に陽性症状です。
陽性なもの(食べ物以外に、意識の場合もあります)
がたまっている。
それは陰性な飲み物か、
発汗や運動など、陰性にする生活で改善します。
また、
右と左では原因が異なります。
しかし、左右の判断は機械的なもので、
症状を観ることが大切です。
右だから陽性
ではなく、
症状で陰陽を考え、
更にそれが右に多いなら、
その原因が陽性の何かである、と考えます。
左右だけでは間違うことが多い。
一般的に、
左右の違いは、
不調の原因では、胃と肝臓
食べ物では、脂肪とタンパク質
足りないものとしては 、辛味と酸味
などです。
鼻水は透明なら陰性過多、黄色なら陽性過多ですので、
それぞれ反対の飲み物を飲めば治ります 。
鼻にはレンコンが滋養になります。今が旬ですね。
症状が現れるときには、
それを改善するものが旬になります。
きんぴら、揚げ物、焼き物、煮物の他、
レンコンはぬか漬けもうまい。
砂糖や化学調味料を使わないことはもちろんです。
※望診法講座のおしらせ
2018年1月14日(日)横浜市「Umiのいえ」
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帯状疱疹をわずらった後に、突発性難聴に襲われた
と『新懐旧国語辞典』に書いているのを読んで
なるほどなあと思った。
これは、
アトピーと喘息
盲腸と扁桃腺
扁桃腺とヒザ
足首と頭痛
のように、排毒がつながる、ということ。
もちろん、
無関係につながるわけではなく、
陰陽五行もしくは神経反射の通りになる。
皮膚からの排毒も耳も腎臓系で陽性な排毒。
だから、
食養では、大根やリンゴなどの陰性なものを使う。
ところで、
この本の同じ章で、
斑のことを「トトロ」と称することを知った。
江戸時代の言葉らしい。
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2018年1月14日(日)横浜市「Umiのいえ」
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僕はいつも父の親指を触っていた。
親指は肺に関係しているから、
親指に力が無ければ肺が弱っている、と判断する。
肺が動かなければ死んでしまうから、
そこに注意していた。
親指は父の生きるシンボルだった。
生命線は寿命に関係があるけれど、
これは消化器系の様子が現れるだけなので、
胃腸が動いているかどうかを観る。
胃腸が丈夫なら健康と考えていい。
その線も、大切なのは色艶。
顔色でも何でも、
望診で見るべきは色ツヤである。
それが良くないときは、
生活を変えれば、きれいな線が現れる
手相は内臓の状態があらわれるものだから、毎日変わる
ストレスで疲れていれば疲れた線になり、
元気なら元気な相になる。
血行が良く、
排毒できていればよろしい。
僕はいま、
妻子が元気なことを望んでいる。
近くにいないからね 。
それを手相で確認する。
中指は一番陽性な循環器気と心包系の様子があらわれるのだけれど、
それは自己の拡充とつながっている。
だから中指に力があれば、自分自身は大丈夫である。
その他の四指で家族の様子を観る。
これは内臓と関係があるのかどうか、まだ検証していないけれど、
統計学的にそう表れる。
中指が自分、
無名指が妻、
小指が子ども
と観ればいい。