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[ 2024/11/30 01:52 | ]
四無量心
災害が続いておりますが、被害に遭われたかたにはお見舞い申し上げますとともに、皆様の安全を祈念しております。

そして今日は11日

この日の過去帳は頁が多いので、時間をかけて拝みます。

そして9月11日

いろいろなことがある日ですが、平安をお祈りいたします。



台風や大雨などでは、直接の被害が無くても、低気圧の影響で体調不良になる人も少なくないようですね。 

頭痛、喘息、鼻炎、めまい、耳鳴り、うつ・・・。

これらは陽性の症状。

低気圧、多湿という陰性に刺激されるのですから、身体の陰性な部分に陽性な効果のある料理が効果的です。

基本的には肝臓と腎臓に滋養があって排毒しやすいものにすればいい。

元々陽性なものは大腸や婦人科系など陽性なところの滋養になりますが、陰性なものを陽性に料理すれば、陰性な場所に効果を発揮します。


それはさておき、 

密教の観想のひとつに四無量心(しむりょうしん)観があります。

慈・悲・喜・捨(じ・ひ・き・しゃ)の四つ

慈は相手のしあわせを願う心
 
悲は相手の苦しみを除いてあげたいと願う心

喜は相手のしあわせを一緒に喜ぶ心

捨は相手に冷静で落ち着いた対応をする心


『十八道次第』には

大慈は一切有情を安楽ならしめ

大悲は利益を与え

大喜は喜悦せしめ

大捨は平等ならしめる

とあり、



中川善教先生の『諸尊通用次第撮要』には、

慈悲の心を持って世の中の人をしあわせならしめ、

人の成功を心から喜び、

色眼鏡をかけずに世の中の人を心から喜んであげ、

物事を平等のまなざしで自分勝手な考えなしに平等円満に見てあげる

とあります。


これらの心が無量にあれば、悲惨な状況で苦しんでいる人の力になり、

自分も救われる。



お大師さんの『秘蔵記』には、

四無量心で心を静かにし、四無量心の真言を唱えれば、すべての人の災いや障りは悉く除滅し、すぐに無量の福が集まり、心が柔らかく平静になること自在である。


自分の大慈大悲の気持ちが広がり満ちるよう、祈ります。


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[ 2015/09/11 11:27 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
お彼岸ご案内
秋分の日を中日とした一週間が秋のお彼岸。

彼岸は「あちらの岸」、悟りの世界のこと。

般若心経にもある「波羅蜜(パーラミター)」は到彼岸(とうひがん)。
悟りの世界に到達すること。

到達するためには修行が必要で、その内容が六波羅蜜の行。

布施(ふせ) =喜んで与える
持戒(じかい)=戒律を保つ
忍辱(にんにく)=耐え忍ぶ
精進(しょうじん)=淡々と努力をする
禅定(ぜんじょう)=精神を統一し、心を静かにする
智慧(ちえ)=物事を正しく見る

お彼岸でご先祖さまの供養をすることも、六波羅蜜行の一つにつながります。



9月23日(水) 朝6時から、秋季彼岸法会でご先祖様のご供養をいたします。

先祖供養、水子供養、有縁無縁精霊のご回向をご希望のかたは、

・ご先祖様の戒名(または俗名)、○○家先祖代々、水子など

・施主さま氏名

・回向の証文お送り先住所

を下記までご連絡ください。



電話:0285-35-4901
   090-6257-1472
FAX:0285-35-4901
mail:gbqmk185@ybb.ne.jp

〒329-0412
栃木県下野市柴762-14
眞天庵 須永 晃仁

[ 2015/09/17 07:41 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
高野山東京別院 萬燈萬華会のご案内
10月17日 高野山東京別院にて「萬燈萬華会」を18時より厳修致します。

ダウンロード

11時より開場 お茶席や模擬店が出店し、御詠歌・宗教舞踊・インド舞踊などが奉納されます。

境内には沢山の灯りとお花がお供えされ、仏様を供養致します。

この機会に高野山東京別院にお越しになり、仏教に触れて下さい。

~~~タイムスケジュール~~~
11:00 開場(境内にて模擬店をお楽しみ下さい)
13:00 写経奉納式
14:00 明神社開眼法要 
14:30 インド古典舞踊
15:00 金剛流宗教舞踊・金剛流合唱団
16:00 記念法話
17:00 点燈式(境内のローソクに灯がともります)
17:30 お練り(稚児行列・金剛流御詠歌東京教室・華道高野山東京教室・職衆) →庭儀
18:00 平座理趣三昧(法要担当:福島宗務支所)
19:30 式典
20:00 終了予定 

ダウンロード


拙僧は、
 
14時からの明神さまお社開眼

17時半からの理趣三昧法要

に出仕いたします。


華やかな法要です。どうぞ、お参りください。



[ 2015/09/18 05:53 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
秋辛味
夏は酸味で秋は辛味の季節。

大根おろし、ネギ、生姜、とうがらし・・・。

香りの強い野菜には辛味があり、それは脂肪を溶かします。

秋は旬の野菜が豊富、新米もそろそろ

その秋に、
消化吸収を助け、酸毒や陽性を溶かし、お通じや美容にもよろしいのが炒り玄米のドレッシング 。玉ねぎの辛味があります。



作りかたは料理教室などでお教えしていますが、

パスタ、トースト、揚げ物、焼き物、サラダにも合い、カレーやシチューのとろみにも使えます。



圧力をかけた玄米ごはんは強い陽性で酸性なので、食べ物としてはお肉や卵と同じと考えられます。だから、頻繁に食べると酸毒、陽性毒がたまっていろいろトラブルの原因になる。


炒った玄米を炊くと、外皮が壊れてヌカ成分のひとつRBA/RBFが溶けだしてきます。

これに抗がん作用があり、焦げた陽性と、水分が多いという陰性があります。だから比較的中庸。

それを野菜と一緒に料理すれば、玄米のマイナス面は消えて、良いことが増える。


酵素玄米ってどうなんですか、

と聞かれることがありますが、

まず、

酵素は48度くらいで働きが止まります。

だから、

炊いた時点で酵素なんか無い。

でんぷんが糖に変わるだけ

あと、

電気代が無駄にかかることが特徴かな。

野菜の辛味があれば、そんな無駄なものも溶かすかな。




秋のキノコと合うのがたんぱく質。その中で良質なのが湯葉。



きのこたっぷりの出汁で炊き、吉野葛で調えます。

これはお金と手間がかかるので料理教室では作りませんが、ご縁があれば作ってご馳走します。

















[ 2015/09/19 07:35 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
戦争と平和
戦争と平和は思想の両極端ですね。どちらも煩悩、迷いの原因 になる。

そのどちらからも離れるのが中道=悟りです。

歴史を観れば、

人間は戦い争うタイプの生き物かもしれない。戦うことで規律や文化や作法、科学技術が生まれ
発展してきた。

もちろん、その反省もあります。 


母が孫たちに

戦争になって徴兵なんていうことになっても、

決して戦地に行ってはいけない

その結果、牢屋に入れられても、人を殺してはいけない
 
これがばあちゃんの遺言だからね
 
と言っている。


戦争は人を殺すことではなく、領土を広げることなのだけれど、今は平気で人を殺してしまう。

僕らは、

身体と言葉と心の業が、仏の身体と言葉と心の三密になるようにしなければいけない。 


沖縄の基地問題でも、安全保障関連法案でも、何でも、
 
それの賛成反対両方の声が大きいのは健全なことです。

どちらか一方の意見だけでは危ない。

どんな問題でも、

それに賛成する人、反対する人がいます。

自分と違う意見や主張を批判することはとてもよろしい。健全な民主的社会です。

ただし、その意見を言う人を攻撃してはいけない。

どんな主張でも、その個人の人格は尊重するべきです。


それができないと、戦争につながります。

人はみな仏です

そして、

次の選挙では、民意が反映されるよう、投票に行きましょうね。





[ 2015/09/20 06:17 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
あんた、臭いよ。
新幹線車中でおむすびを食べていたら、隣に座ったきれいなお姉さんがお化粧を始めた。

化粧のにおいを嗅ぎながら食べるご飯は、ことのほか不味いねえ。

最近では、

新幹線の中で楽しむ一献も、

お酒臭いからやめてください

と言う人がいるらしい。

僕なんか、 

車内に入った途端、肉や魚やフライが入ったお弁当を食べている人がいると、そのにおいを臭いと感じるけれど。

やめてください

なんて言ってよいのだろうか。

 

甲子園球場近くのノボテル甲子園という大きなホテルの朝ごはんがまずかった。

ものすごく臭い。

あれはお米なのだろうか。

息子さえも、

何、これ?

味も無いよ

と言って食べない。

レストランは満席で、そのほとんどは外国のかたなのだけれど、みんな黙々と召し上がっていた。

ご飯を上手に炊けないお店は珍しくないけれど、それらを凌駕する代物でした。



車を車検に出して、ディーラーのお兄さんがウチの車に乗った途端、

わっ、この車、お寺臭い。


塗香やらなんやらこぼしているからね。


僕は妻から、穀物臭い、と言われたことがある。 


キスをするとアトピーが改善するという「イグ・ノーベル賞」木俣先生の研究では、

性交すれば加齢臭が無くなる、

と言う。

一般的に加齢臭は陽性の 排毒だから、脱塩で陰性になる性交をすれば消えるのかな。


いずれにしても、

お香のように、折り目正しさと品位がしみこんだ、よい香りの人間になりたいものです。


 



これは、

ゴボウをすりおろして

豆腐もすりおろして

グルテン粉でまとめるときにビールをかける

そして揚げます。

ごぼうは陽性なナトリウムも陰性なカリウムも両方とも多いので、陰陽どちらの害も消します。

そして、

下に伸びて固い陽性なごぼうは、身体の陽性な部分に影響しますが、

そこに豆腐やビールでちょいと陰性を加えれば、陰性な場所である脳に影響させることができます。

すると、

脳内にきな臭い思考が起こらない。


もちろん、お通じもよくなるので、身体も臭くない 。






[ 2015/09/21 09:52 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
忍辱の薬
油揚げとキャベツと細切りの昆布を炒め、

すり鉢すりこぎでよくすった味噌を、濾しながら溶き入れます。



これは疲れと悩みをよく溶かし、

キャベツと昆布を合わせると肝臓の薬になります。

味噌が重たい時は、すらずに包丁で切る。




排毒にもっとも適した夏に、それができなかった人は肝臓腎臓が秋冬不調になりやすい。

 
肝臓の疲れや黄疸にはシジミが使われますが、シジミだけでは効果はほとんど無い。

動物性食品を使って手当てをするときは、

ナトリウムとカリウムの比で、それの逆数になるような野菜を見つけて合わせれば、効果が出ます。


シジミよりも効果があるのはカワラヨモギ。



肝臓や腎臓の疲れには柑橘類の酸味が滋養になりますが、酸味のある野菜をスープにしたほうがより効果的。

固くなった臓器を柔らかくします。


肝臓を傷めるのは、脂肪の過剰が第一で、さらに添加物の多少が、治るか治らないかの違いになります。

 

そのほかに



名残のナスと生姜




豆腐にネギとみょうが

も、良い薬になります。


[ 2015/09/22 07:37 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
人生のイメージ
新大阪駅25番線ホームで東京行きを待っていたら、23番線にドクターイエロー入線。

大勢の人がそこへ向かって走る。お母さんが多い。

僕は行きたいような面倒くさいような勿体無いような気持ちがあったけれど、動かず見ていた。



若いころは、

ああ、やはり行けば良かった

と思ったかもしれないけれど、今は次のことを考えて、すぐに忘れてしまう。

歳を経るごとに、ゆっくりのんびり、冷静さと寛容の人生をイメージしていたけれど、

実際はそうでもなくて、今のほうが若い時よりもなんだかせわしない。


炊きたてのご飯に白ごま、セイタン、みょうがのみじん切りをまぜ、おむすびにしてドライブに出発 。

車内でそのおむすびを食べた次男が、

これは朝ごはん? 昼ごはん?

と聞く。

もしそれが朝ごはんなら、後で昼ごはんも食べる、

これが昼ごはんなら、もう食べなくていい、

と言う。

いったい、朝ごはんと昼ごはんの境目はいつなのだろうか。



ある教室で、

とても頻繁にしつこく質問をしてくるお母さんに

何でそんなこと教えなくちゃいけないんだ、友達でもないのに。
 
というようなことを言ったら驚いていた。

友達とそうでない人の違いはなんなのだろうか



生きる意味、なんてあるのだろうか。

と学生らが話していた。

それは自分で創作するもの。

本来の意味は生き延びることだけで、その内容は自分で決める。そしてそれは常に変化する。

本来不生不滅 そこに実体的な「意味」は無い。



地元の和尚さんとお店に入って、お客さんの望診をしていると、

ごちそうさま

と言ってイスをしまう人と

何も言わずイスも片づけずに店を出る人とは

人相がずいぶんと違う。


人生を左右することなんて、そんな小さなことなのかもしれない。




[ 2015/09/23 06:53 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
日本の味
青じその実を摘んで塩漬けにする。

毎年の楽しみです。

三日後くらいからおいしくなる。

炊きたてのご飯に載せて食べるとうまい。

母は、

しその実の天ぷらが一番おいしい

と言う。

来月になったら、赤じその実を摘んで、同じように塩漬けにします。



 

京都の若い奥さんから、山椒の実醤油漬けをお土産にもらう。

これも毎年の楽しみ。

娘が喜んで、
 
これがあればご飯が何杯でも食べられる

と言う。


料理を勉強しているご婦人がお弁当を作ってくれた。

弁当箱にご飯を詰めて、野菜の千切りを置いて海苔を敷き、醤油を回す。

そのうえにご飯を載せて、また海苔を敷いて醤油を回す

野菜の海苔弁。

時間がたち、海苔と野菜と醤油の味が染みたごはんがうまい。



[ 2015/09/27 08:06 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
風邪予防法・ウイルスの観かた
本文を読むにはこちらからパスワードを入力してください。

[ 2015/09/29 16:31 | Comments(0) | 穀菜食の舎 ]
人生は黄檗焼き
風の無い海面のように、

心を静かにして、

その心に映るものを詳細に観察するのが、禅定。仏教の瞑想です。


座禅を説く宗派のひとつに、隠元和尚が請来した京都萬福寺の黄檗宗があります。

唐の僧・黄檗禅師の名に由来します。


黄檗(黄柏・オウバク)はキハダのこと。

ミカン科キハダ属の落葉高木。日本中の森林で見ることができます。

漢方薬として利用され、食養ではミズイボ、結膜炎、うがい薬などに使います。


煮物の残りを揚げ物に、揚げ物の残りを煮物に

と作り変えることがありますが、煮物などで下味が付いた材料に衣をつけて焼いたものが黄檗焼き。キハダの色に仕上がります。

精進料理の巻煎、利休、吉野、高野、松風、青海、擬製、などと同じリサイクル料理。

昨夜は、

おでんのこんにゃくと厚揚げを黄檗焼きに。




人生に失敗があっても、それは失敗ではなくただ途中の出来事だった。

人生に残りものがあっても、すぐに新品同様になる。

半端ものだと思っていたけれど、実は主役だった、

というのが人生。

__________________________________

※穀菜食の舎会員ページ

「 風邪予防法・ウイルスの観かた:」
  http://shintenan.syoyu.net/Entry/736/






[ 2015/09/29 17:03 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
性交・入浴・脱塩について
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[ 2015/09/30 13:42 | Comments(0) | 穀菜食の舎 ]
カオスとハーモニー
いつでもどこでもできる精神修養のひとつに無言行があります。

沈黙すること。

沈黙は平穏であり、おしゃべり騒然は混乱です。

過日、

料理を修行として教えてほしい

という人がいらしたので、私語をしない、という条件で料理をしました。

僕がすることを真似してもらう。

元来、

料理は無言で作るもの。

だから、修行になります。

しゃべり続けていないと死んでしまう、回遊魚のような種族もいるようですが、たまには無言行をお勧めします。


それはさておき、

初秋のカレーは名残の夏カレー



冷凍しておいたトマト

冷蔵庫奥の梨、これは年末に良いキムチの材料になる。

それらをけんちん汁の残りに加えて煮込み、

さらに竜田揚げにしたコーフーを足して上等のカレーに。

鍋の中は陰陽が入り混じっていますが、時間が味と香りを整列させます。


精進料理の基本は「いのちをいかす」ことですが、

お椀ひとつに宇宙全体を盛る

という姿勢も大切。


そういう気持ちで作れば、混沌が調和になる。




[ 2015/09/30 17:27 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
ケガをする人、しない人
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[ 2015/10/01 06:42 | Comments(0) | 穀菜食の舎 ]
あなたが望むなら
繁ったトマトを抜いて、赤くならなかった青いトマトを収穫。

これをスライスして甘酢に漬けるとうまい。
 



私 何をされてもいいわ

という味です。

[ 2015/10/01 07:10 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
大地と大空
大地はすべての所依です。

草木は大地から生え、生き物はすべて大地をよりどころとします。

大地が無ければ僕らは前に進めない。

トンボや鳥や飛行機も

大地から生まれて大地に帰る。


人は腎臓が陽性過多になると大地に根付かない傾向がありますが、

それでも大地から離れることは無い。


大空は壁や塀や門や、仕切りが無い。まったくフリー。

何にも交わらず染まらず執着していない。
 
自由な苦しみの無い心とはそういうもの。

肝臓が陽性過多になると、空が見えなくなります。

肝腎が弱くなると、右足に支障ができる。

でも、

僕らが大空から離れることは無い。

だから、

うつむいて大地を見つめても、

上を向いて大空を見上げても、

僕らは悟りに近づくことができます。 








[ 2015/10/02 07:28 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
精進ポン酢
陽性過多の人や、肝臓の疲れ、陽性なアトピーなどにはポン酢が有効なのだけれど、

基本的な分量を書きます。

橙絞り汁(絞ってから数日寝かせたほうがいい)1カップ
醤油   100cc
たまり   70cc 
昆布出汁 150cc
あぶった干ししいたけ 6グラム

以上を2日寝かせます。


甘くしたい場合は、リンゴジュース90ccを合わせます。

橙など、手に入らない材料は適宜他のもので代用してください。




これはスダチ、レモン、薄口しょうゆ、昆布シイタケ出汁で、そばがきのポン酢。

陽性が強い時は、食べる直前に大根おろしを混ぜます。



酢飯で秋のごちそうを作るのもいい。

おおよその目安は、

ご飯一升 に、

酢200cc

塩55g

梅干し2個



梅酢なら240ccで塩は不要。

同量の水で割って、ご飯が熱いうちに切り混ぜます。








[ 2015/10/02 09:28 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
天使と悪魔
自分より他人を先に、

あなたのために、

と何か良いことを思うことがある。


そうかと思えば、

煩悩やそれに従う悩みにまみれ、人に迷惑をかけることに気がつかないような気持ちになることがある。

前者を天使と言い、後者を悪魔と呼びます。

天使も悪魔も、僕の中にいつもいる。


僕の中にあるまっさらのDVDのような心の種には、

いろいろなものが録音録画されて、

貴賎貧富善悪美醜が、何かのきっかで再生されます。

本来何も録音録画されていない状態の心に戻るのが悟りなのだけれど。


不安という悪魔が出てくることもある。


それは胃の不調が原因のことがあり、

それは

規律を守ること、心を静かにすること、勉強すること

で消える。





[ 2015/10/03 17:46 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
生姜とニンニク
世の中には 

犬派とネコ派という分けかたがあるらしい。

それには関心が無いけれど、

生姜派とニンニク派、という分けかたがあれば大いに興味がある。

それぞれの成分を調べるとhttp://fooddb.mext.go.jp/

      Na  K     Ca  P
生姜    6  270   12  25
にんにく  9  530     14   150


これを見ると、ニンニクのほうが陰性が強く酸性。

多くの食物では、香りが強いものは殺菌力があり陰性の力が大きい。

この陰性 は身体に早く吸収されるという力になり、その辛味が脂肪を溶かす。

ということで、

より陽性で脂肪を好む人はニンニクのほうが好き。
 
そして、

酸性な食品を好み、酸性症状になりやすい傾向がある

と考えられます。


それを避けるには、野菜ときのこのスープを毎日摂るのがよろしい。

_______________________________

「 天使と悪魔」
http://shintenan.syoyu.net/Entry/744/






[ 2015/10/03 18:04 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
穂紫蘇を摘んで
地道に研究し勉強する学者こそが国の柱であり宝です。

そういう人がいるからこそ、人々は希望をもって暮らすことができます。

いくら経済力や軍事力で大国になっても、その学者を育て守らなくては、世界の人々に尊敬される国にはならない。

ともあれ、

ノーベル賞受賞お祝い申し上げます。


それはさておき、

赤い穂紫蘇をミツバチと戯れながら摘んで塩漬け。



紫蘇の実は、穂の先に花が残っているときに摘むのがいちばんよろしい。

素人はちょうど良い時期に畑に行けるは少ないので、とても嬉しい。




あの年も、庭で紫蘇の実を摘んだ。

あの年は、梅の実も紫蘇の葉も驚くほど安かった。

会津産を買ったのだけれど、世間の誰も買わないような状況だったから。

安いからいつもの年の倍、40キロくらい漬けて梅干にした。

あれから4年

梅干としてはもっとも良い味になっている。

郡山から引っ越すときに、余りにも多いので、縁者に数キロ引き取ってもらったけれど、

その前年分もあるから、まだ大量に僕の部屋にある。

あの年の梅干、という特別な梅干。

 
以前は、

誰ももらってくれないだろうな

と思っていたけれど、

今では、誰にもあげない、と思っている。


勉強して、科学的リテラシーを持つことは、

人生の柱となり、宝になるだろうな。




[ 2015/10/06 10:02 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
心の所在Ⅰ:プロローグ
どんな宗教でも目的は同じです。

自他ともにしあわせになること、

人類が平和であること

天国や極楽に心安くなり、地獄から離れること

希望がかなうこと

苦しみからの解脱

人格の完成

転迷開悟


どの教団も

どの教えも

どの宗教者も

どの神父も牧師も僧侶も神官も みな

無上の安穏、至高の平安、心からの幸せに至る道を説いています。

その道を歩くかどうかは、その人によります。宗教は道を示しているだけ。

だから、

信者になれば、教団に入れば救われるのでは無い。

自分で自分の力で歩かなければ幸せには近づけない。

○○教徒になるだけでは、ただの酔っ払いと同じ。




仏教でも料理でも陰陽でも、

短い時間で驚異的に理解し体得できる人がいます。

そういう人は、

料理の時には料理の話しかしない。それ以外の話になると沈黙している。

陰陽の勉強になると、陰陽のことしか語らず、それ以外のことには関心を持たない。

それを精進といいます。

集中して継続すること。

そうすれば体得できます。 


それが悟りや幸せを得る道なら、

ぼやぼやしていないで、ダラダラ暮らしていないで、

今すぐに実践したほうがいい。

明日にでも死んでしまうかもしれない、無常の世の中なのだから。


誰でも仏になれる

すべての人の中に仏は住んでいる

みな本来悟っている

だけれど、放逸でだらだらしていてはなれない。

「精進して修行すれば」誰でも仏になれる

努力すれば、今この身のままですぐに、悟れるのですから。

そして、

努力しなければ、それまでのこと。






[ 2015/10/08 09:53 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
心の所在Ⅱ:仏教の心
仏教で「心」を表す言葉はふたつあります。


①hṛdaya「フリダヤ」

核心、精髄、心髄という意味で、『般若心経』の「心」はこれ。 

より具体的には心臓のこと。

心臓は、仏が住まう八葉の蓮華とし、

それを観じて仏心を開顕する

というのが仏教の瞑想法。

この心蓮が菩提心=悟りそのものになる。



②citta「チッタ」

知覚、思想、対象を知覚する働き

一般的な日本語の「心」 

「モノ」の対で、

対象を認識するところのすべての感覚・知覚あるいは統覚の働きをもつもの

ということ。


般若心経にある色受想行識(しきじゅそうぎょうしき)の、色以外の五つ。

 色受想行識は五蘊(ごうん)といって、『私』を構成する五つの塊。

それは、
 
色:お酒
受:あ、お酒がある、と思う。
想:飲みたいなあ 、思う。
行:飲んじゃう と実行する意志。
識:酔っ払う 、と認識する心の結果。


というような、いわゆる心。色のみがこの肉体、モノ。

[ 2015/10/08 15:57 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
心の所在Ⅲ:心王と心所
心は心王(しんのう)と心所(しんじょ)に分けられます。

心王は五蘊(ごうん)のうちの識蘊のことで、心の統一的主体。

これには、

1、五識

眼・耳・鼻・舌・身(五根・ごこん)の五つの感覚器官が、

色・声・香・味・触(五境・ごきょう)という五つの対象

を認識すること。これは現在を認識します。


2、それらを、あれだこれだと認識する意識。これは過去も未来も認識して、予想推理錯覚妄想もします。

3、意識を生み出す自我。これは欺瞞、疑い、邪見、慢心、渇愛などを生みます。



心所は、心王が働きだす作用。

上記の眼・耳・鼻・舌・身体(触覚)で感じる心と自我を生み出す、阿頼耶識(あらやしき)のこと。

これは、

深層心理の藏のようなもので、人間存在の根本。

この蔵から見たり聞いたり嗅いだり味わったり触ったりしたモノが生まれ、

そのモノがまた、阿頼耶識の蔵に入ります。

これは固い、冷たい、美しい、コップである。

などと、DVDに録画されるようにしまわれ、何かのきっかけで再生されます。

迷いも悟りもここから生じます。




「心の所在Ⅱ:仏教の心」
http://shintenan.syoyu.net/%E7%B1%B3%E3%81%9E%E3%81%86%E3%81%AE%E5%AE%B6/%E5%BF%83%E3%81%AE%E6%89%80%E5%9C%A8%E2%85%A1%EF%BC%9A%E4%BB%8F%E6%95%99%E3%81%AE%E5%BF%83

[ 2015/10/10 07:40 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
心の所在Ⅳ:密教の心
『大日経』第一には、金剛薩埵と大日如来の問答が書かれています。

何が菩提(さとり)なのでしょうか

実の如く自心を知ることである。


その心はいつからどこにあるのか。

たとえば宇宙はビッグバンによって生じたかもしれませんが、そのビッグバンが発生する前の世界が「ある」としたら、ビッグバンが始まりとは言えなくなります。

同じように、

心も「ある時」に「生じた、作られた」のではない、と考えられます。


『大日経疏』第七には、
 
世界の根源は因縁によって生じたものではなく、

もとから不生である。

それは、自分の心をありのままに見通し、自分の心を知ることである。

その不生を見る者は、すなわち実の如く自心を知るのである。

とあります。


心もモノも、不生不滅であって、本からあって常に変化しながら存在している、ということ。

煩悩もさとりも同じく不生。

密教ではこの不生を、真言や仏具仏画仏像などによって理解できるよう、修行カリキュラムが組まれています。


この不生の本体がフリダヤ。

八葉の蓮華で象徴されます。

円満均等で、泥(迷い)の中から茎をのばし、泥(迷い)に染まらず美しい花を咲かせます。

それは慈悲を表します。

わが子を愛しいと思い、大切な人が悲しむと自分も涙を流す

そのような慈しみと悲しみの心を、ひろくすべての人や存在に向けることが慈悲です。

でも、慈悲を拡大しようとすると、

利己心や貪りや怒りや悪意や、狭い愛国心などもそれを妨げようとします。

蓮華を観想することで、それら妨げるものを消して、心を鍛えます。



そして、

チッタ(心意識)は満月に象徴される智慧で、この蓮華に座しています。

 満月のように光り輝き、円満で明るく優しい、新月も時が経てば満月になる。

智慧はその満月のようなもの。

それは雲(迷い)に隠れて見えないこともありますが、月を観想することで迷いを消して心を鍛えます。

フリダヤとチッタは、常に一緒で離れないものなので、密教の瞑想法では蓮華と月輪を観想します。



「心の所在Ⅲ:心王と心所」
http://shintenan.syoyu.net/%E7%B1%B3%E3%81%9E%E3%81%86%E3%81%AE%E5%AE%B6/%E5%BF%83%E3%81%AE%E6%89%80%E5%9C%A8%E2%85%A2%EF%BC%9A%E5%BF%83%E7%8E%8B%E3%81%A8%E5%BF%83%E6%89%80


「心の所在Ⅱ:仏教の心」
http://shintenan.syoyu.net/%E7%B1%B3%E3%81%9E%E3%81%86%E3%81%AE%E5%AE%B6/%E5%BF%83%E3%81%AE%E6%89%80%E5%9C%A8%E2%85%A1%EF%BC%9A%E4%BB%8F%E6%95%99%E3%81%AE%E5%BF%83





[ 2015/10/11 07:11 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]



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