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成仏と往生
仏教に三界(さんがい)という言葉があります。 


1、欲界:性と食などの欲望世界。地獄餓鬼畜生修羅人天の六道はここにあります。

2、色界:離欲の世界。清らかなものだけからなる物質世界

3、無色界:物質的な執著から離れた精神世界


この三界を輪廻する、と考えられています。


輪廻は、

過去の行いによって、三界のどこかへ生まれ、

現在の行いの報いで来世、どこかへ生まれる。

あの世の話ではありません。

輪廻には始まりが無いから、終わりもありません。

世界の始まりとか終わりという概念が無い。

輪廻する主体は、自我です。

自我は常住で唯一で主宰者という心のイメージ。


仏教は無我を知るための宗教なので、

あらゆるものは無我であることを体得すれば、

自我が無いので、輪廻しません。

自我への渇愛と慢心から離れ、

無我になれば、それが成仏です。


往生も、

もともとは成仏のひとつでしたが、

仏(悟り)の世界=浄土へ往き生まれる、

というような解釈になっています。

これには、そこへ往くために自我があると考えられます。

本来は、

成仏(仏に成る)=悟りを開くことが目的で、

どこかにいくことではありません。

この世で自分が仏に成ることが成仏であり、

仏(悟り)の世界が遠くにあると思うのは迷い・煩悩です。


日々どのような心であっても、

禅定三摩地(瞑想法・心の制御法)と真言があれば、

それは真理=悟り=大日如来の中にいることであり、

そこは密厳浄土、マンダラの境界(さとりの世)。

大日如来が常に説法している金剛法界宮、

と密教では考えています。


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[ 2019/07/20 05:14 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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