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道場観 ~本堂とは何か~
本堂はお寺の中心的な建物ですから、

お寺とは何か、

ということにもなります。


密教の拝みかたでは、

どの作法にも必ず道場観があります。
 
どんな場所で、

どんな姿形の本尊が、

どのように説法しているか、

つまり、

悟りの世界とその内容、状況が描かれます。

ですから、

本堂はそこに書かれているように作られるべきなのですが、

なかなかそうはいかない。

環境や経済的な問題、

修法内容の無理解や無関心などが原因でしょう。

料理しない人は、どんな台所でも構わないように。


仏教は瞑想の宗教ですから、

本来の道場も心の中にあります。

そして、

自心こそが最勝最尊の本尊です。


心の中の道場で

本尊と相対し(それが自分の本性である)

心の中で悟りを、

文字、仏具、荘厳、絵画、音声言葉、身体の動き、思いなどで象徴化し、

儀式をします。


実際の本堂の中で行う様々な儀式は、

その略式です。



自分の外側に、

本堂を建て、仏像を作り、儀式をするだけでは、

誰も救われないし、何の役にも立ちません。 

建物や仏像や儀式に、仏教があるのではなく、

心の中にあり、

自分自身で工夫勉強修行コントロールすることで、

自分が救われ、他を救えます。


本堂(道場)では、

拝む人が、

一連の儀礼的な所作を通じて、

本尊と一体であることを観じる場所です。

道場も本尊も自身も衆生も、

法身(真実の身体)の悟りをシンボライズしており、

自分が仏(宇宙)であり、

仏(宇宙)が自分である、

と観じる場所。


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[ 2019/08/21 08:19 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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