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[ 2025/03/13 23:57 | ]
本当の話
キャンディーズが普通の女の子に戻り、成田空港が開港した1978年(昭和53年)、

高校3年生の僕は、夏休みを利用して南米ベネズエラに一人旅をした。

サンフランシスコまではパンナムのボーイング747SP

グアテマラで乗り換えてベネズエラのカラカスへ。

そこから車で数時間のマラカイという街で、

空手道場を開いていたワダさん宅に一ヶ月ほどお世話になった。

空手を習い、野球やバレーボールを観戦し、地下鉄や電車に乗り、カリブ海で泳いだ。

いちばんおいしかったのは安価なコンビーフ状のイグアナだったかな。



先日、郡山のてんぷら屋「奈良木」のカウンターで、うまいお酒と最高の天ぷらと最良の油消しで一献しながら大将と話したら、



その頃、私もカラカスで天ぷら揚げていましたよ

と言う。ワダさんもお仲間と来店していたらしい。

これにはおどろいた。


この年9月末、京都市電が全廃



これはその前年に撮った七条大橋辺り。
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[ 2017/04/01 10:37 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
みそ汁のように
朝の食卓、

まず味噌汁をちょっと口に入れると、

食道と胃が温まり動き出す。

みそ汁は胃液の分泌も促進する。だから、その後のごはんがうまくなるし、消化によろしい。

ひと口の味噌汁がその食事全体と内臓を調える。


胃は陰性な臓器だから、陽性なものに刺激されて陰性な胃液が分泌される。

具が野菜やキノコや海藻で、

塩気と火の陽性があるスープや汁物は腎臓の滋養になり、排毒が促され、血行も良くなる。

これは湯茶ジュース酒では望めない。


たったひとくちの味噌汁みたいに、

何かの役に立ちたいなあ。



セリと油揚げ




豆腐と大根





鉄砲ネギと豆腐



[ 2017/04/02 08:51 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
回答1
1、吹き出物の位置について

顔の場合、

目の周辺が肝臓からの排毒、お肉等。

中央鼻の一帯は陽性な場所だから、陽性な卵鶏肉の排毒

下部顎からもみあげのラインは腎臓からの排毒、魚等。

それぞれ、

シイタケスープ

ネギ類キノコ類ハーブトマト等

大根湯

が役に立ちます。

背中、腹部、足脚も同じように観ます。




[ 2017/04/03 06:50 | Comments(0) | 陰陽研究塾 ]
回答2
2、胚葉について


一番外側はもっとも陰性ですから、外肺葉は陰性で、
陰性な神経系を作ります。知能を形成。

内側は陽性な場所ですから、内胚葉は陽性な性質があり、

陽性な消化器系を作りながら、陽性なので下へ伸びます。これは意志を形成する。

その両者に血液をおくるのが中胚葉が作る循環器系。これは情緒を形成します。


前頭頭頂後頭部、

掌の生命線(消化器系)、頭脳線(神経系)、感情線(循環器)

額の横線

などにも表れています。





[ 2017/04/03 06:56 | Comments(0) | 陰陽研究塾 ]
回答4



0   3か月   6か月    9か月(妊娠)

      ↓     ↓     ↓

0    ⒛歳    40歳    60歳(人生)


胎児と生まれてからは上記の時期に対応します。

胎教が影響するのはこのタイミングになり、

過去にさかのぼって考えれば、トラブルにあっても原因がわかります。







[ 2017/04/03 07:46 | Comments(0) | 陰陽研究塾 ]
今晩は豆腐ハンバーグ
次男と銭湯へ行った帰りにそう思いつき、
 
なじみの豆腐屋は既に閉まっていたので、
 
スーパーに寄っていちばん高い豆腐を買う。


豆腐も時間で味がずいぶんと変わる。

どんなに素材が良くて手をかけても、昨日の豆腐は味が落ちる。

水分が多いものはみなそうであり、野菜も水分が多い陰性なものほど新鮮さが命である。

みずみずしいものがあっという間に古くなるのは、こと食べ物の世界だけではない。


それはさておき、

帰宅したら豆腐をザルに揚げ、

水が切れたら、すりおろしたレンコンと浮き粉を混ぜ、

塩コショウで調えフライパンで焼く。

残った油で、台所にあるマイタケや芽キャベツを焼いて添える。

豆腐は元来が陰性だから、炒めて焦した陽性な野菜と合う




もう一品

豆腐を焦げるまで炒りつけて醤油を回しネギを振る。

これは僕のおつまみ。


 

豆腐は自由自在である。



[ 2017/04/04 13:00 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
タバコと甲状腺の関係



Clinical Endocrinology』誌(2013)の 「Smoking and thyroid


http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/cen.12222/full



の記事から、
タバコ(喫煙)は身体を陽性に傾ける傾向がある、

と考えられます。


陰陽研究塾の記事 40  
https://groups.google.com/forum/?hl=ja#!topic/inyoukenkyu/Cpz5ddk5-B8






[ 2017/04/05 08:52 | Comments(0) | 陰陽研究塾 ]
探しているものを見つけたとき、

「あっ」

と言う。

何かを思い出した時にも、

「あ、そうそう」

と最初に「あ」と言う。


見えた時、聞いた時、嗅いだ時、触った時、食べた時

五感に刺激があると「あ」と言う。


マッサージや指圧をしてもらう時は、

「あぁ」とか「あーっ」と口から漏れる。


『大日経疏』七に

「阿字はこれ一切教法の本なり。およそ最初に口を開く音に、みな阿の声あり

もし阿を離るれば、すなわち一切の言説なし、故に衆声の母となす」

とある。


「あ」から総ての音が生まれる。「あ」が無ければ何も無い。

「あ」は諸法の根源ということになる。

これを宗教では真如と云う。

宇宙とも大日如来とも心と云っても同じこと。




僕を分解してみると、

骨や筋肉や血液があり、それをさらに分析すればさまざまな元素に分けられる。

それをもっともっと細かく見てみると、最終的には何が見つかるのでしょうか。

それが「あ」なんですね。

それ以上分割できない全体性。

心も同じ。

根源とか源底とか、そこを観る。

そこを観ることは自心を知ること。

「あ」の声を聞くように、一切を見ること。

自然のままにあるがごとくに存在していることが真如

ということなのですが、


先日、運転中に尿意をもよおし、

泣きそうになりながらも我慢して、ついにトイレを見つけて入った。

用を足した途端、僕の口から、

「あー、、、」という音声が出て、幸せな気持ちになった。




[ 2017/04/05 11:07 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
手相雑感
何人かのご婦人から望診を頼まれて手相人相を観ましたが、

皆さん、手相の線の太さと長さを気にしているようでした。


線は陽性なら太く、陰性なら細い。

陽性なら短く、陰性なら長い。

陽性なら張りが大きく、陰性なら張りが無い。

もちろん、体調は毎日変わるので、陰陽も毎日違う。

僕が気にするのは色艶。

太く長くても、色が悪いなら体調も芳しくないでしょうね。これは顔色などと同じです。


自分の手相を、他人のそれと比べても意味はありません。皆、違うのだから。

手相に限らず、人生総てにおいてそうですが。


もし、意味がある比較なら、

昨日と比べて、どう違うか、というくらい。

または仏・覚者の手相と比べても良いかな。

仏の身体に備わっている特長に三十二相八十種好があります。

合わせて相好と云う。

相はサンスクリット語のラクシャナ、好は同じくアヌプヤンジャナの訳語。
特徴のこと。

手相では、

手と足に法輪の模様がある。
指が繊細で長い。   
手足の指の間に水かきのようなものがある。
手足が柔らかく色が良い。 
金色で輝いている。
皮膚が滑らかで柔らかい。 

など。


手相のシマも気になるようですが、

線が分かれるのだから陰性ということ。

大きく分かれれば陰性が強い。


理論的なバックボーンがあれば、どんな説明でも納得でき、改善が希望なら方法を見つけられます。

でも、

噂話で不安になったり喜んだりするのは、ちょっともったいない。


望診も、

勉強実践し、知的バックグラウンドがあって、感想を言うのと、

勉強も実践もしないで想像したことを言うのでは、

ずいぶんと違う。



[ 2017/04/06 11:18 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
陰陽と酸アルカリ

陰性と陽性は7:1


酸性とアルカリ性は4:1


程度が良いでしょう。

詳細は⇒穀菜食の舎メールサービス2017.4.9


 ○陰陽と酸アルカリ


https://groups.google.com/forum/?hl=ja#!topic/shintenan/MpBSw0qzsjY

[ 2017/04/09 07:55 | Comments(0) | 穀菜食の舎 ]
法力と懺悔
お客さんと話をしていたら

あんたは法力があるのか?

と聞かれました。

法とは仏教の中心となる概念で、サンスクリット語 ダルマ(dharma)の訳語。

法則、存在、教理、真如という意味があります。

ですから、
 
法力は、教えの力、真如の力、自然の力、存在の力

おそらく、先の人は神通力とか超能力のようなものを期待していたのでしょうが、

そういうものではない。

もし、あるとすれば神通力のひとつである漏尽通(ろじんつう āsavakkhaya-ñāṇa)

煩悩が尽きて、自分の心を知る力。


恩師からは、

相手は優しくあたたかく、穏やかであるにもかかわらず、

頭が上がらない心持ちになってしまうのが法力で、

それによって、人は円満になり、物も豊かになる。それで安心して覚りに向かうことができる。

と教わりました。



家族、両親、祖父母、その他の先祖をひとりひとり思い出し、想い浮かべながら礼拝懺悔する。

次に、

昨日会った人、話をした人、手紙をもらった人を想いながら、そのひとりひとりに懺悔礼拝する。

さらに、

昔会った人、心に残っている人、気になる人をひとりづつ思い浮かべて懺悔礼拝する。

そうしていくうちに、

自分の中に責められてい良いものを見つける。

その中で仏の声が聞こえるようになり、いわゆる法力のお蔭を受ける。

健康な人に医者が不要なように、

罪悪感や後ろめたさが無いと仏の声は聞こえない。


「衆生痴暗にして自ら悟るに由なし。如来加持してその帰趣を示したもう」

と『声字実相義』にあります。

この加持は、自分の中にある慈悲と心のトレーニングが合致すること。


やむを得ずしてしまったことに心をおき、

この世の総てのものに生かされていると実感することが法力であり、

それを感じるために懺悔礼拝します。




[ 2017/04/09 09:01 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
肝臓と腎臓

個人的なことから国際紛争にいたるまで、トラブルの原因は肝臓と腎臓

穀菜食の舎メールサービス 


○腎臓と肝臓


https://groups.google.com/forum/?hl=ja#!topic/shintenan/roRqVBGOpiQ






[ 2017/04/10 12:31 | Comments(0) | 穀菜食の舎 ]
供養と回向
当家の先祖全員の回向をお願いします、

と、ご婦人がご先祖さん13名の戒名と命日、続柄を書いた手紙を送ってきたので、

毎月命日に拝んでいます。

菩提寺が無く、歳をとっていろいろお参りも出来ない、

家で供養は出来るけれど、回向は出来ないから

と言う。

ご家庭のお仏壇で拝むだけでも良いのですが、何かもう少し、というお気持ちがあるのでしょうね。

 
供養はサンスクリット語 プージャ(pūjā)の訳語で「尊敬する」という意味。


尊敬する人に対してですから、

花を捧げ、香を炊いて清浄にし、馳走をもてなし、明かりを灯す。

というような供養を、僕らは本尊に対して行います。

水が生命を潤すように布施の心を持ち、

塗香が身体にしみこむように戒律を保ち、

花を観て微笑むように怒らず、

香が淡々と燃え続けるように精進し、

ご飯を食べて心落ち着くように座禅瞑想し、

勉強して智慧の明かりで迷いの闇を破る

というのが本来の供養。これらは悟りを求める行い。

自他一緒の悟りを志すことが最高の供養です。


葬儀法事日々のお勤めでは、

故人に学び、良いところを受け継いでいこうとする、

長所に学んで自分たちの生きかたを考えるのが供養になります。


回向はサンスクリット語 パリナーマ(Pariṇāmanā)の訳語で、意味は「あまねくふりむける」こと。
自分が修行した功徳を広大にするために本尊に回向する。
 
自分が積んだ功徳で、他の願いをかなえ、皆一緒に悟りの世界に行こうとすること。

日ごろから他への心遣いを練習することが、回向になります。




[ 2017/04/10 13:40 | Comments(0) | 眞天庵仏教塾・密教塾 ]
脳と食事
食事によって右脳と左脳(陰陽)の様子が変わります。


陰陽研究塾の記事 41  



脳と食事                          


 https://groups.google.com/forum/?hl=ja#!topic/inyoukenkyu/HqEpVEcLTWM






[ 2017/04/11 10:58 | Comments(0) | 陰陽研究塾 ]
味噌汁の残り
小学生が

最近、味噌汁飲んでねえなあ

というのを聞いて、へえー、と思ったら、

先日電話で話した女性は、

お味噌汁、飲めないんです

と言っていた。

体質が陽性なら陽性なみそ汁は不要だろうな。



若い頃に蓄積された陽性なものが、50歳前後から少しずつ排毒されますが、

これには、陽性症状なのにノドの渇きがない、という特徴があります。


その時期には、

閉経や運動量の低下で陽性が排毒しづらくなるので、

五十肩、腰痛などの陽性症状が現れたり、

陽性なチーズやごま塩の過剰で、陽性な臓器器官が硬化して生理が止まるなども、

同じ仕組みです。 


陽性な男の中に陰性な精子があり、陰性な女の中に陽性な卵子があるので、

それに影響する陰陽が足りないと、いろいろなバランスがとれない可能性があります。

心身とともに環境も陽性になっていますから、以前より陰性なものはより多く必要です。

男に必要な陰性は、

砂糖やアルコール脂肪などで対応すると、

野菜やキノコの陰性が摂れなくなるので工夫したほうが良い。



どんな食事でも、

野菜と豆腐とワカメの味噌汁やおすまし

青菜のおひたし

酢の物

浅漬けか塩もみ

ねぎやミョウガやシソやミツバなどの薬味

大根おろし、とろろ、納豆

などがあるとよろしい。


女性に有用な陽性は、海藻類、黒豆、きくらげなどの黒いものがいい。




みそ汁の残りに油揚げをそのまま入れて煮込み、

味がしみたらナメコを入れてひと煮立ち

からし菜を添えます。 



みそ汁の残りにパスタとブロッコリーを入れてゆで、

塩コショウとオリーブオイルで調え、レタスを加えてひと煮立ち。



[ 2017/04/11 12:41 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
呪文
多くの経典でブッダは医王とも呼ばれ、

心身の病を癒して安心を与え、それから悟りへ導こうとします。

仏教医学の中でもっとも有効なのは栄養学(食時作法と食事療法)ですが、そのほかにもさまざまな方便があります。

たとえば懺悔は、

病因は自己の悪業の報いだから、懺悔によって病根が断たれる。

と考えます。少なくとも、心の安定(思いかたを変える)には役立つ。

また、

『準提経』には、

加持の手を以って二十一回頭をなでれば、たちまちに頭痛は快くなる

という触手療法が書かれており、

これは西式健康法の合掌行に似ています。

ちなみに、準提観音は高野山では得度の本尊ですが、

安産や延命の祈祷でも本尊として拝まれます。


成熟した密教では、呪文は転迷開悟・離苦得楽、

つまり、心を調え静かにし、悟りのために唱えるものですが、

元々は現世利益を目的としていました。

病気を治す呪文はさまざまな経典にありますが、

特に、不空羂索観音と十一面観音 の真言は、その効果が詳しく説かれています。

『十一面観世音神呪経』には、

十一面観音の神呪(心真言、高野山では根本呪とか大呪と云う)を、

 早朝に百八遍唱えることで、

病気にかからない、毒薬や虫の毒に当たらず、悪寒や発熱等の病状がひどく出ない、

金銀財宝や食物などに不自由しない、などの十種の勝利が説かれています。

また、

この観音と聖天を一緒に、この心真言によって作法しながら拝むことで、

すべての身中障難が消滅するともあります。

この心真言は梵字で65文字あり、

唱えるには修練が必要ですが、十一面信仰が広まった背景には、その功徳が期待されたからと考えられます。

真言は、すべての人を悟りに導こうとする菩提心(悟りを求める心、迷う前の自分を知る心)を呪文化したものですが、

これを唱えることがなぜ、治病や健康に効果があるのかは、次回に書きます。

 




[ 2017/04/12 10:11 | Comments(0) | 仏教医学研究 ]
静座と呼吸
『十二頭陀経』や『智度論』には、
 
静座によって食は消化しやすく、気息は調和する

とあり、

『摩訶止観 』には、

臍下丹田に心(意識)を止めると、気息を調え疾病は癒える。

足下に心(意識)を止めると、五臓(特に風大:腎臓)を正常にする。

とあります。

さらに、

『維摩経』には、

空なる心身に病生じるは妄想、顚倒、煩悩による

とあり、空観(空を体得する瞑想修行)で治病する、と読めます。


座禅の前行にする数息観(数をかぞえながら呼吸する方法)は疲労回復にも役立ちますが、

『摩訶止観 』には呼吸法による効果が細かく説かれています。


呼(口を大きく開いて呼吸する):熱病 心臓 に効果がある。
吹(火を吹くように):冷病 心臓
嘻(歯をあわせたまま):関節痛、 風病、腎臓病
呵(口を急に開いてする):浮腫み 肝臓病
嘘(咽喉に力をいれてする):痰切り、肺病
呬(上下の歯の間を少し開け、舌を浮かしてする):疲労、脾臓病

そして、

出息は地大(肝臓)、水大(肺)の不調、

入息は風大(腎臓)、火大(心臓)の不調

に効果的とあります。


これらは六大陰陽五行色体表にまとめましたので、

お気持ちがありましたら拙著をご覧ください。

『望診法講義録 手相編』

http://shintenan.syoyu.net/%E7%B1%B3%E3%81%9E%E3%81%86%E3%81%AE%E5%AE%B6/%E8%BF%91%E6%97%A5%E5%87%BA%E7%89%88%E3%80%81%E5%86%8D%E7%89%88  


いずれにしても、

姿勢良く静かに坐り、呼吸を調えることで、

乳酸の減少、副交感神経優位(リラックス)、多量の酸素で血糖を燃焼

という効果が期待でき、

腹式呼吸によって内臓がマッサージされて血行が良くなるため、排毒が促されると考えられます。




[ 2017/04/13 08:01 | Comments(0) | 眞天庵仏教塾・密教塾 ]
唱える功徳
『十住心論』に

心の病は多いといっても、その原因はただひとつ、無明(根源的な無知)である。

とあり、その無明は

『般若心経秘鍵』に、

(如来のさとりを示す)真言は不思議なり

観誦すれば無明(おろかさのまよい)を除く 

一字に千理を含み 即身に法如を証す

行行として円寂(しずけさ)に至り 去去として源初(さとりの ねもと)に入る

三界は客舎の如し 一心は是れ本居(ほんらいのすまい)なり

とあるので、唱えることが心の病を治すことになります。

また、

『金剛頂経』の釈タントラ「Vajraśikhara」には、

真言は自性成就の力を具すものであるから、誦するだけでそのとおりになる。

とありますが、そのためには、

正しい真言を誦し その真言の正しい意味を知らなければならないでしょう。




『十住心論』には、身体の病の原因について、

その原因は地大(肝臓)、水大(肺)、火大(心臓)、風大(腎臓)の不調と、

祟り(妄想)、悪業の報いの六つであり、

治す方法は、

温泉、散薬、丸薬、酒、針、灸、まじない(妄想を解く)、いましめ

の八つとあります。


この、「まじない」と「いましめ」に、真言呪文陀羅尼などを唱えることも含めて良いと考えます。


唱えることは、ただ坐っているよりも精神の集中力を高めます。

人間は動物なので、身体を使ったほうが効果が出やすい。

精神集中の結果、心が動揺しなくなる三昧の状態も、数多く「正しく」唱えることによって体験できます。

そして、その唱える音声がどこから来てどこへ行くのかを、如実に観察することで、

ものの道理、心の源底を知ることが出来ます。

また、

唱えることは悟り、成仏のためですが、

成仏とは、仏のような心になるのではなく、自分が仏そのものになることです。

宇宙のすべては仏の象徴、シンボルですが、音声も同じです。

さらに、

精神を集中すると、そこの神経が興奮して血行がよくなります。

五大それぞれが五臓に関係しているので、五大を観想して唱えることで、何かしらの身体的効果があるでしょう。


詳細は『望診法講義録 手相編』の六大陰陽五行色体表解説をご覧ください。

http://shintenan.syoyu.net/%E7%B1%B3%E3%81%9E%E3%81%86%E3%81%AE%E5%AE%B6/%E8%BF%91%E6%97%A5%E5%87%BA%E7%89%88%E3%80%81%E5%86%8D%E7%89%88



[ 2017/04/13 11:16 | Comments(0) | 眞天庵仏教塾・密教塾 ]
ちばなれ
イオンに山本貢資商店のグルテン粉が売っていたので、使ってみたらまあまあだった。



野菜料理にはちょっと力が弱いかな。



それはさておき、

「離乳」も「離乳食」も日国(第一版)に載っているけれど用例は無い。

漢和辞典(新明解第四版)には載っていない。

リニュウ(ショク)なんて元々の日本語では無いから、誰かの造語だろうけれど、

どこかの業者が作ったのかなあ。

ちなみに

僕の母子手帳(昭和36年8月交付)には、離乳はあるけれど、離乳食という言葉は出てこない。

乳幼児は大人より陽性なのだから、陰性なものを与える。

陰性にするには薄味にする、柔らかくする、水分を多くするなどがあるけれど、

素材は陽性なナトリウムやマグネシウムより、陰性なカリウムやカルシウムが多いものを使う。
 
その点では、小麦より大豆のほうが陰性だから、豆腐などは向いているだろうな。


産後、生理が止まっている間は陽性の排毒が止まるので、その陽性でウツになったりするから、

そういう時はお母さんも陰性なものを多くすれば良い。

 
砂糖も陰性だけれど、陰性過ぎるし、身体を酸性にするし、味が下品でいけない。

その味は強すぎるので野菜の淡味などわからなくなる。

ハチミツはなおさらである。



[ 2017/04/14 07:37 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
僕の本性
東海林さだおの『誰だってズルしたい!』に、

「悟りというものは常に突然やってくるものだ。

悟りは常にひらめきと共にやってくる

ブッダやモハメッドやニイチェやアインシュタインのひらめきも突然やってきた」

とあり、

ショージ君は、

「この世の仕組みはすべてズルでできあがっている」

ということをひらめき、大悟したらしい。

それは、

人間の本性はズルである

ということ。


『大日経』に

菩提と一切智性は自心の中に尋求すべし

とあり、これは「心が本性清浄」という前提です。

人間の本性は清浄である、ということ。

いろいろまとわりついたり染まったり執らわれていることばかりだけれど、

そういうものをどんどん取り除いていけば、最後の最後に光り輝くものが現れる。

それが清浄な本性。


お大師さんの著作には、

本性清浄とは、衆生本来清浄の心なり。この清浄の心は、なおし円鏡の垢無く、よく諸の色像を現するがごとし(法華経開題)

衆生は無明妄想をもって本性の真覚を覆蔵するが故に、衆生の自秘という(二教論)

自心に菩薩および一切智々を尋求す。何を持っての故に、本性清浄なるがゆえに、心は内に在らず、外に在らず、および両中間にも心不可得なり (秘蔵宝鑰)

この三昧を修すれば、またよく、妄心より起こるところの雑染速やかに滅し、疾く本性清浄の法門を証す(法華経密業)

など、他にもある。


ところで、

お釈迦さんは長年の修行を経て、自心を如実に知るという悟りに至った。

アインシュタインは長年の勉強によってひらめいた。

かように、

修行、トレーニング、練習、勉強を長く続けていればこそ、悟りやひらめきがある。

何もしないでひらめいたのは妄想錯覚だ。


ショージ君は、長年のズルの積み重ねによってその本性を知ったのだろうな。

僕も同じ。






[ 2017/04/16 07:55 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
おいしかった
若いころ、

あんたはなぜ肉魚を食べないのか、なぜ野菜ばかりなのか

と、ある住職さんに聞かれて

こっちのほうがおいしいからです。
 
と言ったら、それでは答になっていない、と怒られた。

確かに、

おいしいといって喜び、まずいと怒り、いつもと同じだと不平を言うのはよくない。

でも、

食事は悟り(しあわせ)のために作り食べるのだから、おいしいと言ったほうが幸せである。

その時、陰陽を云々してもしょうがない。
 

息子が

春巻きか餃子を作ってよ

と言うので、材料を買って作った。
 
たくさん食べて、ご飯を何回もお代わりしていた。

ある雨の日、揚げたてのカレーパンを買って、ふたりで口の中がヤケドしそうになりながら食べた。

食べ終わって、

おいしかった、と息子が言った。


恵比寿のイシハマ先生宅でお料理教室の際、

スナガの料理が食べたい、とウエダくんたちが来てくれた。

作ったのは、

豆腐ごはん

春雨スープ


竹の子炒り出し

野菜パン焼き


高野トマト煮


ごぼうサラダ


お暇した後、

本日は御馳走様でした!
最高に美味しかったです。

とLINEを貰った。

僕は、たくさん食べてくれて、おいしかった、と言われるのが、ことのほか嬉しい。


東京中野・百観音の先住様、草野榮應僧正の『やさしい言葉』(素敵な本です)に、

少年院から卒業したある子は、不遇な生い立ちの中で、優しい言葉に出会うことが無かった。

そのことで悩み、自分を見つめ、自分から優しい言葉をかけてゆく者になろう。そうすれば優しい言葉に出会える、というすばらしい結論にいたる話がある。


だから僕も、

あぁ、おいしかった

と毎日言う。




 


[ 2017/04/17 07:04 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
生きる意味

剣道柔道などの道は、

目的の追求や精神の鍛錬ということですが、

仏道の道は悟りのこと。

悟りに達したことを成道と云う。


誰もが死すべき身であることを知り、

生きている生命を喜び、人に生まれたことの意味を問う。


生きてきたからには無意味ということは無く、

たとえ一日でも意味はあります。

生きてそれを求めるのが道。この道を人生と云う。


すでに亡くなった人に対しては、

生きている周りの人がそれを考えて生きる。

道の中に、亡くなった人の生命を生かすことが供養になり、

故人の素敵な行いに気づき、それを自分の人生で生かします。



[ 2017/04/19 07:53 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
正坐
肩や首が張ったり凝ったりする時はヒザが固く、

鼻が曲がっているのは姿勢が悪いから、と望診法で観ますが、

いろいろな修正方法の中で、正坐も有効です。


最近は、仏事でも正坐の会場はほとんどなくなりました。

正坐は畳の作法ですから、畳の部屋が無ければ正坐しない。

そういうご家庭も少なくないのでしょうね。
 

お寺の本堂は畳の所がまだ多いですから、お寺で正坐しましょう。


正坐は坐法のひとつですが、見た目が美しい。

正坐して食事すれば、腹八分目以上食べられない。

食事で心身を改善することは可能ですが、

その際、正坐して食時作法したほうが、心身が調う。心身の正中を取りやすいから。


正坐は腹式呼吸しやすく、止息も楽にできる。つまり、心を制御するのに便利。

正坐はゆっくり食べるのに適した姿勢になります。イスでは早く食べられる。

速く食べるというのは陽性な行動ですから、身体は陽性になる。

つまり、固くなる、コリや痛みが現れる。


正坐してゆっくり食べましょう。

その際、あまり噛みすぎないように。

噛めば噛むほど陽性過多になります。







[ 2017/04/20 07:45 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]
旅の途中
十一面観音像は美しい作例が多いですが、顔が十一あるというのは異形。

聖天さんも、身体は人間で顔が象という異形。

どちらもヒンドゥーの影響だろうけれど、信州飯田市立石寺の本堂には、この二体がお祀りされています。

東京高幡不動の聖天堂にも、二体でお祀りされている。

何か関係があるのかなあ、と思っていたら、『十一面観音神呪経』に、

身中障難の除去を目的とする息災法として、この二体を拝む作法が説かれていました。

ずいぶんとヒンドゥー的な呪法です。


その立石寺から岐阜県中津川市加子母へ。

桜満開の美しい土地で、すばらしい仏像を彫っている仏師・木村僧正の工房にお邪魔しました。
http://kimurakoshu.jp/

仏さまを拝見して、造佛の話を聞いて、

ノカンゾウやヨモギを食べて、

幸せな時間でした。
 

お暇して名古屋へ。

ここまで同行のフジイ僧正は四国へ戻り、徒歩遍路を再開。

三界は客舎のごとく、お遍路さんは歩いて拝んで功徳を積む。

功徳は、与えられる報償ではなく、修行できることが功徳 。

僕らが生きて悩んで迷って苦しんで、それが戒めであると気づくのも功徳。

この功徳によって、心は潤いを受けます。心が乾燥すると、怒りの火種となる。


  
出張の旅が長く続くと、食事が不規則で酒ばかり飲んで、体調が陰性になり眼球が拡がる。

眼球の見かたは拙著『望診法講義録 人相編』http://shintenan.syoyu.net/%E7%B1%B3%E3%81%9E%E3%81%86%E3%81%AE%E5%AE%B6/%E3%80%8E%E6%9C%9B%E8%A8%BA%E6%B3%95%E8%AC%9B%E7%BE%A9%E9%8C%B2%E3%80%80%E4%BA%BA%E7%9B%B8%E7%B7%A8%E3%80%8F

に詳しく書きましたが、

今朝は左の眼球が外側に寄っていたので、

呼吸を止めて、足のストレッチをして、

醤油を多めに入れたスープを作って飲む。

陰性が強いと交感神経が刺激されて興奮するので、

眼球の位置を戻して旅の続き。





[ 2017/04/21 10:08 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]



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