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四十九日の不思議
最近はグルテン粉の種類も多い。

オーサワ 地粉グルテン粉はコシがあるけれど、値段が高い。

イオンなどで手に入る山本貢資商店の小麦グルテンは、

陽性が強い(硬い)けれど、値段が安い。

太陽食品のグルテン粉は比較的陰性で、とても安価。

北海道産食材ユウテックのものは、

コシが弱いけれど、味はまあまあ。


グルテン粉をまとめて野菜スープで15分煮込み、

スライスして秋茄子と油炒め。





それはさておき、

人が亡くなると、初七日から七日おきに七七 四十九日まで追善の供養をする習慣があります。

二七日、三七日と、七日おきに法事をするのは民間信仰から発生したものですが、

四十九日には典拠があります。




インドの輪廻思想では、

・生有:精子卵子が合一した妊娠の瞬間

・死有:死の瞬間

・本有:生有より死有にいたるまで

・中有:死有より生有にいたるまで

の四有が繰り返されるとことが『倶舎論』(世間品)などに説かれています。

宇宙の宙は中有のことです。

この中有(サンスクリット語でantarabhāva,サンタバーヴァ、古い訳では中陰)

つまり、死後、次の生を受けるまでの存在について、

初期仏教では、

・死の瞬間、ただちに次の生をうける

・中有という期間がある

とふたつの立場がありました。

後者の場合、

『大毘婆沙論』70には、中有の期間として、

1、短期間
2、七日間
3、四十九日
4、不定

の四つを挙げています。

そして、

中有の期間、次生に中有の父母と予定されているものが性交を行えば、

中有は直ちにそこに赴いて妊娠にあずかる。

とあり、

『瑜伽論』1には、

中有は自分の父母に予定されている男女が性交を始めると、

空間的にいくら隔たっていても、直ちにそれを感得し、一瞬にしてその場に顕現する。


このように、

中有は輪廻の主体であり、その意志は必ず達成されます。

なぜかといえば、

存在は輪廻するから。

輪廻とは四有を繰り返すことです。

死の後には、中有という猶予期間があるだけで、その先には必ず生があります。

つまり、現世が続くだけ。

「この世」の話であり、それ以外の「あの世」とか「死後の世界」と云うものは存在しません。

地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の六道を輪廻するとしても、

「この世」の話です。



さらに重要なことは、

新たな生有がどこなのかは、生前の業によって決まっています。

悪業のために地獄へ、善業ゆえに人天へ、

というように、

どこに、何に、生まれるかは因果の法則により、自業自得で決まっており、

必ず生まれ変わります。


ですから、

暴飲暴食運動不足を続けても、

周囲が祈ればダイエットに成功する、

ということが無いように、

縁者が拝めば、悪業の人でも地獄に堕ちない

ということは無いはずです。

さらに、

必ず輪廻して生まれ変わるのですから、

追善供養や年忌法要をしても、死者には何の関係も無いはずです。


しかし、

インドから仏教が中国に伝わると、

自業自得ではなく、死後に死者を裁く閻魔のような存在が現れ、

日本に伝わってからは、

死者は「この世」ではない浄土に赴く、

といった本来の仏教とは違うものに変化してきました。

死者は次の生ではなく、あの世に行くようになり、

輪廻は無くなったのです。
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[ 2017/09/09 07:25 | Comments(0) | 眞天庵仏教塾・密教塾 ]

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