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「怒り」と「イライラする」についての考察
春先は冬にたまった脂肪が排毒されるため

秋口には夏にとりすぎた陽性の排毒のために

共に肝臓由来ですが、イライラすることが多くなります。


このイライラは自分の中にあるものです。外にはありません。

自分が勝手に怒り、イライラするだけで相手には関係ない。

怒りやイライラは陽性の排毒ですが、イライラする人はその反動で陰性な排毒、つまり落ち込んだり、悲しくなったりも繰り返します。


仏教では最も根本的な三つの煩悩として、

貪り
瞋り(怒り)
癡 (無知)

を三毒としています。

このうち、怒りは無知から生じる、つまり、因果の法則や、実際には無いものを有ると錯覚することから起こるとしています。

怒り、イライラには原因がある、その原因をとりのぞけば怒りやイライラは無くなる

という因果の法則。


怒りがある、と考えているけれども、許す気持ちがあれば怒りは消えてしまう。だから、怒りというものが元々存在するわけではない。



そして、煩悩の中でも怒りと憎しみは最悪のものとされています。それらが戦争や犯罪を引き起こすことから考えても理解できるでしょう。


仏教徒が守るべき基本の十善戒にも「不瞋恚(ふしんに)」があり、

「怒りにくらんで己を失わず、度量のある人となるべき」

と教えています。


多くの法会で最初に唱える懺悔文(『華厳経』普賢行願品)では

「我れ昔より造る所のもろもろの悪業は

 皆無始の貪瞋癡に由る」


とあります。


また、シャーンティデーヴァの『入菩薩行論』忍耐の章には


「善行のすべても

 ただ一瞬の怒りにより破壊される」

とあります。


僕らは暑さ寒さを我慢できます。痛みやかゆみも我慢できます。それらは寒いだけであり、痛いだけです。

同じように日々の困難にも耐えることが出来ます。当然、怒らないように耐えることもできるはずです。

このような忍耐、耐え忍ぶことはとても重要です。それが後に良い結果を産むからです。

しかし、この耐える能力は人によって異なります。

気温35度までは耐えられるけれど40度はムリ、という人と、

いやいや、いくら暑くても楽しいよ

という具合に。

これは意志力の違いです。

暑さ寒さなどに比べて、怒りやイライラを耐え忍ぶ、忍耐には強い意志力が必要です

意志力は脾臓、膵臓、胃に影響されます。つまり、お腹が弱いと意志が弱くなります。

ですから、正しい食事と生活習慣でお腹を健全にすることが怒りやイライラを解決する良い方法です。


また、怒りやイライラは知性から生まれます。何も知らない人、知識や智慧が全く無い人には怒りもイライラもありません。


暑さ寒さ痛さに慣れるように、我慢することに慣れれば、怒りやイライラから離れられます。

それには瞑想などの修行が役に立ちますが、思いようを変える、心がけを変えるだけでも効果があります。


強い怒りは肝臓と関わりがあります。肝臓が傷むと怒りが生じ、怒りが強いと肝臓が悪くなります。イライラする人は肝臓がストレスを受けているのです。

肝臓は脂肪や薬物、多量の陽性毒に弱いので、それらを多く食べる人には、怒りやイライラが生じやすい。

怒りやイライラは陽性の排毒症状です。


食養的に考えると、

陽性毒がたまっていると肝臓が機能せず、脳に汚れた血が逆流するのでイライラし、

それが排毒するときに、大きな怒りとなるのでしょう。

排毒症状ですから、便秘もイライラや怒りの原因になります。


陽性で酸性な食事が多ければ怒りっぽくなり、イライラしやすくなる可能性が高い。

ですから、きれいな陰性を摂っていれば怒りの元である陽性毒は消えます。

動物性食品や圧力をかけた玄米など控えるか、適切な調理をすればよいでしょう。


怒りやイライラが無く、心が静かであれば、平安でしあわせな毎日が得られます。

心は強く思うところへ向かうので、

静けさを強く望むことでも、怒りを抑えることは可能でしょう。

怒りは心の静けさを破壊するものですから。


イライラしたら、それがどこからどのようにしてやってきたのかを考えてみましょう。

多くの場合、まったく実体のない錯覚や妄想、勘違い、わがまま、勉強不足などから生まれたことが分かるでしょう。



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『子宮頸がんについて』
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[ 2013/09/05 11:21 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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