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[ 2024/04/26 18:40 | ]
心変わり
僕がお邪魔している保育園では、食事の前に


トントントントン♪ ひげじいさん♪ 

・・・・・・・♪

を歌います。

そして、

キラキラキラキラ♪ 手はおひざ♪

(合掌して)

いただきます。


と食事を始めます。

これはとても良い所作で美しい。



息子が学校で高校受験の面接練習をしてきた

と言う。

先生から

足は心持ち開いて、手はひざに置く。

と言われたらしい。


そう、軽く握って手はおひざ。

その時、人差し指の横外側を親指の腹で押すようにするとなおよろしい。

如来慈悲の手になる。 





それはさておき、


寒い朝に坐るのは、ことのほか気持ちがいい。

寒さは人の心に規律と矜持を与えます。



時折、受験生の息子も坐ります。

初門の基礎から教えるので、僕も基本的な所作を繰り返す。

坐りかたも呼吸法も唱えかたも基本に戻って。


そうすると、

長い間に余計なものがくっついて、ほこりまみれになっている自分に気がつきます。



寒いとかお腹が減ったとかは我慢すれば良いだけですが、

イライライする、許せない、憎い、マイナス思考になってしまう、不安が消えない

などは我慢できないこともあるようです。



そんな時も、基本的なことを試みると心が変わります。


もっとも、日本には昔から

短気は損気

ならぬ堪忍するが堪忍

などと言って、魚を食べる民族特有の陽性がありますから、イライラするのは日本人の特徴。
 




仏教は「ものは思いよう」

心を柔らかくするテクニックを多く持っています。

例えば、

来る日も来る日も徹底的に懺悔し礼拝する。

毎日ただ真言を唱え続ける。

ひたすら坐る。

牛のようにただ歩き続ける。

みな、基本的なことです。

単純なことを繰り返し続けるだけ。

そうすることによって、自分の内側が見えてきます。

そうなればしめたもの、心はどのようにも好きなように転換することができます。

見えているのだから簡単



心が見えればいつしか忍耐と精進の力がつきます。

すると、執着から解放され

まあ、いいか。

感覚の問題に過ぎないな。

と認識します。


雑巾がけでも野菜の繊切りでも草刈りでも、

単純なことを一万遍くらい繰り返せば、何とかなります。



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[ 2013/12/04 12:03 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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