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 行者の正食(しょうじき)は元々午前中の一食でしたが、信者からの布施を受けるために朝に粥を食べるようになったようです。また、粥にいくつかの徳があることも取り入れた理由でしょう。

「粥の十徳」
10、「大小便調適」大小便の通じが良くなる。


旦粥渇
(タンシュクゲ)
持戒清浄人所奉(ジカイショウジョウニンショウブ)
恭敬随時以粥施(クギョウズイジイシュクセ)
十利 益於行者(ジュウリニョウヤクオギョウジャ)
色力寿楽詞清弁(シキリキジュラクシショウベン)
宿食風除飢渇消(シュクジキフウジョキカッショウ)
是名為薬仏所説(ゼミョウイヤクブッショセツ)
欲生人天常受楽(ヨクショウニンテンジョウジュラク)
応当以粥施衆僧(オウトウイシュクセシュソウ)

お粥は古くから「十徳」があるとされてきた食べ物。
「僧祇律」などにあります。

1、「色」顔色、肌つやをよくする。


2、「力」体力をつける。


3、「寿」寿命を延ばす。


4、「楽」胃にやさしく体が楽になる。


5、「詩清弁」頭の働きが良くなって、弁舌も流暢になる。


6、「宿便を除く」胸につかえない。


7、「風除」風邪をひかない。


8、「飢消」空腹を癒す。


9、「渇消」のどの渇きを癒す。

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[ 2010/01/31 13:42 | 仏教医学研究 ]



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