忍者ブログ


仏器
昨日28日早朝、月例の護摩祈祷いたしました。皆様の平安と所願成就を拝みましたので、ご安心ください。


真言宗など密教のお寺には必ずあるのがこの仏具。ご本尊さんの前にあります。



ウチのは磁器ですが、金属製のものが多い。

中央にあるのが火舎。抹香を盛って焼香するもの 。

その両側に三個づつあるのが六器。水、塗香、花の器です。

ここに生花や樒の葉を盛り、作法します。
 
その他に、洗ったお米、もしくは炊いたご飯

それから灯明がある。

水が貴賎に関係なく行き渡るような布施を、

塗香は匂いのように身体に染みつく戒律を、

花を見て微笑むように、怒らず耐え忍ぶことを、

ご飯は、それを食べて心が落ち着くような座禅瞑想を、

灯明で暗闇がぱっと明るくなるような智慧を

それぞれ象徴しています。

さらに、

金剛香菩薩、金剛花菩薩、金剛燈菩薩、金剛塗菩薩、金剛歌菩薩、金剛舞菩薩

という仏さまの三昧に入り、

花の香りと美しさを択び、

妙香を薫じて心を清浄にし、

食事の喜びは禅の悦びのようであり、

灯明は、自分の心を知るという根本的な智慧で世間を照らす

ことを観想します。


信仰は心のトレーニングです。

勉強すれば成績が上がり、

練習すれば試合に勝てるように、

祈りを続ければ、心が少しづつ純化する。


道範師の『行法肝葉抄』には、

浄心を塗香
万行を妙花
功徳を焚香
果徳を飲食
智慧を灯明
自心中心王大日尊心数曼荼羅を供養する
自分の心を自ら供養する
手印は三昧耶曼荼羅
真言は法曼荼羅
四処威儀は羯磨曼荼羅

とある。



PR


[ 2017/01/29 07:07 | Comments(0) | 眞天庵仏教塾・密教塾 ]

コメントを投稿する






<< やきそば  |  ホーム  |  ビールの思い出 >>