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末代真言行者用心
覚鑁さんの『末代真言行者用心』には、

「いかなる心を発す者、必ず悉地を成就するや。謂く、深信ある者、よく悉地を得。いかなるを深信をいふ。謂く、久々に修行して法験を得ずと雖も、疑慮を生ぜず、退心を生ぜざるなり。かくの如くの人必定して悉地を成就す。或いは本尊、行者を試さんが為の故に、或いは諸天等、その信心の浅深を試むがために暫くもってこれを抑ふるが故に。或いは宿障重深なるが故に、暫く不成に似たりと雖も、まことによく成就すれども、自ら知らざるが故に。
或いは魔旬、妨を成して暫く覆蔽するが故に。かくの如き等の種種の因縁あるが故に、疑怠
すべからず。」

とある。


どのような心で修行すれば、悟りという願いが叶うのだろうか。

それは、

深く信じる心のある者が、願いを叶えることができる。

深く信じるということは、

長く修行して、たとえお蔭がない、効果が無いと感じても、

疑うことなく、決して止めずに修行を続けることである。

たゆまず続けていれば、必ず成就する。


なぜ、すぐに効果が表れないのか。

それは本尊が、

行者の信仰の度合いを確かめているのだろう。

また、

行者の業が妨げになり、長い目で見れば、いつの間にか願いが叶っているのに、

それに気がついていないのである。

だから、

疑うことなく修行を続けるべきである。



つまり、

淡々と続けること

不放逸であること

そうすれば、

苦境を乗り越え、悟りの願いが叶う。



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[ 2018/04/07 11:26 | Comments(0) | 眞天庵仏教塾・密教塾 ]

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