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あの年のツクシ
昨日は埼玉草加、谷塚斎場で一日葬。

お通夜を拝まない、この形が最近は多い。

火葬場での葬儀は、出棺移動の時間が不要で、

余裕をもって行なえます。純粋な葬儀で、告別式は無い。


飯田立石では、

昔ながらの葬送が行なわれます。

お通夜は身内親族のみ(それでも親戚が多いから結構な人数になる)で納棺して読経。

翌日は出棺して火葬

収骨後、

斎場で告別式(縁者が焼香に来てごあいさつする告別式で、坊さんは不在)

その後に葬儀、

これは宗教儀式で、僕らが拝む。

葬儀と告別式が分かれている。


で、

出棺の後、葬儀までの間、寺で行法。

時間があるので、境内でツクシを摘む。


昔はいつも何かを摘んでいた。

セリ、ヨモギ、ツクシ、ノカンゾウ、クキタチ、桑の実、・・・。

春は苦味、夏は酸味、秋は辛味。

土と草の中に坐り、

地球の匂いをかぎながら摘む。

大地はすべてのよりどころ。

それは、

一切智々、浄菩提心、自性清浄心、大日如来の象徴。

そこからすべてが始まるから。

そこに総てが含まれているから。


2011年の春、我家は福島県郡山市にあった。

震災原発事故のあと、

学校は閉鎖、自宅待機がつづいていたので、子どもらは毎日遊んでいた。

ある日、

彼らがビニール袋にいっぱいツクシを摘んできた。


あの年は、青梅もだいぶ安かったので、

いつもより多い30キロを漬けた。

それを去年開封して、今は6年物の梅干を食べている。


あのツクシは食べないまま、畑に返した。

いつもと同じではなかった。



ハカマを脱がせ、ごま油で炒めて醤油で煮締める。

青味はノカンゾウ



高野豆腐粉でとじる。

僕はこれがとても好き。



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[ 2018/03/31 05:50 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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