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おみくじを引こう:吉と凶の違い
くじを2000枚用意したのだけれど、

どうやって引いてもらおうか考えています。



これは江戸時代寛政年間の御神籤箱。約220年前のもの。



表に「十一面大士籤」とある。

当時の人は、これを引いて何を思ったのだろうか。

どんな祈りと希望があったのだろうか。



こちらは明治時代のもの。



明治38年
征露
砲兵一等卒

などの文字が刻まれている。

おそらく、銃砲身でつくられたおみくじ器。とても重たい。

日露戦争に勝利し、

人々は何を思い、何を祈ったのだろうか。


そもそも、おみくじの吉や凶とはなんでしょうか。

もし、大吉を引いたのなら、

それは単なる偶然なのだろうか。

因果の法則はどうなっているのだろうか。


密教の修法では、日時を選ぶことを重要視しています。

それは無魔成満のため。

もちろん、おみくじで決めるのではない。

『大日経』に、

期限を決めて修行するときは必ず吉日を選ぶことが書かれており、

日々の吉凶については『宿曜経』に説かれている。

その内容は、

岩原諦信阿闍梨の『星と暦と真言密教』に詳しい。



しかし『孔雀経』には、

一切の日は皆善

一切の宿は皆賢

と観じ、

菩薩はみな威徳を具え

羅漢はみな迷いを断じた、その徳に頼る 

とある。


吉も凶も、

おみくじを引けば、生きる力になるかもしれない。

理想とするものへ心を強く向かわせる力に。

まあ、そんなことは考えなくても、

おみくじを引くことは楽しい。





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[ 2018/11/25 06:53 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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