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お正月の話
一日の始まりは朝ではなく日没から。

ですから、

宵祭り、初夜、前夜祭、イブが始まりの儀式。

新年も12月31日日没から始まります。だから、その夕飯におせちを食べます。

そして、

午前3時過ぎ、寅の刻に後夜という初詣をして、

1月1日の日中、一家揃って新年を祝います。

ちなみに、

元旦は、日の出の瞬間のことです。


お正月は年神様のお祭り。

各家そのものが祭壇になります。だから、家の周りに注連縄を張り巡らす。

季節の野菜や乾物をお供えし、そのお下がりをお雑煮にします。

ちなみに、

神さまへのお供えは白木、人が食べる器は塗りを使います。

鏡餅は心臓を象徴したものですが、そのお餅を下げてお年玉にします。

年神様からもらう、年神さまの力をいただく、ということ。


玄関と床の間は神様の座ですから、きれいに荘厳します。

花を活け、香を焚き、軸を掛けます。

玄関では、

下駄箱の上などの平らな台が神さまの座になりますから、余計なものは置かない。

さらに、

お客さまが来たら、バッグやコートを置いてもらうところですから、家族のものは置かない。



花は季節のもので良いですが、万年青と若松が新年らしくてよろしい。

3,5,7,9,13本など、奇数を活けます。



元旦は松を、二日は竹、三日は梅を飾ります。


正月三日に、お腹の滋養になるトロロを食べるのが北国の習慣。


7日は人日(じんじつ)の節供。七草粥など若菜の料理。青菜に塩をして、粥に盛ります。
 

大みそかの晩、

その年の新酒に漢方薬を浸してお屠蘇を仕込みます。

もともとは井戸の若水に浸け、

以前はミリンに浸けていました。

代表的な薬は、

肉桂:健胃、皮膚の強化
山椒:健胃、利尿
白朮:健胃
桔梗:喉の改善、去痰
防風:風邪予防
大黄:便通改善
陳皮:身体を温め、咳を静める

など。


最近のおせち料理は重箱に詰めますが、

それは持ち運ぶためのもので、

お膳に盛るほうがよいと考えています。



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[ 2015/12/19 09:39 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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