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お経を唱える理由 ~ お経本雑感 7
日本仏教は、儀式を大切にするので、

読経もその中の要素になっています。

また、

たとえば観音様に向かって般若心経を唱えることがありますが、

その般若心経には

観音さまが深い智慧の修行によって、

全てのものは空であると悟った。

それによって、一切の苦から救われた。

と書かれています。

つまり、

観音様の体験を観音さまに伝える、

なんだかちょっと、

イチローにヒットの打ちかたを教えているようなものじゃないかしら。 


そもそも、

なぜ、お経を唱えるようになったのだろうか。

ひとつの根拠が『法句経』241~243

「まじないし(説呪者)のけがれは
 呪を誦んぜざることなり」

でも、この後には、

「これらのけがれより
 さらに多きけがれあり
 無明(まよい)こそは
 最大のけがれなり

 比丘等よ
 このけがれをすてて
 無垢の人となるべし」

とあり、

唱えないことより、愚かさの迷いを捨てることこそ大切、

と書かれています。


『理趣経』百字の偈の後には、

もしこの本初たる妙慧の道を聞き、

毎日朝から、これを口に誦し、あるいは心して人の誦するを聴けば、

全ての安楽と喜びを得るのみでなく、

大楽の全てを与えるという誓いを成し遂げ、

この世において、

全てのものにとらわれない自由自在の喜びと楽しみを得る菩薩の功徳を身につきて、

如来の位を得る

とありますが、


他の箇所では、

妙慧の道を聞いて、これを身に受持(身につけて忘れないこと)し、

口に誦することあれば

とか、

これを身に受持し、口に読誦し、心に思惟することあれば、

となっています。

唱えるだけではないのですね。


でも、

読書百遍、

テキストを何回も読むように、

たくさん唱えれば、少しは理解でき、身につくかもしれない。

経典に書かれていることを実践すれば、もっと身につくけれど。



※SkypeかLINEビデオ通話を使って、

・お経本の解説

・三密行体験

・密教入門:『菩提心論』と『三昧耶戒序』解説

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お気持ちのあるかたは、ご連絡ください。

問い合わせ先:gbqmk185@ybb.ne.jp

 
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[ 2019/04/28 07:40 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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