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お茶漬け
魯山人が『星岡』23号に「天ぷらの茶漬」を書いています。

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本来天ぷらの茶漬けは古い天ぷらの利用にある。

昨日の残り天ぷらだとか、いったん冷えきったものを生かして食う食い方である。

まず火鉢に網をのせ、いったん天ぷらを火にかける。いくぶん焦げができるくらいに火をあてる。

それを熱い飯の上にのせ、塩を適宜にかけるのである。

そして濃いめの熱いお茶をかける。

天ぷらの茶漬けは甘いものを嫌うがゆえに、天ぷらのつゆをかけてはならぬ。必ず生醤油か塩をかけるべきである。

材料になる天ぷらが、良質のものでなければ、うまくならないことは言うまでもない。


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昨晩、妹の家で、母が庭で採ったウド、タケノコ、三つ葉、ユキノシタを天ぷらにしたのが残り、それが僕の朝ごはん。

ご飯に載せて、生醤油をかけ、煎茶を注ぎ、大根とセロリの塩漬けを添える。



朝からお腹いっぱいになる。

家にいる時は朝だけ一食生活なので、お腹いっぱいになると、

今日はもうおしまい

という気分になって眠くなる。

そして、

満腹になると、少し悲しくなる。

お茶漬けは陰性な食べ物だから、余計にそういう気持ちになるのかな。




〇「 淡竹」
  http://shintenan.syoyu.net/Entry/667/



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[ 2015/06/12 09:11 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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