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[ 2024/04/25 20:31 | ]
トレーニング
キャベツの収穫時期。



採れたてをバリバリ食べるのが楽しい。

寮生活の息子が1玉持ち帰る。


豊富に含まれるビタミンUは胃薬になるけれど、

Uは ulcer(潰瘍)の頭文字、

新鮮なものほどたくさん含まれる。

 
それはさておき、

たとえば好きな人がいて、

その人のことを考える。

育った環境、学歴、今の仕事、年収、身長、体重、性格・・・。

そんなことをいろいろ考えても、

その人の本質が分かるわけでもない。

ただ、その人を見て、

心に姿を思い浮かべる。




坐禅瞑想の時、

仏とか空とか無とか、

月とか蓮華とか梵字とか、

いろいろなものを悟りのシンボルとして観想するけれど、

うまくいかないことも多い。

理や義が勝って邪魔をする。


『桧尾口決』には、

「観法のときは、別に義理を思惟せず、ただその形色のみを法のごとく歴然として観ずるばかりなり」

とある。

ただはっきりと、ありありと観ていればいい

ということ。
 
雑念は除こうとすると倍増する。


ただ観る、思うことに集中すると、

雑念に気がつかなくなる。

遊びに熱中している時のように。


このような心の働きは、草木の根のようなもので、

普段は見えないけれど、基礎になる。

そこから、

茎葉花実が育つように、

慈悲や向上心や智恵が生じる。


『大日経供養次第法』に、

もし真言行者にして、財施等の勢力をもって、広く有情を助けることができなならば、

ただ一心に月輪観等の法に住して、ひたすらに菩提心を観ずがよい

もし勢力の広く増益するなくんば、法に住して、菩提心を観ずべし


とある。


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[ 2018/05/26 10:45 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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