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[ 2024/12/22 17:41 | ]
仏教精神身体医学とお坊さんコール
息子が帰ってくると、

翌朝、僕の枕元に、

「6時に起こしてください」

とメモが置いてある。

僕は早起きなので、朝6時前にはひと仕事終えているから、おちゃのこさいさい。

なので、

早起きが苦手なかたへ、モーニングコールします。

どうぞ、ご利用ください。

それだけではもったいないので、仏教の相談ご質問お悩みごとなど、

お気軽にお電話ください。

但し、16時までに。



それはさておき、

以前にも書きましたが、 

『十住心論』冒頭に、

「心病多しといえどもその本は唯一つのみ、所謂無明これなり」
(心の病は数限りないが、その原因は根源的な迷いである)

そして、

「醍醐がすべての病気を治す薬となるように、陀羅尼の妙薬はすべての重罪を消し去り、

速やかに根源的な無知の根を浮き取る」

さらに、『性霊集』九には、

「陀羅尼はすべての病に有効である」

また、『般若心経秘鍵』に、

「真言は不思議なり 観誦すれば無明を除く」

とある。


つまり、

心の病の原因は、無明の煩悩(おろかさの迷い)であり、

それは陀羅尼(観想と念誦)で取り除かれる。


この無明について、他の記述を探してみると、

「この甘露を注いで迷者を潤し、同じく無明を断じて摩軍を破せん」(『秘鍵』)

「身をもって十二因縁を修し、そこに無明の種子を抜く」(『 秘蔵宝鑰』 第五抜業因種心)

「我れ無明に積習せらるるによりて、身口意業に衆罪をつくる」(『大日経開題』 至心懺悔)

「マタの慧眼は無明の昏夜を破し(肉眼を加持して心眼とする)」(『秘蔵宝鑰』秘密荘厳心)


などがあり、まとめれば、

迷い(無明)によって三毒・煩悩・罪が生まれ

陀羅尼の修行によって無明は消える。


この陀羅尼とは、サンスクリット語ダーラーニー(dhāraṇī)で、

記憶、保持、禅定、三昧などの意味があり、

総持と漢訳し、すべての禅を保持し、悪を抑えること。

散乱する五感を制御して、精神を統一した状態が「陀羅尼」


その時、唱えるものに陀羅尼、真言などの文句がある。


具体的には、

座禅瞑想によって恐怖苦難を超え、

臍下丹田(気海)に意識を集中して、気息が調えば万病を消呑し、

足下に集中すれば、風大(腎臓・膀胱系)の不調に効果的。

さらに、

空観の瞑想によって、病を超越する。


『維摩経』には、

「空なる心身に病の生じるは、前世の妄想、顛倒、煩悩による」

とあるけれど、心を調えるには禅定などの仏教的トレーニングがとても有効。

単純に呼吸法を修するだけでも、

内臓のマッサージが行われ、血行が改善します。


心病は脳内の血行の問題だから、

血液を作る食べ物と、血行を良くする生活法が重要で、 

呼吸と瞑想法はそれを促すことに役立つ

と考えています。

 

_______________________________________

※「お坊さんコール」は

0285-35-4901

または

090-6257-1472 




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[ 2017/05/26 11:14 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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