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[ 2024/05/08 12:53 | ]
君を見て僕を知る。
昨日の午後は中学校のプール掃除。


カエルになる直前のオタマジャクシ、ミズカマキリ、アメンボが住処を追われてちょっと気の毒。


汚泥は集めて水を切り、線量を確認してからゴミに出す。

当地ではいまだに、そういう作業が必要とされています。


あの日以来、高圧洗浄機や線量計や医療用手袋が身近になりました。



津波被災地では高台移転のために山を削っています。それはそれで圧倒的、悲惨にも感じられる光景。


居住が制限された沿岸部は、メガソーラー建設予定地などもありますが、今はまだ広大な工事現場のよう。



凄惨を極めた場所は立ち入り禁止区域になり、そんな所には幽霊が出るとのうわさが立つ。

機会を作って拝みに行っています。





それはさておき、

最近では焦げつかない、焦げつきにくい鍋などがありますが、我が家の土鍋はよく焦げる。


おこげは最も陽性な状態。

陽性とは水分がより少ないことですが、内臓、皮膚、気候天候、野菜果物、何でも水分が少ないのが陽性。


だから、陽性過多の物、人、症状には潤いが無い。

だから、陰性な症状にはおこげが効く。カロリーがあるから陽性でお腹を温めます。



焦がした鍋は洗って使いますが、丁寧にコゲを落としても、また同じところを焦がしてしまう。



向田邦子が『夜中の薔薇』(講談社文庫)に書いています。


「一度癖がついてしまうと、それが本当にもとにもどるには大変な手間と努力がいる。

これは人間も同じかもしれない。」


僕の人生はいつも同じところをこがし、それをこそぎ落とし、また焦がしているような気がする。



おこげは今の季節によろしい。


蒸し暑くなって冷たい飲み物やクーラーが欲しくなる。

でも、湿気が多くて体が冷える。


陰性なものが三つ重なるとお腹が冷えて不調になります。

そんな時に、間におこげがあれば冷えすぎない。


炒り玄米を使った料理、焼きおむすび、焼きうどん、グラタン、トースト、味噌炒め・・・・・。



梅雨時の味は酸味。


代謝を良くして肝臓をいたわります。

梅干し1個と昆布出汁1カップをミキサーして梅ドレッシング。


梅酢と練りごま
梅酢と醤油とごま油
梅酢と味噌

梅酢の他に穀物酢、かんきつ酢、レモンなど、何でもいい。




この時期の素材は乾物もいい。湿気の多い時期には乾物。


乾物は「干す」という料理法で味が良くなっているのだから、戻しながら煮る、味を着せる。


豆類は蓋をずらしてえぐみが抜けるようにして炊く。




ところで、


望診法のひとつに「他身五臓」があります。

親の顔を見て子どもの内臓の様子を知る

妻の相を見て夫の様子を知る
親類の相を見て身内の病気を考える
社長の相を見て社員の状態を判断する



これ、結構おもしろいのですが、僕の顔はここ数日の屋外作業で焦げたようになっています。


焦げた顔からは・・・・。


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[ 2013/06/19 13:59 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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