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味噌汁とがんもどき
食時作法では

まずご飯をひとくち (悪いことを断ちましょう、と祈りながら)

次にご飯をひとくち (善いことをしましょう、と祈りながら)

また次にご飯をひとくち( 他のためになることをしましょう、と祈りながら)

その次のお汁をひとくち (修行に励みましょう、と祈りながら)

となっていますが、多くの人は、

「いただいます。」

と手を合わせてから、最初のひとくちは味噌汁でしょう。

味噌汁によって胃液の分泌を促してご飯を食べる、

ということを身体が知っているのかもしれない。


ちなみに、アルコールも消化分泌液をたかめ、末梢血管の血行をよくし、組織の代謝をよくするので、まずは一杯飲むのがよろしい、

と言いたい。


ご飯と梅干とたくあんとごま塩

という生活をしていて、

ある日味噌汁が食卓に出た時の感動は忘れられない。

あの味噌汁はうまかった。具はお麩が2,3個浮いているだけだったけれど。



出汁を引く人と、ダシの素を使う人

昆布やシイタケの精進出汁と、魚の出汁

一種類の出汁と、いくつかの出汁を合わせる

具が多いお椀と、少ない汁

ワカメを入れるか入れないか

具を炒めるか、煮るだけか

油揚げは使うか、使わないか

そもそも、

味噌汁と飲む人と、飲まない人

これらで人生は大きく変わります。



ご飯とみそ汁と漬物の毎日に、

ある日がんもどきの煮物がつけられた時の感動は、他に比べるものが無い。


関西では飛竜頭(ひりゅうず、とか、ひろうす、とか)と言いますが、

『豆腐百珍』によれば、本来は豆腐や湯葉で野菜を炒めた餡をくるんで揚げたもの。


(『豆腐百珍』新潮社から)


それが関東に伝わり、面倒くさいからみんな混ぜて丸めて揚げたのではないか、

と僕は考えています。




名前の由来はいろいろな説があるけれど、

すり身を丸めて揚げた「丸(がん)」からではないか、

と僕は考えています。

中身にキクラゲ、銀杏、百合根が入っているものが上品、

と僕は考えています。


がんもどきは、緑黄色野菜と炊き合わせにすると、女性の健康にとてもよろしい。

もし、押しつぶされそうな孤独感や悲しみが心にある時、

温かい味噌汁やがんもどきは、少し役に立ちます。







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[ 2015/02/09 08:09 | Comments(0) | 米ぞうの家 ]

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