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塗りの木魚
僕らのグループは木魚を使わない。お経も真言も口だけで平音に唱えます。


でも、せっかくあるのだからと、自宅の仏壇前に置いてます。







お参りに来たかたが、

塗りの木魚は珍しいですね。

と言う。



そう言われれば白木のものが多いかな。

手元のカタログを見ても白木ばかりだった。



料理の世界では、白木のお膳やお椀は神仏用。

人間は塗りを使います。おそらく正式な本膳は黒塗り。


その後、料理が映えるので朱塗りも使うようになったのではないかと考えています。


魚は眠る時も目をつぶらない。


だから、寝る間を惜しんで修行に精進しなさい、というのが木魚という名の由来。


そして、背をたたくことで煩悩を吐き出させる、という意味もある。



仏教ではモノに象徴的な意味を持たせることが多いですが、木魚はリズムをとるためのもの。


単調な音を延々と聞き続けるのはなかなか良いものです。


この木魚は仏壇の前にあり、仏壇には位牌があります。


これに「享年84歳」などとあるのを見ますが、ちょっとおかしい。

年と歳が重なっている。


正しくは「享年84」とすべきだろうな。





享年は「天から享(う)けた年。この世に生存した年数」ということ。


行年を使うこともあるけれど、これは「この世に生まれて経(へ)た年数」

どちらも歳は不要。



それから、葬儀などで清めの塩を配るのは止めて欲しい。

死も葬儀も、清めなければならないような汚いものではない。
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[ 2013/05/29 08:25 | 米ぞうの家 ]



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